2012年10月アーカイブ
東三河教育事務所新城設楽支所の先生方や設楽町教育委員会の皆様をお迎えして、授業を通して子ども達の様子を見ていただきました。
「こども達や先生方のさわやかさを頂いた。元気な笑顔が印象的だった」というお褒めの言葉をたくさんいただきました。これからも、毎日笑顔で、たくさん子ども達のよいところを見つけていきたいと思います。
1年国語 ヘルメットのやくめなどをみんなで考えてまとめました。1年生とは思えないぐらい詳しくまとめました。
2年国語 「なまえを見てちょうだい」を気持ちを込めて読めました。主人公の気持ちを考えて、上手に表現できました。
3年国語 「サーカスのライオン」の主人公の気持ちを考えました。感情曲線という、とても興味深い取り組みをしていました。
4年国語 「木竜うるし」の脚本を物語に書き換える学習をしました。脚本にはふつう、書かれていない感情などの表現を話し合えました。
5年国語 木の種類の説明を短冊にまとめたものを仲よく検討しました。
6年国語 「海のいのち」という立松和平さんの小説の主人公の気持ちにせまりました。 物語の核心をつく部分でした。
山ばと生活単元 参観していただいた先生に、しおりの作り方を丁寧に教えることができました。
昨日、小鷹神社の前を通りかかると、大平の区長さんと、神社のご近所の方が、見えにくかった40km制限の標識の前の枝を、一生懸命刈ってくださっていました。駐在さんも交通整理をして協力をされていました。
(枝を刈ってもらって見やすくなった40kmの標識)
ここは、1学期に保護者の皆様にお願いして、通学路の総点検を実施したときに、点検項目として上がったところです。こうして地域の方のご協力により、子ども達の通学の安全が保たれていてありがたく思いました。
同じく学校前の押しボタン式の信号も、行政によって手を加えられていました。たぶん、信号の向きを改良する工事だと思います。
ここも、保護者から「この押しボタン式信号が赤なのに見落として、車が通過してしまう」という要望が上がっていました。
今後も、各方面の関係者の方のご努力で、道路へのペイント等の改善が予定されているそうです。
今日の給食は、年3回実施の「愛知を食べる学校給食の日」の秋バージョン。「地元の旬を味わ
う学校給食の日」にちなんだ献立でした。その豪華さを写真でどうぞ。
メニューは、まいたけごはん、牛肉の野菜巻き、白和え、そうめん汁、米粉のケーキ、牛乳でし
た。ポイントは何と言っても牛肉です。標高約1000mの駒ヶ原の牧場で育った和牛肉です。その
柔らかいこと。
牛肉でさやいんげん、人参、さつまいもを包むのは、すべて調理員さんの手作業でした。一人の
調理員さんが、145個も巻いたそうです。新鮮な野菜がおいしい牛肉で丁寧に包まれているの
ですから、これ以上ないおいしさです。
まいたけも名倉産、そうめんは名倉の無農薬米で作られた米粉を使用していますので、いつもと
は違う食感でした。さらに豆腐と油揚げも名倉のお豆腐屋さん、米粉のケーキも名倉の方が作っ
てくれたものです。こんにゃくは設楽町神田で作られたものですが、あとはすべて名倉産。名倉に
はおいしい食材がいっぱいあるんですね。
2年生と1年生の教室に行ってみました。牛肉にみんな大満足。いつもより食べるのも早かったよ
うです。
次の「愛知を食べる学校給食の日」は、1月下旬の「全国学校給食週間」で行われます。お楽し
みに。
5時間目に全校で「食べ物集会」を行いました。今月が「設楽町からだ強調月間」に当たることか
ら、「食べ物の栄養を知ろう ~食べ物の赤・黄・緑 わかるかな~」をテーマに、いろいろな活動
を取り入れて行いました。
初めは、したら保健福祉センターの栄養士さんのお話です。食べ物を赤・黄・緑に分類し、バラン
スよく食べること、よく噛んで食べること、感謝して食べることを教えていただきました。
次は、今日の給食に出た食材を色鉛筆を使って3つに分類しました。枝豆がどれに入るかで迷い
ました。
そして最後は、ちょっと難しい問題でした。いろいろな食品を3つプラス、どれにも入らないものに
分類する活動です。ふれあい班で相談をしながら取り組みました。迷ったのは、ハチミツ、味噌、
だしの素、食塩などです。
日頃食べている食べ物について見直すよい機会になりました。給食の献立表にも3つに分け
て書かれているので、よく見ておくといいですね。
11月10日(土)に行われる町民音楽会参加に向けて、3時間目に「地域の先生」に教えていた
だきました。当日は2曲歌います。「エール!!」は軽快な歌、「絆」は5月に本校で開催された「愛
知県へき地教育研究協議会総会」で披露した歌です。ともに子どもたちの希望によって決まった
ものです。
久しぶりに歌うので、初めは声が十分出ていませんでしたが、先生に教えていただいたら声量が
アップ、発音もはっきりしてきました。
少しの変化でもほめていただいたことで、子どもたちの意欲が高まり、低音部と高音部のハーモ
ニーがきれいになってきました。
本番まで日にちがありますので、さらにきれいな歌声が響くように練習をしていきます。
あいにくの雨の中、3・4年生が名古屋に行きました。まずはリニモの八草駅から藤が丘駅まで。
自動券売機で、自分で切符を買うという経験はまずないので、「どうやるの?」という声が多く聞
かれました。長久手のアピタがある駅では、「来たことがある」という4年生が何人かいました。
藤が丘駅から地下鉄に乗り、栄駅で下車。3年生と別れて、4年生はNHK名古屋センタービル
へと向かいました。
「わくわくスタジオ」では、全員がニュースキャスターの体験をしました。「プロンプター」の画面に
出た原稿を読むのですが、みんな緊張気味でした。
そして、思いがけないラッキーな場面に遭遇しました。(月)~(金)の午前11時30分から放送し
ている「さらさらサラダ」の公開放送を間近で見ることができたのです。しかも番組のキャスターで
ある、さやか結さんは設楽町の出身ですから、本番前に子どもたちに話しかけてくれました。
昼食後、オアシス21から栄駅に向かう時にも、「さっきはあいさつができなくてごめんなさい」とわ
ざわざ言いに来てくれました。
NHKで時間をとったので、名古屋市科学館での見学時間が短くなってしまいましたが、思い出
になる都市体験学習となりました。
ご近所においしいお豆腐を作っているお店があって、毎年お邪魔しています。今年も2年生4名が取材をしてきました。
・あぶらあげを400枚も作っていてすごかったです。
・あぶらあげがつぶされて、ぺちゃんこになったからおもしろかったです。
・朝の4時にとうふとあぶらあげをつくるのをはじめるから、はやいんだなと思いました。
・あぶらあげをまぜるとき、にがりをしっかりまぜるのがしょうぶでした。
・においはおまめのにおいでした。
・40年おみせをつづけている。だいずを1日で11キロから15キロつかっている。
・じょうきがたくさんでてきて、かいくんのかおが見えなくなっておもしろかったです。
・まめをけずるきかいがあって、下のところから大豆をこまかく切っていたからすごかった。
・大豆を水といっしょに入れると、あわが出てきて、そのままあつりょくなべに入れるとたくさんのあわになってしまうけど、たんさんカルシウムをかけるとあまりあわが出てこなかった。
・一日で、あぶらあげは300うれるのがすごいと思います。
2日目は残念ながら、雨のスタートです。だけど、全員健康です。保護者の皆様ご安心ください。
今日は、各班の先生から、自主研修中の写真が送られてきます。
写真はありませんが、5時すぎに東大寺の見学が終わり、猿沢の池でおみやげタイムに入ったそうです。
おかげさまで、子ども達の行いがよかったのか、近鉄電車に乗っているときに、少し雨だったそうですが、大和八木駅についたら、雨はやんでおり、先ほどまで、全然雨に降られずに旅ができたそうです。
保護者の皆様、全員元気です。
本日の修学旅行記は、あと1回夕食の時間ぐらいにアップしたら終了します。
写真はあとから載せます。代表の子が、出発式で「私の楽しみなことは、三十三間堂で自分の顔の仏像を探すことです。みつかったら、お父さんお母さんのも探します」と、修学旅行の楽しみなことを発表しました。
そして、15人全員が元気に出発しました。
お見送りのご家庭の皆様、ありがとうございました。
在校生のみんなも、ちょっぴりさみしい気持ちをもちながら、6年生に大きな声で「いってらっしゃい」と、声をかけていました。
東納庫川向の黄柳野企画椎茸舞茸工場の富田さんから、カブトムシの幼虫(通称ごっとう)をたくさんいただきました。今年はひさしぶりにでたそうです。
飼育したい学級やご家庭に配ります。
富田さんのお話では、育った場所のおがくずが一番育てやすいということなので、希望があればおがくずも分けてくださるそうです。その場合、不在の場合もあるので、電話をしてくださいとのことです。63-3010
黄柳野企画 椎茸舞茸設楽工場
先週金曜日、校舎建設に向けて新城から大勢の方が名倉小を視察されました。その時に多くの
方から質問をされたのが、図書室とまるねホール内の上の方にある通路でした。金網状になって
いて、下からも見ることができます。
「ここは、子どもたちが登って通りますか?」と訊かれました。遊び心があってスリルも味わえるよ
うな造りなのですが、やはり安全面からふだんは施錠をしています。職員も登ることはまずない
のですが、まずは体験をと思い、登ってみました。
図書室の下から天井を見たところです。登る時はつかまる所があるものの、すべて垂直になって
いるため、腕の力がないと登れません。登ってから中央部分まで太い金網の上を歩きます。
ずいぶん上がった感じがします。中央部からさらに垂直に登ります。
最上部には展望スペースがありますが、3人ぐらいしか入れません。高い所に登ったという感じ
がします。
卒業までに一度は登らせてあげたい気がしました。
午後、新しく小学校を建設したいという学校関係者が視察に見えました。名倉小を建設した当時の記録をひもといて、校長が説明しました。
6年生と山ばと学級の子たちで田植えをして草取りもしてきた稲が実り、午前中稲刈りをしまし
た。田んぼを使わせていただいている「地域の先生」から、稲刈り鎌の使い方や刈った稲の束ね
方を教えていただいてから作業開始。
稲刈り鎌が少なかったため、稲刈りと束ねる作業とを交代で行いました。
刈るときの「ザクッ」という音が気持ちよくて、楽しそうにやっている子もいましたが、わらで束ねる
作業はなかなか大変だったようです。「地域の先生」に教えていただいて、なんとかできるように
なりました。
お昼頃、刈り取った稲が学校に到着。はざ代わりに保健室前の手すりに掛けました
作業をしてみて、昔の米作りが手間のかかる重労働であったことを実感したことでしょう。
次は脱穀です。
3年生は、社会科「店ではたらく人びとの仕事」の学習で、「アグリステーションなぐら」を見学しま
した。みんな行ったことのある場所ですが、見学する気持ちで行くと、いろいろな発見があったよ
うです。
子どもたちは、売られている品物の種類をメモしていきました。この時季は野菜の種類が多く、し
かも名倉でとれたものがかなりありました。
中には、「ハヤトウリ」という、見たことも食べたこともない野菜がありました。
野菜だけではありません。
手作りのお菓子もありました。地元のお豆腐屋さんが、できたばかりの豆腐と油揚げを持ってみ
えました。
果物では、信州のリンゴや梨も並んでいます。キーホルダーなど、観光地で売られている品物に
目のいく子たちもいました。
見学した後は組合長さんへの質問です。「どんな品物がよく売れるか」とか、「お店の人はどんな
気持ちで働いているか」など、全員が自分で考えてきた質問をしました。
最後は、「お母さんの店」で大福餅のプレゼントをいただき、みんな大満足。
安くて新鮮な野菜目当てに大勢のお客さんが立ち寄られる「アグリステーションなぐら」。
野菜を作る人、お菓子や豆腐をつくる人、食べ物を作る人、店で働く人…。名倉に住む人たちの
温かさがいっぱい集まった、自慢できる店です。
毎週金曜日の朝は、ボランティアの方による読み聞かせで始まります。今日も低・中・高学年ご
とにお話を聞きました。身を乗り出して聞く子もいます。
中学年は、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」でした。地獄にいる罪人たちの顔がリアルなだけに、声を
落とした抑揚のある読み方と相まって、教室は静まり返っていました。
実は、この話は2週間前、高学年も聞いています。その時は、「想像力を働かせて聞いいてほし
い」というボランティアの方の意図で、語りのみでした。カンダタ、地獄、極楽、お釈迦様などにつ
いて、それぞれのイメージをもって聞いたことと思います。
しかし、今日はみんな同じ絵を見ました。図書室にある文字の多い本はほとんど読まれていない
だけに、高学年でもさし絵のある方がわかりやすいのかな、とも思いました。
4日(木)に4年生は社会科の学習、「安全なくらしを守る」の勉強で、名倉駐在所を訪問しました。
駐在所では駐在さんから、くらしを守るための警察の仕事の様子や警察官の道具、青パトとパトカーのランプの色の違いの意味などについて、子どもたちの疑問に答えていただきました。また、 パトカーの装備品なども見学させていただき、警察のみなさんが安全を守るために、一生懸命に取り組んでいる様子をとらえることができました。
学校に帰ってから、子どもたちに勉強で印象に残ったことベスト3を聞いてみると①警察の道具②パトカーとその装備品③24時間体制で暮らしを守るために働いている警察の仕事 の順でした。これからの学習に生かしていきたいで す。
設楽町の3・4年生 が集まって、豊田市の交通安全センターで交通安全教室を行いました。
最初に、自転車運転についてのクイズを行いました。正面の大画面に問題や会場の様子が映し出され、交通安全学習センターのマスコットキャラクターの「ひまわりちゃん」が、楽しくルールやマナーを教えてくれました。クイズは早押し形式で、上位の子もわかります。
次に大型車の死角や内輪差などについて学びました。トラックの死角に置かれたバイロンが後輪によってつぶされる様子に、子どもたちも内輪差のこわさを実感しました。
最後に自転車に乗っての実技指導。今まで学んだことを生かして、左右、前後の安全に気をつけて施設内を一周してきました。交通安全について、楽しく学んだ1日でした。
設楽町の中学生が交流をしている、アメリカ合衆国アーリントンハイツ市の中学生と先生方が、
9月27日から滞在されています。
今日は突然でしたが、3人の先生方が、津具小学校訪問の後名倉小にも立ち寄られました。
通訳の方もみえて説明をしてくださるのですが、尋ねられていてもすぐにわからないという極めて
残念な状態でした。
先生方は、木の校舎を「すばらしい」と言われ、冬には床暖房も入ることに驚いてみえました。
校長室に生けてあるヒガンバナもキンモクセイもアメリカにはないとのことで、珍しそうに写真を撮
られました。今年2月にアーリントンハイツ市長さんが来校された時に下さった市旗の前では、懐
かしいものに出会ったかのように、とても嬉しそうな表情をされました。
子どもたちの学習風景や施設をご覧いただいて、30分ほどで帰られました。
明日、設楽町を離れ京都に向かわれるそうです。山里にある小さな小学校のことをまた思い出し
ていただけたら、とても嬉しいです。
教育コンサルタントとして、県内はもとより、全国各地でご活躍されている大西貞憲先生をお迎えして、先生方の授業力向上のために、ほぼ1日の研修を行いました。午前中は、各教室の様子を見て回って頂いて、個別のご指導を頂きました。
5時間目は「資料を活用して書こう」という6年国語の研究授業でした。
研究協議では、まず、担任同士で、今日の授業の良かった所、参考になった所を話し合いました。
・子どもが集中して授業にとり組もうとする姿勢が見られた。
・国語の辞書引きに慣れていた。
・挙手の手がすっと伸びていた。
・班別の発表のときに、他の班と違った意見も堂々と発表できた。
・改善点が見つけられるような資料の提示の仕方をしており、子ども達に分かりやすかった。
大西先生からは、次のようなアドバイスを受けました。
「順番での発表だと、自分の発表が気になってなかなか集中できないけど、今日の授業では子ども達が集中できていた。この原因は何なのか。集中できた根拠を、先生達が日頃から話題にして話し合うと、先生方の授業力が一気に向上します。」
午前中は先生方と個別の話し合いももっていただきました。「こちらの先生方は皆まじめで、素直に私のアドバイスを聞き入れて下さっている。8月にお邪魔して、提案したこともすぐに実行されていた。すばらしい。」と、後でお褒めの言葉をいただきました。
今日一日で、先生方はこうやったら子どもの力を伸ばすことができるという具体的な授業のイメージを持つことができ、たいへん有意義な研修でした。
今日から10月。台風一過とまではいきませんでしたが、「10月」というだけで秋が深まったよう
な気持ちになります。
10月になると「気になる花」があります。それは、秋の代表的な香りである「キンモクセイの花」
です。出勤後、さっそく名倉プール横のキンモクセイの木を見ると、遠くからでも黄色く見えまし
た。咲いてから10日ほどで散ってしまうので、今日の朝礼がチャンスだと思い、枝を切らせてもら
いました。
「この木の名前、知っている人」。去年も見せたのですぐに反応があるかと思いきや、沈黙。
「エーッ?」と思ってしつこく聞いたら、5人ほど手が挙がりました。
次に、1年生の子に匂いをかいでもらいました。「桃のようなにおい」…。(なるほど)
そして、これが今回の話の目玉。ドラッグストアで買ったトイレの芳香剤を見せました。「キンモク
セイ&ミモザの香り」です。
「これは自然の木、こっちは人間が作った物。どっちの匂いがよいか、帰る時までにかいで比べ
てみてください。」と話して、両方を置きました。
1年生と3年生に聞いたところ、ほとんどの子が「キンモクセイ」の方に手を挙げました。香りが強
すぎないのがよいとのこと。
私たちは、子どもに観察させる時、「五官を働かせて」とよく言います。目と皮膚はよく使います
が、鼻を使う、鼻で感じるということは、4年生のごみの学習以外には少ないように思います。
今日は、「秋の香り」を鼻で感じることができたと思います。