2012年2月アーカイブ
例年より梅の開花が遅れていますが、下界でもようやく咲きそうな気配。朝礼で、つぼみのふくら
んだ梅の小枝を見せました。
「これ、何の木か知っていますか?」 初めに出たのが「サクラ」、次いで「モモ」、「ウメ」と出てよ
うやく正解。花が咲いていなかったのでわからなかったのかもしれませんが、「それにしても…」
と意外な反応に不思議な気分。
のは3月終わりから4月初め、追いかけるように
桜と花桃が咲いたことを思い出しました。子どもた
ちは、ほぼ同時期に咲く3つの花の区別がついて
いないのかもしれないという気がしてきました。な
らばしっかり教えておく必要があると思い、校長室
で花を咲かせることにしました。匂いをかいでもらっ
て、「一輪ほどの暖かさ」を実感してもらおうと思います。
今日の献立は、カレーライス、ブロッコリーサラダ、ピーチメルバ、牛乳です。
カレーライスといえば、給食の定番、今も昔も王道を行く献立です。好きな理由は言うまでもない
ことでしょう。
カレーライスを食べていてふと思い出したのは、昔、確か給食週間に「全国一斉カレー給食の日」
の日があったということです。いつごろかとインターネットで調べてみたら、昭和56年(1986)1
月22日のことでした。学校給食開始35周年を記念して、全国学校栄養士協議会が全国の小中
学校にカレーライスを献立にするようにしました。
もう30年も前のことですから、当時の小学校6年生は42歳、中学校三年生は48歳ということに
なります。記憶にあるでしょうか。
当時はまだのどかな世の中だったんですね。今こんなことをしようものなら、「一斉というのは好ま
しくない」「カレーライスにする理由は」「カレーライスにしてどういうメリットがあるのか」などと言わ
れるでしょうね。
これくらいのことにはおおらかな世の中がいいですね。
3時間目に、3・4年生が中心になって「ありがとうの会」を行いました。
毎日登下校を見守って下さる青パト隊のみなさん、「山の小学校の音楽会」のお世話をしてくださ
る方、地域に伝わる「棒の手」を教えてくださる方、合わせて10人もの方が来校されました。
はじめは宝さがしゲームです。縦割り班の中にお客様も入っていただき、道路標識が貼ってある
カードを見つけるものです。10分間に4枚も見つけた班がありました。
次はインタビューです。「毎日交差点に立っていて、一番うれしいのはどんなときですか」の質問
には、「みんなから『ありがとうございました』という言葉が返ってきたときです」と言われました。
習慣になって言える子も半分近くはいると思いますが、まだそうでない子たちもいるので、全員が
言えるようになってほしいと思います。
「棒の手」で得意な演技は何ですか」の問いには、実際に見せてくださいました。
作文と花の贈呈に続いて、最後は全校で「あなたにありがとう」を歌いました。
子どもたちからの感謝の気持ちを伝えることができたと思います。ほんわかした空気があふれて
いました。
6年生が栽培し、脱穀を終えた大豆を使って豆腐作りにチャレンジ。JA愛知東から道具を用意し
ていただき、地元の方と合わせて4人の方に教えていただきました。
水につけておいた大豆をミキサーにかけ、クリーム状になったものを煮ました。
煮たものをサラシの袋に入れて絞ると、豆乳とおからができました。この豆乳を加熱してにがりを
入れたらできあがり。
豆腐とおから蒸しパンも作りました。子どもたちからは、初めて作ったけど楽しかった、思ったより
簡単にできた、家でも作ってみたい、買った豆腐よりおいしかった、などの感想が出ました。
余った豆腐は持ち帰ることにしました。
JAのみなさん、教えて下さってありがとうございました。おかげで失敗もせずおいしい豆腐ができ
ました。
2月も半ばになろうというのに、春の足音はまったく聞こえてきません。梅の開花が平年より遅い
というニュースも流れました。
今日の給食は、6年生によるリクエスト給食第3弾。献立は、キムチチャーハン、わかめスープ、チ
ンジャオロース、牛乳でした。キムチチャーハンは韓国、チンジャオロースは中国、わかめスープ
も中華風の味でした。今の子どもたちは給食で外国の料理が味わえるのですから幸せです。
「好きなもののリクエスト給食もいいけど、子どもたちのきらいなものばかりの献立もいいかもしれ
んよ」と、職員室で食べながら話すと、そこから昔の食べ物の話題に発展。
子どものころは家で食べる料理の種類は少なく、給食の献立も今ほどバラエティーに富んでいま
せんでした。外食なんてない時代だし、たまのごちそうにとても幸せを感じる時代でした。
現代の子は、昔のほとんど野菜中心の料理に耐えられるでしょうか。昔の献立の再現もおもしろ
いかもしれませんね。
設楽町内の中学3年生が海外研修でお世話になっている、アメリカ合衆国イリノイ州アーリントン
ハイツの市長さん、教育長さん方が午後1時過ぎに来校されました。昨日の中学校訪問に続い
ての各小学校訪問です。
到着時は掃除の時間だったので、校内を案内し子どもたちの様子を見ていただきました。
ALTとして英語を教えてくれているパトリック先生もいっしょに見えましたが、自慢のヒゲがないの
にみんなビックリ。
市長さんたちに英語であいさつをした子もいました。でも、みんな恥ずかしそうでした。
5時間目が始まると、6年生が4・5年生に「棒の手」を教えている様子を参観されました。また、
給食を担当している方もお見えでしたので、きれいな給食室も案内しました。
最後は校長室で、設楽町とアーリントンハイツとの交流の旗をいただきました。
わずか45分の滞在でしたが、名倉小のよいところを見ていただけたのではないかと思います。
6年生は3年後に現地で歓迎されるかもしれません。その時には、今日お会いしたことを思い
出してください。
度ですから、ほうきで掃けば片付けられる所
もありましたが、田口から上る坂では大型ト
ラックがスリップして反対車線に止まってい
ましたので、油断はできません。
この乾いた細かい雪はお昼ごろでもまだ降
っており、大雪の被害を受けている人たち
の大変さが想像されました。
2時間目の放課には、児童会の縦割り班遊びでした。雪が降り続いているので、みんな中で遊
ぶかと思っていたら、予定通りに外で遊ぶ班が2つありました。降りしきる雪の中、ドッヂビーで
遊んでいました。他の班は、まるねホールで、子供会卓球大会に向けての練習をしたり、ラケット
にピンポン球をのせてリレーをしたりと、それぞれ楽しんでいました。
縦割り班で6年生といっしょに遊べるのもあとひと月余りとなりました。
今朝の気温は11℃。雨は降っていましたが、息が白くは見えないほどの暖かさでした。
雪だるまはもうただの雪のかたまりとなっていました。登校後、気になって見に行った子たちもい
たようです。
今日の献立は、ごぼうのそぼろ三色丼、すまし汁、ブロッコリーの中華あえでした。
「ごぼうのそぼろ三色丼」は給食初登場で、保健福祉センターの栄養士さんが考案されたものだ
そうです。子どもたちが食べやすいようにごぼうが細かく刻んであります。味付けにしょうがが使
われ、さらに酢漬けしょうがも添えられていました。
しょうがには体を温める働きがあることはよく知られ、昔からかぜのひき始めにはしょうが湯を飲む
とよいと言われてきました。また、殺菌作用があることから、お寿司を食べるときにも出てきます。
さらに、脂肪を分解しダイエット効果もあるそうですから、試してみる価値はあると思います。
大人にはよいことずくめのしょうがですが、ピリッとした辛さは子どもたちの口にはどうだったでしょ
うか。
2時間目に児童会主催の雪だるま作りが行われました。縦割り班で、大きな雪だるまを作ること
が目標です。時間は30分、運動場にはたっぷりの雪。先生は手伝わないということでスタートし
ました。
ところが、昨日の雪はさらさらでなかなか固まりません。固めようと握っても粉々につぶれてしま
う雪でした。
雪を集めては手でパンパンと叩いて大きくしていき、別に作った頭の部分を壊れないようにのせ
てようやく雪だるまらしくなりました。
審査は大きさということで高さがポイントになり、1位になったのが178㎝。雪だるまとはやや、あ
るいはかなり異なる形でした。
背丈は90㎝と低かったけど、一番雪だるまらしい雪だるまの写真を載せておきます。
さて、この雪だるま、日が当たっていますので、いつまで原形を保つことができるでしょうか。
天気予報どおりの積雪。約5~6㎝でした。
7時15分ごろから、青パト隊の方が横断歩道や歩道の雪かきを手伝ってくれました。いつもなが
ら頭が下がります。
やがて、登校した高学年の子たちが自主的に雪かきを始めました。踏まれていない雪はすぐに
集められますが、踏み固められた所はなかなか大変です。
竹ぼうきの先に氷がついていました。吹きつけた雪が融けたのかもしれません。
金次郎さん、雪を背負うのは今シーズン三度目です。平然としているように見えるか、我慢してい
るように見えるか、それともかわいそうに思えるか、子どもたちに聞いたら何て言うでしょうか。
青空広場の雪かきは、面積が広いだけに除雪機が活躍します。
10時前に一通り片付きましたが、また雪が降り、白くなってしまいました。
「設楽町ホームページ」を開き、そこから「インターネット百葉箱」をクリックすると、町内各地点の
最新の画像と気象状況が表示されます。名倉地区は、「アグリステーションなぐら」が測定ポイン
トです。また、気温の推移をグラフで見ることができます。
今日の午前4時の気温は-9℃でした。今日から2月ですが、「この冬一番の寒波」とか「数年に
一度の寒波」が流れ込むと言われています。明日の朝は路面の凍結が心配されます。
凍結と言えば、ビオトープは凍ったまま。3年生の子が以前に割れた氷を持ってきてくれました。
その厚さ、7~8㎝はありました。子どもたちが乗っても大丈夫なくらい凍っています。
来週はいったん気温が上がるそうですから、もしかしたら融けるかも知れません。