2011年12月アーカイブ
昨日の積雪がまだ融けず、一面の銀世界です。20㎝は積もったようです。路面は凍結、3学期
になったら、凍り付いた道を子どもたちが登校してくるんだなと思いながら、ゆっくりと歩いてみま
した。
風景としては最高なのですが、生活のことを考えると雪はありがたくはないですね。
春から秋は花に囲まれて幸せそうだった金次郎さんも、今は薪の上に雪をしょって一人凍えなが
ら立っているようです。
運動場手前にあるビオトープはカチンカチンに凍っていました。子どもなら乗れるかもしれません。
青空広場には除雪機が置いてありました。昨日今シーズンのデビューをしました。
ひのき通りにも雪が溜まり、ベンチには雪がドカッと座っているようでした。この雪、いつごろ融け
るのでしょうか。
終業式の始まりは5・3・1年代表児童の発表です。
どの子にも共通していたのがマラソン大会でした。練習の時から本番まで、がんばり続けた様子を話してくれました。
続いて子どもたちに話をしました。
2学期、みなさんの様子を見ていて、いつもうれしく思ったのは、「一生懸命にがんばる姿」でした。
雨で一日延びた運動会。最後の鈴割りに勝って優勝した白組と、くやしさでいっぱいの赤組の子たちの様子。みんな全力を出し切りました。10月の研究発表会。大勢のお客さんの前で、自分の考えが言えるかなと思いながら教室を回りましたが、そんな心配は吹っ飛びました。大きな声で堂々と発言している姿がいっぱい目に入ってきました。11月のマラソン大会。参加した子全員が完走しました。そして12月の学芸会。たくさんのセリフを覚えたり、楽器の練習をしたりと大変でしたが、これも乗り越えて立派に発表しました。
一生懸命がんばったことで、みんな力をつけてきています。その様子は、後で担任の先生からいただく「はげみ」にも書かれています。
力には、「目に見える力」と「目に見えない力」があります。「目に見える力」というのは、足が速くなったとか強いボールが投げられるようになったとか、鉄棒で新しい技ができるようになった、テストでいい点が取れるようになったなどです。では、「目に見えない力」って何でしょうか。
それは、最後までやり抜く強い心、思いやり、やさしさ、感謝する心などです。先週から児童会役員の子たちが始めた「よいことの木」。自分でも葉っぱを貼った人、何人いますか? 貼ってあるのを見て、「これはもしかして自分のことじゃないかな」っていうのがありましたか? 周りの人のことを考えて自分から進んで動いた人はとても偉いし、そういう行いに気づいて葉っぱを貼ってくれた人も偉いと思います。もっともっと葉っぱが増えていくと、名倉小学校はさらによくなっていくと思います。
さて、明日からはいよいよ冬休みです。いつもより長く、18日間もあります。みなさんに必ずやってほしいことがあります。それはお手伝いです。年末はどこの家でもお正月の準備で大忙しです。今度は家で、家族のことを考えて、自分で「よいことの木」を作ってください。よいことをいっぱいして「目に見えない力」もつけてください。寒い日が続くと思いますが、病気や事故に遭わないように気をつけて、新しい年2012年を迎えましょう。1月10日、新しい気分で3学期が始められることを願っています。
少し長くなりましたが、2学期も青パト隊を始め大勢の方のおかげで無事に終えることができました。ありがとうございました。
5年生は3・4時間目に家庭科で調理実習をしました。「ごはんとみそ汁」です。みそ汁の具が班
によって違い、わかめ、豆腐、カブ、なめこ入りなど様々でした。ごはんとみそ汁だけでよく食べら
れるものだと感心し、試食をしたら煮干しのだしがよく出ていてなかなかの味でした。
さて今日の給食。何と赤だしのみそ汁に玄米ごはん。多少量を減らした子もいましたが、食べき
りました。いくら食べても肉がつかない子どもたちがうらやましく思えました。
「さっき作ったみそ汁とどっちがおいしい?」と、調理員さんには悪い質問をしてしまったところ、
「自分たちで作ったみそ汁の方がおいしい」という答えが返ってきました。
冬休みには家でも作ってくれるとうれしいですね。
今朝、田口では雨に雪が混じる程度だったのが、名倉に上がると雪です。うっすらと積もっていま
した。登校中に雪を集めて持ってくる子もいたので、朝礼で聞いてみました。
「雪が降るとうれしい人」。3分の2ぐらいの子が手を挙げたのには驚きました。雪を見慣れている
はずの名倉の子たちでも、うれしいんですね。(大人は通勤が心配なのでうれしい人は少ないと
思いますが…)
気温1~2℃、雪が舞う中でも、2時間目の放課になると外で遊ぶ子たちがいます。サッカーに雪
合戦と元気いっぱいです。でも、サッカーをしている子の多くはフードをかぶっていました。それで
も遊びたくなるのが子どものすごいところです。元気を少し分けてもらいたいものです。
午後1時過ぎ、カタカタというかすかな揺れがすぐにグラグラッという揺れに変わり、地震だとわか
りました。「地震です。机の下にもぐりなさい」という放送がすぐに入りました。
ところが、まるねホールで遊んでいた子どもたちは揺れを感じなかったようで、放送を聞いて教室
に戻ろうとしたようです。このことから、あわてずに避難態勢をとることの徹底を強く思いました。
震源は岐阜県美濃東部、地震の大きさはマグニチュード5.2、設楽町は震度2でしたが、足助
は震度4でしたので、名倉もそれくらいはあったように感じました。
今朝の気温は0℃。ビオトープに氷は張るし、ひのき通りの床板も凍っていました。
そんな中、学芸会が行われ、まるねホールの中は大勢のお客さんの熱気に包まれました。
さすが本番だけあって、月曜日の総練習とは比べものにならないほど子どもたちも集中し、劇に
音楽にと真剣な様子が伝わってきました。
クラスの人数が少ないだけに、セリフの数も多く、その上器楽の練習と大変でしたが、そこが子ど
ものすごいところ。大人では到底覚えられないような長いセリフでもちゃんと覚えて、動作までつ
け、先生に指導されたとおりにやるのですから頭が下がります。
午前の部には、来年入学する保育園の年長さんが歌を歌い、地元のコーラスグループ「ドリー
ム」のみなさんもすばらしい歌声を聞かせてくれました。ありがとうございました。