2011年11月アーカイブ
今朝の気温はマイナス2℃。花壇の土はカチカチに凍り、校舎東の日当たりのよいビオトープにも
氷が張っていましたが、幸い風は吹いていませんでした。
マラソン大会を始める頃には小春日和の陽気となり、低学年(600m)、中学年(1000m)、高学年
女子(1200m)、高学年男子(1500m)の順に走りました。
学校横の通称「ふれあい坂」の上りがきつく、家の人の声援を受けて走り抜きました。苦しそうに
走る姿も見られましたが、全員が完走できたことが最大の喜びでした。友達を応援し励ましてい
る姿にも感動しました。
新記録は1年生2人でしたが、ほとんどの子が自己最高記録を出し、実り多いマラソン大会となり
ました。
12月11日(日)の学芸会に向けて、各学年が練習に取り組んでいます。昨日は3年生が舞台で
練習をしていました。舞台に立つと、位置や動作、声の大きさなど本番を意識した練習ができま
す。今年の各学年の演目は次のとおりです。
<劇>
1年 むかしばなし「こうぼうぐり」
2年 かさこじぞう
3年 ないた赤おに
4年 わたしたちの「ごんぎつね」
5年 パオパオの木
6年 天すけとぐ太郎
<音楽>
1・2年 (歌)はる なつ あき ふゆ、歌えバンバン (合奏)たぬきのたいこ、よろこびのうた
3・4年 (合唱)七つの子、いろんな木の実 (合奏)山のポルカ、おどるポンポコリン
5・6年 (合唱)ありがとう (合奏)人生のメリーゴーランド、コンドルは飛んでいく
全 校 (合唱)南風にのって、ともだちはいいもんだ
本番までに、どのように仕上がっていくか楽しみです。
1年生4人は、12月に行われる学芸会で、名倉に伝わる昔話「こうぼうぐり」を劇にします。
今日は午前中の時間を使って、伝説の舞台となった猪乃沢地区にある「吹き上げ峠」と弘法栗の
実物を見に行きました。2年生の子のお父さんが現地を案内してくださいました。
吹き上げ峠は、昔は神子谷下と猪乃沢を結ぶ生活道路だったそうですが、今では山道になって
しまい、目指す弘法栗は藪の中にひっそりと立っていました。今では栗を取る人もなく、他の木に
負けてしまっていました。時期も過ぎており、ほとんどの実は落ちてしまい、わずかなイガと実を
拾うことができました。
帰りに、八幡神社の社殿も案内していただきました。名倉の伝説がどんな劇になるのか楽しみで
す。
修学旅行最終日は、ジャンボタクシー2台に分乗して平城宮跡、法隆寺を見学しました。
その前に、朝の猿沢の池ともう一度興福寺を見ました。運転手さんの「カメがたくさんいるよ」
という話を聞くと、子どもたちは風景よりカメ探しに集中してしまいました。
次は平城宮跡。昨年遷都1300年祭が行われた場所で、その広さに大人は呆然。朱雀門から
大極殿までの往復は、見通しがよいだけにいっそう遠く感じられました。でも、そこは名倉の子。
日頃徒歩通学で鍛えているので、愚痴もこぼさずに歩きました。
次の法隆寺でも広い境内を歩き続けました。お昼時になってきたことと、11月とは思えない暑さ
とで、さすがの名倉っ子も歩くのが遅くなりました。
しかし、名古屋駅からのバスの中ではまた元気復活。旅行の思い出で盛り上がりました。
今回の修学旅行で、子どもたちの心に何が一番残ったのか、聞いてみたいところです。
近鉄奈良駅から旅館に行き、荷物を置いた後、まず東大寺大仏殿。正倉院展開催中ということ
もあってか、一般観光客から修学旅行生まですごい数の人。大仏様の鼻の穴のくぐり抜けでは
また20分近く並びました。ここでも大人数の学校は入口で指示する先生、出口で引っ張る先生
に分かれて大忙しでした。その後、中国人の団体が続き、ようやく順番が来て12名無事通過。
若草山散策途中、みやげ物屋で昔ながらの木刀を買う男子が数人。定番の鹿せんべいを多くの
子が買うと、鹿がすぐに寄ってきました。
奈良公園には、現在1100頭もの鹿が生息しているそうです。春日大社の神の使いとして大切
にされていますが、交通事故で死ぬ鹿も多いそうです。
旅館での夕食会場には張り紙までしてありました。どこの旅館でも、「修学旅行でよい思い出を
作ってあげよう」と、もてなしてくれていることを感じました。
2日目の最初は清水寺。市バスに乗り「五条坂」下車。朝一番なので空いていると思ったら、そ
れは舞台までのことで、石段の下を見たらすごい数の修学旅行生。目指すは「音羽の滝」。
大人数の小学校は、引率の先生たちが次々に長柄のひしゃくを渡し、終わったらそれを殺菌、ま
た次に渡すという連続作業。とても慌ただしい様子でした。
大人数が去ってようやく水を飲むことができましたが、願い事はしたのでしょうか。
次は班別研修。清水からはまた市バスで「三十三間堂前」下車。念珠作りと和菓子作りに分か
れました。和菓子作りの班は予定の時間より早かったので、鴨川まで散策しました。
さて、その和菓子作り。「七條甘春堂」さんでお世話になりました。創業150年のお店です。
築150年の店の2階で、職人さんから教えていただきました。とてもやさしく、ほめながら教えて
くれてみな大満足。和菓子を3つ作り、2つをおみやげ、1つを自分たちでたてた抹茶といっしょに
いただきました。
京都の言葉に触れ、自分たちのことも伝えるというとてもよい体験ができました。
10月31日から11月2日まで、6年生12名による2泊3日の修学旅行が無事終了しました。
京都や奈良に行くのも、新幹線に乗るのも、ほとんどの子が初めてだし、大勢の人の中で生
活する機会もないので、公共のマナーを学ぶという点でもよい体験ができました。
1日目はまず映画村に行きました。月曜日ということもあってか、意外なほど空いており、ゆった
りと回ることができました。子どもたちの一番の興味は映画のことよりも、「お化け屋敷」に入るこ
とだったようです。
映画村から金閣寺までは市バスを乗り継ぎました。12人プラス引率3人が一度に乗るため、乗
車に手間取っていると、運転手さんから「早く奥に詰めてください」と言われました。日頃あまり強
い口調で言われることのない子どもたちにとっては、少しこわいという印象をもったようでした。
金閣寺は傾きかけた日が当たって、いっそう光り輝いて見えました。
旅館での夕食です。ご飯を5杯食べた子もいました。
夕食後、京都タワーに行きましたが、展望台が修学旅行生で大混雑。ゆっくり夜景を見るどころ
ではありませんでした。みやげ物売り場も同様で、短時間で買い物をすませました。
入浴後は部屋での小遣い帳記録と反省会を行い、1日目終了。