2011年10月アーカイブ
3・4年生が都市体験学習で名古屋に行きました。バスは2号車、津具小、田峯小と一緒です。
稲武からグリーンロード、長久手を通り、地下鉄一社駅前で下車。目的地である「でんきの科学
館」がある伏見駅までの乗車券を買います。
4年生は去年も経験しているので何ともなかったのですが、3年生は初めてとあって、改札口で
乗車券を恐る恐る入れる子もいました。車内にはさすがに人が多く、ずっと立っていました。
でんきの科学館に着いたら、思わぬ歓迎をしていただき、みんな感激!下の写真をご覧くださ
い。子どもたちがロビーにいる間ずっと表示されていました。
科学館見学後、栄の丸善書店に行きました。学級文庫に入れる本を買いに行ったのですが、目
的の本がなくてその場で選ぶことになり、少し手間取りました。
出発時刻が迫っていたので、超早足で栄駅に向かいました。東山公園駅で降り、集合場所には
何とかセーフ。さすが名倉の子でした。「もうエラーイ。もっとゆっくり!」なんて言う子は1人もいま
せんでした。
名古屋での滞在時間がもう少しあるとよかったのですが、地下鉄に乗って、名古屋の空気も吸っ
て、人の多さも実感した子どもたち。どんな感想をもったか聞いてみたら、「また行きたい」「今度
は人が少ないときに行きたい」などと言っていました。
朝礼で、先週金曜日朝の靴箱の様子を撮った写真を見せました。揃えられていない靴の写真を
次々に見せて、持ち主の子に手を挙げてもらいました。残念ながらそれほどよくなかったというこ
とです。最後に、きちんと揃っている靴を見せました。気持ちがよいということに気づいてくれたよ
うでした。「靴の様子には、その人の心の様子が表れているんだよ。靴が揃えられない人は、机
の中や身の回りも整頓されていないのです」と話して終わりました。
掃除が終わった5時間目、靴箱を見に行ったら、すばらしい変化でした。ピタッと揃っていました。
子どもたちの前向きな姿勢がうれしくなりました。あとは、これが「習慣」になるまで見続けようと
思います。
2年生の校外学習は、3つのグループに分かれて「名倉の名人」を訪ねました。
有機農法の米作り名人にお会いして、子どもたちはあらかじめ考えてきた質問をしました。
農薬を使うと害虫を食べてくれるクモまで死んでしまい、病気が出やすいこと、とれたお米はもみ
のまま保管しておくこと、アイガモは世話をするのが大変ということなどを教えていただきました。
最後に手鎌で稲刈りまでさせていただき、刈った稲は学校に持ち帰りました。
トマト作り名人を訪ねたグループは、ロックウール、水耕ロボなど、聞き慣れない言葉を聞き、実
際に作っている様子を見て、トマトの数の多さに驚きました。帰る時に取れたてのトマトをいただ
きました。
お豆腐作り名人を訪ねたグループは、店の中に入れてもらい、豆腐や油揚げのできる様子を見
学しました。豆腐屋さんは朝早く起きて仕事をすること、「おいしいお豆腐をお客さんに食べてほし
い」という願いをもって作っていることをなどを話されました。豆腐屋さんでもできたての豆腐や油
揚げ、おからをいただきました。
「名倉の名人」のみなさんは、とてもやさしくしていただき、子どもたちは大満足で帰ってきまし
た。本当にありがとうございました。
今朝の名倉は霧が一面に立ちこめていました。
左の写真は、学校から国道を北東に進んだ船
戸橋の信号です。いつもここに元駐在さんが青
パト隊として立っていてくださいました。しかし、
もうその姿は見られません。
昨日、お仕事で作業中、不慮の事故で亡くなら
れてしまいました。今朝は臨時朝礼を行い、子
どもたちにも伝えました。辛い時間でした。
5年もの間、駐在さんとして名倉小の子どもたちの安全を守ってくださいました。名倉が大好き
で、退職されてからも、毎日出勤前に、「おはようございます」と言って子どもたちを迎えてくださ
り、子どもたちもはみんな安心して道路を横断していました。
今は元駐在さんのご冥福をお祈りするとともに、交通事故に気をつけて安全な登下校をすること
が私たちにできることだと話しました。
3連休明けの朝、何となくだるそうな様子が見られましたが、授業が始まるとまたいつもの元気
が戻り、学校生活が始まりました。研究発表会まであと10日。校内の環境が整っていきます。
花壇の花もまだ輝いています。その中にある校歌碑について紹介します。
名倉小の校歌ができたのは、昭和63年2月。開校130年余りの歴史がある学校なのに、校歌
ができたのはわずか23年前。それまでは校歌がありませんでした。「校歌がないのはさびしい」
「校歌がなくて肩身が狭い」という卒業生の声が高まり、校歌制定準備委員会を設立。校区の方
から基金を募り、当時桜丘高等学校で音楽を担当していた田辺秀治先生に作詞・作曲を依頼し
ました。田辺先生は名倉の地を訪れ、「簡単で歌いやすい曲に」という要望を受けて創作にかか
かられました。
こうしてできたのが、スペースシャトルも出てくるユニークな校歌でした。子どもたちが元気にのび
のびと育ち、未来に夢をふくらませるような歌詞です。 儀式で歌うとき、みんなの心は弾んでいま
す。
今朝の登校時の気温は12℃。名倉の冷たい風が吹き、気温よりさらに低く感じられました。
朝礼で後期児童会役員等の任命後、キンモクセイを見せました。
「この木の名前、知っている人」と聞いたら、誰も手を挙げず驚きました。「どんなにおいがする?」
と聞いても、答えられませんでした。朝礼後に聞いたら、「トイレのにおい」と言う子もいました。
自然がいっぱいの中で生活していても、意識しないと植物にまでは目が向かないようです。
このキンモクセイは、旧名倉中でひっそりと咲いていたものでした。
5時間目、5年生は先日の林業体験学習でわかったことを発表し合いました。これからどんな学
習に発展していくのか楽しみです。
今年度も折り返し点を過ぎました。