2011年6月アーカイブ
5時間目に、新城保健所の歯科衛生士さんをお招きして「歯の教室」を行いました。歯のクイズ
からむし歯のでき方について説明を聞いた後で、卵を酢につけるとどうなるかの実験を見ました。
左は卵の一部に魔法のクリーム(フッ素)を塗ったもの、右は何も塗ってないので、小さな泡が
出て溶け始めています。この実験から歯科衛生士さんから3つのことがらを教えていただきまし
た。
①よくかんで食べること…唾液の働きでむし歯ができにくくなる。
②歯みがきをしっかりすること
③フッ素の力を借りること
最後に、新しい歯みがきの曲に合わせてみんなで歯みがきをしました。
「歯の衛生月間」も残り2日となりましたが、毎日必ず使い、一生にわたって使う歯は大事にした
いですね。
文字通り「夏に至る日」となり、さすがの名倉高原にも蒸し暑い空気が流れ込みました。午後4時
の気温27℃。ようやく夏の到来です。
ところで、名倉小の玄関前には「二宮尊徳像」が建っています。石像右側の標柱には「昭和十五
年元旦」と記されています。名倉の子たちの目標
となり、心の支えとなって励まし続けた時代があ
りました。旧校舎時代から70年余り、場所も移
動していますが、毎朝子どもたちを迎えてくれて
います。今の子どもたちの目にはどう映っている
でしょうか。
左の写真は1か月前の様子です。花に囲まれて
幸せそうです。
横から見た尊徳像です。薪を背負ってやや前かがみです。
右の写真は、旧名倉中に今も建っている尊徳像です。直立に近く、小学校の像よりもやや大きい
ようです。
尊徳像がある花壇は、土を起こして秋花壇の準備中です。ちょっぴり寂しそうですね。
今日は午後、1・2年生が苗の移植用のポットに土を入れました。そのうち、マリーゴールドやサ
ルビアなどが花壇を彩り、尊徳さんも喜んでくれることでしょう。
NPO法人「名倉の風」のお世話により、「第3回 山の小学校の演奏会」が3・4時間目に行われました。今回は愛知県立芸術大学を卒業後、プロとして活躍されている朝倉ゆきさん(フルート)と田中敦子さん(ハープ)の演奏です。
全校児童と保護者だけでなく、設楽町内外からのお客様も鑑賞されました。 まずハープという楽器の大きさにビックリ。そして奏でる優雅な音色、フルートの澄んだ音色と合わさって、思わず目を閉じて聴き入ってしまいました。
途中で演奏体験のコーナーがあり、6年生男子がフルートに挑戦。見事に音が出て大勢の方の拍手をいただきました。
続いてハープ。重さに驚いた子もいましたが、弦を弾くと柔らかな音が出ました。最後には名倉小学校の校歌まで演奏してくださり、全校で歌いました。
本物の楽器に触れ、間近で聴いた楽器の音色は子どもたちの耳に長く残ることでしょう。
初夏のさわやかな風景、静かな山里に響くようで、とてもゆったりとした気分になれました。