毎週金曜日の朝は、ボランティアの方による読み聞かせで始まります。今日も低・中・高学年ご
とにお話を聞きました。身を乗り出して聞く子もいます。
中学年は、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」でした。地獄にいる罪人たちの顔がリアルなだけに、声を
落とした抑揚のある読み方と相まって、教室は静まり返っていました。
実は、この話は2週間前、高学年も聞いています。その時は、「想像力を働かせて聞いいてほし
い」というボランティアの方の意図で、語りのみでした。カンダタ、地獄、極楽、お釈迦様などにつ
いて、それぞれのイメージをもって聞いたことと思います。
しかし、今日はみんな同じ絵を見ました。図書室にある文字の多い本はほとんど読まれていない
だけに、高学年でもさし絵のある方がわかりやすいのかな、とも思いました。