災害時に危険を予測し、自らの身を守る行動や減災につながる行動ができるように、今年は、煙道体験と消火器の使用体験をしました。
新城消防署設楽分署からみえた講師が紹介されると、緊張感がただよってきました。煙道体験は、校舎内の部屋を利用しました。煙が充満した部屋の戸を開けると中は真っ白。怖さがあったと思いますが、勇気を出して中に入っていきました。
ハンカチを口にあて、姿勢を低くして、ひざや手を床につけずに上手に出口から出てきました。高学年はさらに難しくなり、部屋の中の電気を消して行いました。前が見えない恐怖の中で、机や壁をたよりに少しずつ進み、出てきたときには、ほっとした表情でした。
外では、水の入った消火器の使い方を体験しました。ねらいを定めて水を真っ直ぐに出すことはとても難しかったようです。距離を工夫したり、ホースの向きも工夫したりして行うことができました。