先日あった成人式を話題に、校長先生からキャリア教育についてのお話がありました。
8年前に名倉小を卒業した子たちは、一昨日成人式をすませた人達です。奥三河総合センターで成人式が行われました。名倉小学校を卒業した人は12人いました。新成人として、大人の仲間入りをしました。男の人はだいたいスーツを着て、女の人は振袖を着ている人がほとんどでした。
設楽町の成人式では、パンフレットにこういうことが書かれています。一人ひとり、将来こういうことをやってみたいとか、現在こういうことをしているということが書かれています。
名倉の子はどんなことを書いてあるかとよく見ました。ここにいる○○君のお兄さんが書いていることを見てみました。○○君のお兄さんは、現在名古屋のホテルでシェフとして働いています。他にも、例えば歯医者さんに勤めるための仕事をしているという子が、女の子で二人いました。それから地元に帰って農業を継ぎたいという子もいました。
それで、その子たちは、そういう夢を実現しようとしてがんばっている小学校のとき、どうだったのかなと思って探してみました。小学校6年の時に書いた文集です。その子達はこういうことを書いていました。
○○君のお兄さん。「僕と私の未来予想図」というところで、「18歳になったらパン職人になるための勉強をする」と書いてありました。そして今、名古屋のすごく大きなホテルで調理師として働いています。6年生のときに思った夢、ものを作るということ、食べものを作るという仕事を、自分の仕事としてやろうとしている。素晴らしいなと思いました。
もうひとり、○○さんという人がいました。成人式の中で、今、京都の大学で美術品を治したり、修理したりそういう仕事を研究するための大学に行っていると話していました。この子は6年生のときに、文集にこう書いてありました。「昔のことを勉強するために、大学にいって考古学部があれば入る。そして21歳のときに、博物館の学芸員になる。」と、こういう夢を持っていて、そういう大学で勉強していました。すごいなと思いました。
あと、自衛隊に入っている子とか、将来先生になるための勉強をしているとか、いろいろなことが書いてありました。6年生はあと8年後、1年生はまだ13年も後になりますが、小学校のときの夢をもち続けて実現できたら素晴らしいなと思うし、まだそういったことが決まってなくても、これから自分でこうものになりたいなと努力してほしいと、少しずつでもいいからやっていって欲しいと思います。
これから文集を書くと思いますが、ぼくは、わたしはこんな人になりたいなと、詳しく調べるといいと思います。