12/20 6年生の学級通信より

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戦時中のお話を聞き、平和の大切さを感じました。

image 先週の13日(金)に青木さんのひいおじいさん(後藤治夫さん・99才)に、満州事変からシベリア抑留当時の様子をお聞きしました。

満州では氷点下50度という信じられないくらいの寒さの中で戦い、騎兵として数々の戦場を駆けめぐってこられたそうです。また、その後のソ連によるシベリア抑留では、毎日、少しの魚が入ったおかゆばかりの食事、さらには徹夜の作業も強いられ、寒冷のウラジオストクの地で栄養不足と重労働の日々を過ごされました。

治夫さんといっしょに記念撮影

image現在の日本では考えることができないくらいの生活の中で、子どもたちが印象に残った言葉として「戦争中は戦っていることが、こわくなかった。戦争が終わってから、こわくなった。」というお話です。戦争という状況の中で、日常の感覚や考えも変えてしまうほどの日々が続いていたことを強く感じたようでした。(その後、子どもたちと名倉小裏の忠魂碑で名倉の戦死者数をざっと数えると161名でした。多くの方の犠牲の上に、今の世の中があることを感じます。)

2022年3月

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