少し間が空いてしまいましたが、27日の「校歌制定25周年を祝う会」の続きです。
翌日の中日新聞東三河版に大きく報じられ、多くの保護者や校区の方、さらには校区外の名倉
小出身の方々にもご覧いただけたことと思います。
始まる前、校歌伴奏者(6年児童)を田辺先生が指導してくださいました。これで出だしのところ
のテンポが変わりました。
校長あいさつの後、代表の方2人校歌制定当時の思い出話を聞きました。25年前の思い出をた
どるために、同級生からの話を集められるなど、時間と労力をかけていただいたことをたいへんあ
りがたく思いました。
いよいよ田辺菜美子さんの歌声です。初めの「サウンド・オブ・ミュージック」の歌声に圧倒されて
しまいました。澄んだ声は名倉の山々からこだまが返ってくるようでした。2曲目は田辺秀治先生
が作られた「たいせつな手」、最後に「わたしのお父さん」をイタリア語で歌われました。
一般席から「アンコール」の拍手が出るほど、 歌声に魅了されていました。
子どもたちの感想では、「話している時と歌っている時で、どうしてそんなに声の大きさがちがうん
ですか」という素朴な疑問も出ました。
最後は、田辺菜美子さんの指揮で、子どもも大人もみんなで校歌を歌いました。
25年前の再現です。違っているのは指揮をされているのが娘さんであり、新しい校舎であり、そ
して児童数が120数名から40名に減っていることでした。 これが25年の時の流れです。次に
25年経ったとき、子どもたちはお父さん、お母さんになっていることでしょう。
何年経っても、人や名倉の様子がどんなに変わっていっても、名倉小の校歌がずっと歌われ続
けていくことを願わずにはいられません。
今回、大勢の方のおかげで一つの区切りをつけることができました。ありがとうございました。