3/15 4年生算数、仲よく学び合い

4年生は、担任の先生が不在なので代わりに教室にいきました。用意してくれたプリントで学び合っていました。8人が机をつきあわせて、チャイムが鳴る前から集中しています。

「みんなと相談してプリントを進めましょう」かかれた学習ガイドのプリントをもとに、支援員さんも、暇をもてあそぶほど、自分たちで学習を進めていました。

チャイムが鳴って「もう終わるよ」といっても、「え、もう?」「もっとやりたい。」「楽しかったな。」という声が上がるほど、45分以上集中していました。

 

①最初の動画では、手前の女の子が「平行って2つしかなかったっけ?」という声が聞こえます。動画にはありませんが、「仮分数、帯分数」とか、「180°」「概数」などの、算数の専門用語が自然と飛び交うことで、自然と知識も身についていきます。

奥の、立っている女の子は、手前の男の子の解き方に注目しています。ほおづえをついた子も同じ。その子は途中で首を振ります。男の子のやり方の間違いを、アクションで教えています。立っている女の子は、次に奥の女の子に目を配ります。立っている女の子は、学び合いをつなぐ役目をしています。

 

②次の動画は、まず真ん中の子(さっきは立ち上がっていた子)がマスクの子に、わからない問題を質問し始めます。「友だちに質問できる」というのは見えない学力の1つです。とてもいいことなんですが、マスクの子がそれに答えて、丁寧に教え始めます。マスクの子にとって、友だちに教えるという作業は、その子自身の学力向上につながります。

隣で聞いていた女の子が、自然とその中に入り、さらに手前の男の子が参加します。こうして4人の学び合いが始まりました。最後に、あとから参加した手前の女の子が、一言「ありがとう」といって、4人の学び合いが終了しました。この「ありがとう」という言葉が自然に出るのが素晴らしいことです。最初に質問した女の子にとってもとてもうれしいことだと思うのです。こういう関係ができている4年生だからこそ、最後に「楽しかった」という言葉で授業が終わり、4年生の絆がますます深まっていきます。

2022年3月

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