3年生は毛筆習字を初めたばかり。今日はひらがなの曲がりの練習でした。学習のめあては2点。
①曲がりのとき、穂先が、上から左にかわる。
②曲がりのとき、筆の軸を回さない。
子ども達はめあてを教師とともに確認すると、各自で練習を重ね、最後に3枚清書をします。そのうち1枚に名前を書いて提出することになっています。できたら、お友達に提出の候補の習字を見てもらい、どっちがいいか聞いています。(教師はどちらがいいか聞かれても、「友だちにきいてごらん」といって、判断を下さないでいます。子ども達に、考えてもらいたいからです。)子どもは自己評価と相互評価によって、今日の学習を振り返っています。
子ども達は、「『つ』の曲がりがとても上手だね。すごいじゃん。」「上手にかけたね。いいなー」と、とても素直に認め合う言葉を伝えています。3年生でも、すでに理由をつけて、どちらがいいかを説明できている子もたくさんいます。こうして、自然と書写のポイントを覚えた3年生は、めきめき実力をつけていきます。
多くの子が、きれいな「曲がり」を決めています!