名倉に来ると道路にはシャーベット状の雪があり、学校に着いたらまたすごい雪。子どもが来る
前に横断歩道の雪かきをと思い、やったみたところ、「なんだ? この重さは!」と叫びたくなるほ
どの重い雪でした。去年には味わったことのない感触です。
一方の横断歩道付近の雪は、すでに誰かがかいてくれたようでした。
朝早くから、子どもたちが歩きにくくないようにという思いから、どなたかが雪かきをしてくれたよう
です。
反対側の歩道では、近所の方が雪かきをしてくださっていました。きれいになったところに子ども
たちが歩いてきました。
自分の家の前だけでも大変なのに、歩道の雪かきまでしていただいたことに驚きました。他人の
ことには関わらないという風潮がある世の中で、人のために力を出すことの大切さを教えていた
だきました。
ものすごい強風が吹きつけていましたが、心がぽかぽかしてきた朝でした。湿った雪は、まだ遙
か遠くにいる春を呼ぶ雪ではないかと思いました。