4年社会の学習として、浄水場に見学に行ってきました。役場職員のお二人が迎えて頂き、ていねいな説明を頂きました。
段戸の水源から送られてきた水は、この浄水場で、緩速ろ過等によってきれいになります。
ペットボトルでも濾過の実験ができますという説明がありました。このろ過池 も小石や砂でろ過をしています。かなり水もきれいです。
このあと、プールと同じく塩素が適量注入され、厳重に残留塩素量を検査した後、東納庫配水池や学校のそばの西納庫配水池に送られ、各家庭に配られます。
子ども達の「たいへんなことは何ですか」という質問に対しては、「昨日も、塩素量などの警報が働いたので、夜の11時に仕事をしたんですよ。安全な水を供給してあたりまえ、ちょっとでも失敗するとお叱りを受けたり、町民の生活に影響するので、それがたいへん」という答えが返ってきて、教員として役場職員の大変さを感じました。他にも「水が原因不明のまま減っていったとき困った」というお話もいただきました。
「この仕事をやってよかったと思うことは」という質問に対しては、「うまくできて当たり前の仕事だから、『いつもご苦労様』と言われるとそう思う。また、今日のように皆さんが見学に来てくれて一生懸命話しをきいてくれるのもそう思う」という有り難い言葉をいただきました。
社会の学習というのは、実際にその仕事に携わっている人の苦労に触れることだと思います。大変勉強になりました。