曇り空でも暖かい一日でした。
6年生は、名倉小で5年ほど前から行っているブナの記念植樹をしました。講師は、ブナの植樹
により森林保護を進めている加藤さん。探鳥会でもお世話になっている方です。段戸山麓の所
有されている山林内で行いました。
植樹場所に着くと、「名倉小の森」という看板があり、シカの食害から守るための緑色のネットと、
白い標柱が何本も立っているのが目につきました。今日設楽中を卒業した子たちの名前ですか
ら、3年前に植えたものだとわかりました。
加藤さんから説明を聞いた後、標柱に名前や好きな絵や言葉を書きました。
唐鍬(とうぐわ)を使って穴を掘り、ブナの苗木を植えました。最後は標柱を立てて完成。
自分のブナの木がどれくらい成長していくのかが楽しみになりました。足を運ぶ機会はそうないと
思いますが、植樹したことは覚えておいてほしいですね。
さらに今回は特別に、加藤さんがあらかじめ採取した「サトウカエデ」(?)の樹液で作ったシロッ
プも味見をさせていただきました。「プリンのカラメルみたい」「甘い」という声が聞かれ、ずっとスプ
ーンをなめている子もいました。
自然のすごさをまた一つ教えていただきました。標柱から苗木まで、全部用意してくださって本当
にありがとうございました。