2022年3月アーカイブ
来年度前期の児童会役員を決める立会演説会を行いました。
立候補者の声を一部紹介します。
「ありがとうを相手に伝え、笑顔がいっぱいの学校にしたい。」
「最近歌の発表ができてないので、お家や地域の人に歌声を届けられるようにしたい。」
「グループを工夫して、いろいろな人と遊びを通して触れ合えるようにしたい。」
「今年よりも多くの人が参加できるクイズを用意したい。」
「自然探検隊を作って活動したい。」
演説を聞く側の姿勢、選挙管理委員の取り回しも立派でした。
会の終了後、立候補者に尋ねてみました。
T「演説であいさつ運動を続けるって言っていたけど、実際今年は効果あったのかなあ。」
候補者A「うん、ぼくもそれは思ったんだよね。どうしたらいいかなあ。」
候補者B「でもね、あいさつ運動をやって意識するようにしないと、もっとあいさつしなくなると思うよ。」
さらに掘り下げたくなってきました。
私たちは、名倉小学校の6年生です。
1年間五平もちのことを勉強してきました。五平もちは名倉の郷土料理ですが、作る人があまりいないことが分かりました。私たちは、このままだと五平もちがなくなってしまうのではないかと考えました。だから、五平もちのことを調べて作れる人=「五平もちteacher(ティーチャー)」になりました。今日は、その五平もちteacherが、五平もちの作り方を伝授したいと思います。
ぜひ作ってみてください。
☆五平もちの歴史☆
名倉では、山の講のときにお供え物として使われていました。
↑↑↑↑↑ 山の講のようす
昔はタレに蜂の子を入れてタンパク質を摂取していたそうです。親戚が集まるときや、お客さんが来たときなど、たくさんの人が集まるときに、五平もちを作ってみんなで食べていました。ですが、最近は、作るために必要な道具がなかったり、手間がかかったり、アグリステーション名倉で買ったりできるので、作らなくなってしまいました。
タレの種類は、えごま、ピーナッツ、ねぎみそなど色々あります。おもしろいことに、地域や家庭ごとに違うタレが存在します。自分でタレを作ってみてもいいですね。
ブログ以外にもパンフレットで作り方などを紹介しています。
パンフレットは、アグリステーション名倉に置いてあります。
ぜひ、パンフレットを手に取りつつ、五平もちを買ってみてください。
アグリステーションなぐら 設楽町西納庫森田32
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
☆タレの材料&作り方☆
<米1升に対して>
◎MIXダレ◎
ビーナッツ80グラム、くるみ60グラム、ごま100グラム、かつお節20グラム、しょうゆ200㏄、砂糖200グラム、みりん100㏄
↑↑↑↑↑ MIXダレの材料
◎ねぎみそダレ◎
太いネギ4本、みそ260グラム、砂糖400グラム、みりん100㏄
↑↑↑↑↑ ねぎみそダレの材料
◎作り方◎
ねぎみそダレのねぎは、一口サイズに切ってすりばちに入れ、すりこぎですります。
MIXダレのナッツは、フライパンでいってすりばちに入れ、すりこぎですります。
そのあとは、それぞれ残りの材料を入れて、混ぜたら完成です。
☆五平もちのつくり方☆
1.お米を普段と同じように炊く。
2.炊きあがったご飯をつぶす。
3.ご飯を五平もちの形にする。(手でも型を使ってもOK!)
4.火をおこす。五平もち焼き器にスギの葉、炭の順に入れ、ライターで火をつける。
5.タレを作る。(上の通りです)
6.串につけたご飯を白焼きにする。
7.タレをつけて、表面がぷつぷつするまで焼いて完成!
☆作り方のコツ☆
ねぎみそダレのコツは、ねぎをすりこぎでたたいてつぶすことです。ねばねばするまですってください。
↓↓↓↓↓ MIXダレのこつは、いるときに、少し香りがしたら火を止めることです。
↓↓↓↓↓ ご飯をつぶすときのコツは、ご飯がすりこぎにくっついて、炊飯器が持ち上がるまでつくことです。でも、つきすぎるとべちゃべちゃして、おいしくなくなります。
くわしくは、パンフレットにのっています。ぜひ読んでください。
※パンフレットは、アグリステーションなぐらに置いてあります。
***********************************
【あとがき】
私は五平もちを調べてみて、くわしい作り方だけではなく、歴史も知ることができました。
特に印象に残っているのは、山の講で五平もちをお供えしていたことです。私が住んでいる地区でも山の講をやっていますが、五平もちをお供えしているところを見たことがないのでおどろきました。(昔は私の地区でも五平もちを供えていたらしいです)
五平もちを通して、名倉のことを知ることができたのでよかったです。(R)
私は、五平もちを調べてきて分かったことがあります。それは、ご飯のことです。つぶし具合によって食感が変わってしまうし、串に水をつけてしまうと、串にご飯がつかなくなってしまいます。このようにご飯をつぶすときには、たくさんのコツがあるから大変です。(M)
私は五平もちを調べてみて、分かったことがあります。それは五平もちの大切さです。五平もちのような郷土料理があることで、家族との団らんや、地域の人との関わりをもつことができます。
私たちの作ったこのブログで、とても大切な「名倉」の郷土料理がこの先なくなってしまわないように、五平もちが続いていってほしいと思います。(H)
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
「6年生を送る会」を開きました。6年生に楽しい時間を届けたいと願い、5年生が中心となって企画をしてきました。
入場から6年生は笑顔いっぱい。この時間を心待ちにしていたことが伝わってきました。
6年生の好きなもの当てゲームや1年生の時からの写真紹介など、工夫の感じられる出し物でした。先生たちの劇は、・・・・・・うーん、どうだったでしょう。
6年生一人一人からのメッセージは、マスク越しでも十分に思いが伝わってくるものでした。
他にも在校生からプレゼントが届けられたり、給食では「卒業お祝い弁当」が用意されたりするなど、卒業一色の日でした。あと11日を大切に過ごしてください。
また悪戦苦闘しながら、今日のために全力を注いできた5年生にも、拍手を送りたいと思います。