10月24日 【開校150周年、閉校の年 学校周辺紹介シリーズ⑥】井戸、ポンプ

旧清嶺荘わきの校舎西トイレの後ろには、使われなくなった井戸があります。また、校舎の後ろには、井戸とポンプがあります。井戸とポンプは、現役で、校舎前面の池に水を供給してくれています。

「田峯学校百年のあゆみ」(昭和48年)によると、

「田峯小は、地形的に水に恵まれず、水との戦いの連続であった。学校裏に井戸を掘って水が出て見ると、水質が悪くてだめ、運動場側に掘ってもだめというように常になやまされてきた。」

「昭和27年の12月22日には、学校評議員会長の七原藤三郎さんが自ら率先して、清嶺荘わきに新しい水を求めて井戸掘りを始め、昭和28年1月23日に至って、新井戸にモーターポンプを控えつけ給食室・手洗場便所等に配管を完了した。」

「しかし、この井戸も水が少なくて長持ちせず、水源湧水にもとめ、さまざまな地点を探索したが、いずれも水源が補足、十分な水を得ることができなかった。最近になって、農地の休校が相次ぎ、水田への水がいらなくなり、東区竹下孫史郎さんの山にかなり有力な水源が確保されることになったばかりである。」

 先人のおかげで、現在の田峯小学校が水に困ることがないのだと思いました。ありがとうございます。

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2023年10月

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