2020年2月アーカイブ
体験入学を行いました。新しく入学する女の子1名とお母さんが来校され、保護者の方に説明している間に、子どもたちは、すくすく委員会の「虫歯ができるまで」の発表を見て、全校遊びの交流、低学年との体験授業(交流会)を行いました。
すくすく委員会の寸劇は、ミュータント菌が虫歯を作る様子を楽しく説明してくれました。
全校遊びでは、全校児童11名と鬼ごっこやドッジボールをして楽しみました。
その後で、低学年との交流をしました。紙芝居を見たり、宝探しをしたりしました。宝探しでは、見つけた宝に新入生に向けたメッセージが書いてありました。最後に田峯小の廊下の雑巾がけの説明もしていました。楽しく過ごせたようでよかったです。1年生一人だけですが、まわりの子どもたちの温かさが伝わって、少しは安心してもらえたらうれしいです。
奉納子ども歌舞伎を行いました。「弁天娘女男白波 稲瀬川勢揃いの場」「義経千本桜 吉野山道行きの場」を子どもだけで行い、大人が演じる「菅原伝授手習鑑 寺子屋の場」にも何人かの子どもが出演しました。さすが田峯の子どもたちです。当日は、堂々とセリフや所作を練習のように出し切りました。これまでの頑張りが表れていたように思います。たくさんの声援とたくさんのおひねりをいただき、充実した舞台となりました。地域の方、保護者の方、谷高座の方と二人のお師匠様など、これまで応援していただいた方たち、当日たくさんの声援を送ってくださった方たちには、とても感謝しています。ありがとうございました。子どもたちにも感謝の気持ちを大切にしてほしいと思います。
1月の半ば過ぎから、毎日けいこを積み、本日を迎えました。伝統芸能への取り組みは、どこまでも、追い求めるものがあり、ここでよいというところが明確ではありません。そのため、できるようになればなるほど、さらに求められるものが高くなります。ここまでの取り組みはとても大変でしたが、よく頑張りました。努力を積み上げることが、自分を変え高めることにつながります。学びというのは、その繰り返しのように思います。
白波五人男
義経千本桜
寺子屋
低学年が国語の学習で「あなのやくわりの説明」をまとめたものを発表しました。「穴あきおたま(穴杓子)」の説明では、おたまの方にあいている穴と取っ手側についている穴の説明をしてくれました。黒板についている磁石フックにかけたときは思わず笑ってしまいました。「鉛筆のキャップの穴」の説明では、用途の説明の後に、もしなかったらということで、筆箱の汚れを実際に示して説明したところがとてもよかったです。「ホイッスルの穴」では、穴を閉じると音が鳴らないことを示している姿がほほえましかったです。
説明がはきはきしていました。また、説明内容が明確で、実物を用意し、説明の中に「もし穴がなかったら」などのユニークな視点を盛り込んだ説明は、聞く人を引き付け、とても楽しい説明でした。
奉納歌舞伎当日まで、最後の一週間となりました。子どもたちは、セリフを覚え、動きや所作もほとんど身につけました。しかし、今週からさらに細かい動きを身につけるために、お師匠さん、地域の方々に細かくアドバイスをいただきました。芸の域というのは、どこまでもどこまでも続くので、なかなか大変ですが、子どもたちも真剣な表情でアドバイスを聞き、一つ一つの所作などに気を付けて取り組んでいました。また、大人歌舞伎に出演する子は、後見としての練習をします。芸の奥深さを感じますが、子どもたちはよく頑張っています。当日は、堂々と子どもたちらしい歌舞伎を見せてくれると思います。
先週に、後藤裕道様からメッセージと差し入れのお菓子をたくさんいただきましたので、子どもたちに配りました。子どもたちはとても喜んでいました。いつもお心配りをしていただきありがとうございます。