今年も下流域地区からの水源地域への感謝訪問がありました。午前中に田原市市役所とJA愛知みなみの職員の方が3名おみえになりました。今年も下流地域では、水不足に悩まされることなく、たくさんの作物ができたそうです。水に困ることなく、農業を営むことができるのも、水源地域からきれいな水をたくさん供給してくれるからだそうです。今年も水源地域へ感謝の気持ちを込めて、子どもたちにたくさんのみかんをくださいました。ありがとうございました。
2017年11月アーカイブ
町の音楽会が無事に終わり、朝の表現活動はいよいよ来年度に向けた取り組みが始まりました。6年生が担当していたバスとテナーのリコーダーに4、5年生が入り、木琴を担当していた低学年がソプラノリコーダーに挑戦します。6年生は、新しくバスとテナーの担当になった子達へのアドバイザーとしてかかわってくれます。6年生をみるとリーダーとして成長してきたことがよく分かります。リーダーとしての成長を目標に取り組んできたことが、確実に実を結んできたと感じます。人の成長は簡単ではありません。目標を意識して取り組んできたからこそ、苦労を繰り返しながら、失敗を糧に、成功を励みに、少しずつ変わってきたと思います。人は急には変われません。努力の積み重ねが大切だと思います。
高学年の保健の学習で、豊橋の助産師さん、設楽町の保健師さん、清嶺地区の在住の妊婦さんが来てくださり、命についての学習をしてくださいました。受精のこと、命が誕生するところ、母親の胎内で成長する様子、羊水の中での子どもの様子など、細かなところまで丁寧に教えてくださいました。また、実際に超音波による映像を見せていただき、体内にいる子どもの頭、心臓の動き、手、足、骨、へその緒、羊水など知ることができました。体内で過ごす週を重ねるごとに大きくなっていき、人の形をなす様子もわかり、命の誕生を実感することができました。また、おうちの方からの手紙を読み、自分の存在の大切さが分かったのではないでしょうか。命の重さを感じ、自分が生きる意味、自分や他の人の命の大切さを知って、これからを生きていけるとよいと思います。自分自身もあらためて命の尊さを感じることができました。よい学習になりました。
交流会におきまして、田峯小PTAが優良家庭教育推進組織顕彰を受けました。PTAが地域との橋渡し役となり、地域で子どもを育てている活動の様子を、田峯小PTA会長さんが代表して発表しました。最初に田峯観音奉納歌舞伎の子供歌舞伎のビデオを見ていただき、その後で地区の伝統行事・田峯観音奉納歌舞伎への取組の様子、伝統産業である茶摘みの親子活動や茶業組合との連携の様子、地域の環境を生かし、地域の方に講師をしていただいたビオトープ活動、PTAが地域に働きかけて行っている絵本の読み聞かせ活動などを具体的に説明しました。その後の指導講評や記念講演の講師の方の話の中で、地域の中の子育ての様子をほめていただきました。愛知県教育委員会より会長さんに感謝状が渡されました。
マラソン大会に向けて、1回目の試走を行いました。低学年は1000m、高学年は、1500mを行い、自分の記録を超えるようにがんばりました。学校周辺の道路をぐるりと回ります。アップもしっかり行い、低学年からスタートしました。1年生は、長い距離を走るのは初めてですが、3人とも最後まで走りきりました。1年生は、この記録更新を目指して2回目の試走にがんばります。3年生から4年生になった子たちは、距離も伸びるため、この日の自分の記録を目標にします。昨年と同じ距離を走った子達は、何人も昨年の自己記録を更新したようです。あと2週間練習ができます。自己ベストを目指してがんばってほしいです。
学校の活動の中で、もっとも苦しく辛い活動がマラソン大会に向けた取り組みです。苦しいときに、自分の心に働きかけ、もうひと頑張りし、自分の限界に挑んでほしいと思います。こうした経験は、粘り強さやがまん強さ、人の辛さがわかるやさしさなど、生活の中のいろいろな場面で生きてくると思います。自己の記録に挑む中で、人として成長ができるとよいです。
今日は、雨が降り、マラソン練習が外でできませんでした。そこで、講堂で動き作りを行いました。足の使い方、足の回し方、地面の押し方など、基本的な動作が身についてくると、効率的に走れます。スキップ、ももあげなどを行いました。正しく動かすことは、すぐにはできません。思うように動かなくても、よいイメージを思い浮かべながら、試行錯誤を繰り返し取り組んでいくと、少しずつよい動きに近づいていきます。中学生でも、なかなか簡単にはできません。ギクシャクした動きを何度も繰り返しながら、失敗を恐れずやることが大事だと思います。体を動かしながら、「これぐらい上げるのかな」「こういうタイミングで押すのかな」など、考え、調整しながらやるとよいです。まずは、思い切って動いてみるとよいと思います。
台風の影響で国旗掲揚塔が大きく傾いてしまいました。地元のカネハチ建設さんに見ていただきました。どうも、台風の影響だけでなく、中で腐食していて、そこへ強い風があたって傾いたのではないかということでした。
この日は、国旗掲揚塔の修繕工事に来てくださいました。クレーンで抜いてみると、腐食で折れかかっていたようです。折れているところから切断し、塔は少し短くなりましたが、台座の隙間をうめて、整えていただきました。
町民音楽会の日が来ました。最初に、田口特産センターで行われている造形展を見学しました。設楽町内小学校5校、中学校2校が授業の中で制作した作品を展示してあります。自分と同じ学年の子達が作ったものを見たり、他の学年や中学生の作品を見たりするのは、とてもよい刺激になります。来年度に向けて創作意欲が高まったと思います。
造形展を見学した後、奥三河総合センターに行き、発表のリハーサルを行いました。ステージの立ち位置などを確認し、演奏しました。観客席には関係者が数名いただけですが、広い会場を見て、ずいぶん緊張したのでしょうか、演奏する音に緊張感があらわれていました。
午後12時30分に音楽会が始まり、田峯小は2番目でした。リハーサルでずいぶん緊張しているようでしたので、見ているこちらも、ドキドキしてきました。スムーズに始まると「埴生の宿」「エーデルワイス」「いつも 何度でも」の3曲を落ち着いて演奏することができました。しっかりした音で、よく合っていて、みんなの心が一つに合わさってきれいな音になりました。リハーサルで失敗したところも、間違えることなく、最後までよい音色を聴かせてくれました。とてもよい演奏でした。
いよいよ12日の日曜日が音楽会となりました。最後の仕上げとして、5時間目に全校で練習しました。幕が開くところから始めました。高学年が曲紹介をして演奏に入る段取りを確認して演奏しました。先週外部講師の清水さんが丁寧に教えてくださったことを確実に進歩させていました。それぞれの高さの音が一つになるように音を合わせて吹く意識が高まり、とてもよく合っていてきれいに聞こえました。また、しっかりと音が出るようになり、会場でもお客さんに心のこもった音を届けられると思いました。高学年が最後に取り組んだ「エーデルワイス」は、音が重なりきれいな音になってきました。「いつも 何度でも」は、低学年にも中学年にも難しい曲でしたが、よく取り組み完成度を高めたのは、感心しました。当日に向けて、準備は整ったようです。これまでの練習を一生懸命によくがんばりました。その学んできたことをすべて出してくれればよいと思います。
本校におきまして、郡複式教育委員会の授業研究会が行われました。郡内各校から12名の先生方が、複式の授業を見に来られました。この日は、5、6年の算数を行い、5年生は図形の面積、6年生は反比例についての学習を展開する様子を見ていただきました。たくさんの先生方が、参観している中でも、子どもたちはいつものペースで、自分たちらしく授業ができていたのが、とてもよかったです。
授業後の研究協議会では、複式授業のあり方、支援の様子などについて、活発な意見交換がされました。講師には、津具小学校の氏原先生に来ていただき、適切な助言をいただきました。北設楽郡は、これから複式の学級が増えていきます。今後も、そのための準備、研修が行われていきます。
町の音楽会に向け、最後の仕上げとして、老人クラブの皆さんに聴いていただきました。区の改善センターに行き、「埴生の宿」「エーデルワイス」「いつも何度でも」の3曲を演奏しました。発表当日も、「埴生の宿」「エーデルワイス」「いつも何度でも」の3曲ですが、よい発表の機会となりました。当日は、自己紹介はありませんが、この日は、地域での演奏ということで、「……の孫で……です」「……にすんでいる……です。」というように自己紹介をすると、会場からたくさんの拍手をいただきました。学校の関係者以外の方に、学校とは違う場所で、発表できたことは、当日に向けたよい経験になったと思います。老人クラブの皆さん、ありがとうございました。
区民運動会に参加させていただきました。朝10時から白鳥神社の祭典があり、それが終わると、小学校のグランドに区の方々が集まって見えました。朝から、消防の方と、女性の方が炊き出しの準備をしていましたので、集合するとまず、昼食をみんなでいただきました。おにぎり、味噌汁、バーベーキュー、焼きそばなどとても美味しかったです。学校の方から区長さんに、「青い目の人形グレースの卒寿のお祝い写真」を区民の皆さんと撮影させていただけるようお願いしてありました。区長さんの呼びかけで、食事が終わると、児童会長がグレースを抱え、そこを中心に小学校をバックに区民の皆さんと記念写真を撮ることができました。
その後は、準備体操、グランドゴルフゲーム、じゃんけんゲーム、子ども尻尾取り、玉入れ、○×クイズと続いていきました。グランドゴルフゲームは、8チームほどがありましたが、チームでの競争ではなく、誰が一番早くホールインワンをするのかという、個人が豪華賞品を目指したゲームで、とても楽しそうでした。じゃんけんゲームでは、教え子が子どもを連れてきていて、その子とじゃんけんをすることができました。競争を楽しむというよりは、みんなでふれあいを楽しむという和気あいあいとした雰囲気がとてもよかったです。最後の整理体操では、急に「児童会長」というご指名があり、心配してみていましたが、動じることなく、堂々ときれいな体操をやりとおしたのは、すごいと思いました。地域が子どもを育てている一面を見ることもできました。楽しい1日を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
町の音楽会が近くなり、仕上げの練習に入ってきました。この日は、外部講師の清水さんによる今年度3回目の指導をうけました。通して演奏できるようになり、さらに細かい視点で、教えていただきました。音を合わせる意識や音のつなげ方、吹く強さの調節など、小節を区切りながら、丁寧に見ていただきました。人数が少ないため、一人ひとりの音が明確になるので、なかなか大変ですが、清水さんの話をよく聞き、一生懸命に調整しました。一つ一つの音に意識が深まると、少しずつきれいでよく合った音になっていきました。当日は、これまで学んできたことを精一杯出してくれればよいと思います。一生懸命取り組んできたので緊張しますが、失敗を恐れず発表すればよいと思います。緊張も失敗も勉強です。きっと思いのこもった音を届けられると思います。
設楽町と田峯区は、以前から淑徳大学と交流がありました。田峯区では、先日の「だみね城まつり」にも協力してもらいました。今回、大人との交流ではなく、子どもとの交流をメインに行いたいということで、中学年と交流することになりました。事打合せの後、6限目に、自己紹介、フルーツバスケット、木のキーホルダー作りを行いました。顔合わせでは、元気なあいさつが響いていました。フルーツバスケットでは、児童、大学生ともだんだんに雰囲気に慣れ、楽しく過ごしました。キーホルダー作りでは、材料に「杉」と「桧」の二つを用意してくれました。匂いで嗅ぎ分けようとしましたが、なかなか判断が難しいようでした。サンドペーパーで面をきれいにし、紐をつけてキーホルダーが出来上がりました。子どもたちは思い思いのキーホルダーを手にしてうれしそうでした。楽しく過ごすことができ、よい交流となりました。