2015年7月アーカイブ
本校の子どもたちは、午前中の涼しい教室を活用した「自主学習会」に積極的に参加しています。
習字やポスターの作品を早めに仕上げたい、という子がほとんどですが、中には「自由研究」や「読書感想文」が心配で、担任の先生と話している姿もあります。夏休みの風物詩ですね!
さて、夏休みは、「先生たちの学習会」も充実させています。
今日は、昨年度、愛知県道徳教育研究大会の発表をされた、前豊橋市立羽根井小学校長・藤原喜郎先生を講師にお招きして、本校を会場に、郡内の先生方の道徳教育研修会を行いました。
「テーマ発問」を中心に、新しい道徳の授業のあり方について学び、模擬授業を含めたアクティブ・ラーニング形式で研修を深めました。今後、郡内の子どもたちに、研修の成果をふまえた授業づくりを通して還元していきたいと思います。
田原にお住まいの藤原先生は、かつて子供歌舞伎の田原公演があった折、PTA役員として本校児童を宿泊させていただいており、その後、何度か田峯にお越しいただいているそうです。浅からぬご縁のある藤原先生には、昼食に、当地の味・五平餅をしっかりと味わっていただきました!
開式の前に、“峯っ子”一人一人が、「1学期をふり返って」そして「夏休みに向けて」の両テーマでスピーチをしました。
高学年からは、「みんなのために」や「みんなを引っぱって」「自分だけでなく人のことを考えて」など、頼もしい1学期のがんばりが伝わってきました。
中学年、低学年からは、一輪車、リコーダー演奏、漢字や計算の学習など、1学期に目標をもち、挑戦をした元気な様子が伝わってきました。
校長式辞では、校訓「じょうぶで なかよく がんばる子」に向けた今年度のキャッチフレーズ「だ・い・す・き」に照らして、“峯っ子”のよさをふり返ることができました。
そして、この夏、「だいすき」なことを楽しむとともに、家族や友だちなど「だいすき」な人の思いに応え、自他の命を大切にするようお願いをしました。また、興味をもって地域文化にふれるなど、新しい「だいすき」なものを見つけることにも期待をかけました。
地域のみなさんには、この1月半の夏休みの間、さまざまな面で“峯っ子”がお世話になりますが、よろしくお願いします。
職員一同、健康で有意義な夏休みになることを祈っています。
中学年が、総合的な学習の時間の実践で「ビオトープ協力隊」を結成して早2か月!地域の方のご厚意で、田んぼの脇に広がる湿地帯をお借りし、楽しみながら地道な活動を続けており、先月末には授業公開もできました。
14日、学期最後の「ふるさと先生」加藤さんに学ぶ調査の日を迎えるにあたって、中学年は「全校の仲間にも知らせたい」と、全校活動を提案してくれました。職員をはじめ、設楽町の地域おこし協力隊・中井さんも、興味津々で参加です!
中学年がそれぞれ「隊長」となって、3隊に分かれ、自分たちの学びを伝えたり、新しい発見をめざして一緒に調査をしたりして、楽しい時間を過ごしました。
高学年女子は、小さな1年生の安全面をとても気づかっています。「滑る」「転ぶ」「はまり込む」湿地帯で、みんなが楽しく学習できるよう、心配りをしている様子がよくわかります。
まるで「宮崎アニメ」のような、すっきりと晴れた田園地帯の中、子どもたちの歓声が響きます。
「マツモムシは、背泳ぎみたいに泳ぐね!」
「コオイムシは、自分より大きなカエルを食べるって!?」
観察したことや、加藤さんのお話をもとに、まさに体で学ぶ体験ができました。
帰校後は、加藤さんからいただいた写真資料をもとに、今日見つけた生物についてしっかりとまとめができました。
地域の豊かな自然について、みんなで思いを高める日になりました!
「今日のなかよしタイムは、運動場で・・・」
児童会の放送が入り、第2時限の後の長い休み時間の「お楽しみ」が始まります。
しかし、今日は、なんだかいつもと違う雰囲気です。
高学年の一部が欠席しているところで、低学年がよく知らない新しい遊びを進めますが、「鬼になりたい!」1年生の希望をかなえたところ、なかなかうまくゲームが成り立ちません。
途中から「こうしたら」と動き始める仲間・・・
ただ、全体に知らせずに「変更」して「えっ?」の声も・・・
一生懸命に説明しても伝わり切らないもどかしさ・・・
こんな「楽しくない」経験も、ときには子どもたちに必要となります。小規模、少人数の学校で、1年生から6年生までが一緒に遊ぶとき、事前の準備を含めて、各学年の立場になって、
「よく話し合おう」「分からないことは何?」「こうしよう」
と、みんなで考える時間をもつ必要性が生まれます。
担任職員も、「切りひらけ!」という気持ちで問題を解決し、乗り越えていける“峯っ子”をそっと見守っています。
今朝は、一学期最終週の朝礼がありました。
先週のできごとから、二つの「ドキドキ」のお話をしました。
まずは、花壇作業をしていた職員に、窓から元気よく声をかけた“峯っ子”の気持ちから!
秋花壇デザインコンクールで、自分の作品が入賞したかどうか楽しみにして待つ気持ちは、まさに「わくわく ドキドキ」!
次に、交通安全教室(自転車教室)で、子どものころの危ない運転を思い出してしまった○○先生の気持ちを想像してみると
・・・「ひやひや ドキドキ」!
これから夏休みに向けて、たくさんの「わくわく ドキドキ」を見つけること、そして、「ひやひや」の心配事をなくせるよう努力していくことを考えました。
さて、今週末、子どもたちは、通知表『あゆみ』を受け取ります。果たしてその気持ちは「わくわく」なのか、「ひやひや」なのか!? 今から、とっても、楽しみですね!
こちらも、雨で予定通りにはいかなかった活動です。
屋外に「自転車コース」を設営し、練習を重ねて、この日を迎えたかったのですが・・・。保護者の方にご協力をいただいて校地内に運び込まれた自転車も、ちょっぴり寂しそうです。
その分、講師にお迎えした交通課の署員さんと地元駐在さんが工夫をして、教室と廊下にコーンを置いて「左側通行」の感覚を身につけることや、自転車の各部を「あいことば」に置き換えて確実に点検する方法など、楽しい中にも確実な学びのあるご指導をいただきました。
また、パソコン室を活用して、大きな画面で見たDVD資料からは、実際に車と自転車がぶつかる映像を含め、道路上にはどんな危険がひそんでいるのか、自分勝手な運転をしたらどんなことが起きるのかをしっかりと学ぶことができました。全員が真剣に学習に取り組むことで、大切な命を守るという思いが、より一層高まりました。
教室に戻ってからも、担任職員とともにしっかりとおさらいをし、それぞれが今日の学びで強く感じたことをもとに、まとめを書いていました。
ご指導くださった、松井さん、松村さん、ほんとうにありがとうございました。
本年度も“峯っ子”自慢のリコーダー演奏の技能を高めるために、新城市の「バルネロ・ムジーク・コンソート」さんに学んでいます。
8日午後は、代表の清水さんをお迎えし、5時間目に中学年、そして、6時間目に高学年がご指導をいただきました。
本年度の新たな課題曲のうち「鉄腕アトム」はタンギングがたいへん難しく、中学年はまだまだこれから特訓といったところです。しかし、率直に「わからない」と言える中学年らしさを発揮して、講師の先生からたくさんのことを吸収しようと、元気に取り組んでいました。
高学年は、自らの課題や教えていただきたいことを黒板に掲げての練習スタートです。バス、テナー、アルトと、それぞれ「一人1楽器」に分かれての取り組みだけに、真剣に練習する姿が印象的でした。
秋の発表の機会に向け、じっくりと鍛える夏がやってきます!
「いまだ!」という思いで励むがんばりが、やがて実を結び、「切りひらけ!」と念じた成果が見えてくる(聴こえてくる)ことでしょう!
すてきな音色を、多くのみなさんに聴いていただきましょう!
まずは、第4時間目の授業公開からスタートです。
各教室から、すまいるいっぱいの様子が伝わってきます。
“峯っ子”が力をあわせて準備した「親子給食」は、スパゲッティミートソースをメインにみんなで楽しく会食をしました。おしゃべりに夢中になって、ミートソースを白シャツにつけてしまったのは○○先生でした。
続く、全体会では、「だ・い・す・き」の思いを掲げてきた、田峯小の1学期を振り返った報告と、夏休みに向けてのお願いを、各担当から行いました。
午後の親子活動「学校保健委員会」では、『みんな きもちが あるんだよ』をテーマに、コミュニケーション能力を高めるためのロールプレイング、ソーシャルスキルゲームに取り組みました。実は、直前の保護者会全体会が延びてしまい、「すくすく委員会」の児童が自主的に準備を進めてくれるといううれしいハプニングがありました。その「きもち」と「行動」に感動しながらの会のスタートとなりました。
提示された問題に対し、一人一人がきちんと考え、自分の気持ち、考えたことをしっかりと発言している姿が印象的でした。親子を含めたみんなの気持ちが「ぴったり」重なる班もあり、和気あいあいと「心の健康」の学びを深めることができました。
保護者会の最後は学級懇談会で、「この子のために」という思いを共有し、じっくりと話し合っていただきました。
参加された全保護者の皆さん方、充実した一日になりましたでしょうか。夏休みに向け、またしっかりと連携をしてまいりたいと思います。ありがとうございました。
終盤に、ちょっとだけ本校児童も登場する「設楽町PV」が、現在公開されています。
5月29日、段戸山中「田峯小の森」でのブナ植樹活動の折に撮影していただきました。(URLは下記のとおり)
皆さん、ぜひご覧ください!! (撮影中のスナップ)