「今日のなかよしタイムは、運動場で・・・」
児童会の放送が入り、第2時限の後の長い休み時間の「お楽しみ」が始まります。
しかし、今日は、なんだかいつもと違う雰囲気です。
高学年の一部が欠席しているところで、低学年がよく知らない新しい遊びを進めますが、「鬼になりたい!」1年生の希望をかなえたところ、なかなかうまくゲームが成り立ちません。
途中から「こうしたら」と動き始める仲間・・・
ただ、全体に知らせずに「変更」して「えっ?」の声も・・・
一生懸命に説明しても伝わり切らないもどかしさ・・・
こんな「楽しくない」経験も、ときには子どもたちに必要となります。小規模、少人数の学校で、1年生から6年生までが一緒に遊ぶとき、事前の準備を含めて、各学年の立場になって、
「よく話し合おう」「分からないことは何?」「こうしよう」
と、みんなで考える時間をもつ必要性が生まれます。
担任職員も、「切りひらけ!」という気持ちで問題を解決し、乗り越えていける“峯っ子”をそっと見守っています。