2016年1月アーカイブ
今朝の高学年教室は、残念ながら一人、風邪による欠席がありましたが、複式算数の授業に真剣に取り組んでいます。
ふと見ると、黒板の右側に、縦の「メーター」のような板書があります。
歌舞伎のせりふを「覚える」から始まって、「なり切る」、さらに「様式美」まで、芸術の高みへと続く「目盛り」がいくつか刻んであり、それぞれが自分の名前のマグネットを貼りながら「自己分析」をしているようです。
難しい役どころに挑戦する高学年児童に対し、担任は、せりふの相手役を買って出るだけでなく、そのモチベーションを高めるためのさまざまな働きかけをしています。
休み時間にも、各教室から、廊下、そして職員室にまでせりふが響く、1月末の風物詩がここにあります。
それぞれの稽古着に身を包み、“峯っ子”たちは2日目の稽古に臨みました。今日21日からは、立って、道具を持ち、動きをつけながら行っていきます。
例年お世話をいただいている二人のお師匠さんも、やる気満々の“峯っ子”たちの姿に目を細めながらご指導くださいます。
地域の歌舞伎の先生・七原さんからの「三日御定法(みっかごじょうほう):台本を持ってよいのは3日目まで」というお話を超えて、2日目で台本なしで講堂に立つ子らの姿は、ほんとうに誇り高く輝いて見えます。
6年生は、道具を扱う細やかな所作、一人で踊る場面など、難しい見せ場がたくさんありますが、せりふの言い回しを含め、堂々と自信をもって臨んでいます。
多数の下学年との絡みが多く、せりふ、動きともに難しい役どころの5年生男子も、驚きの速さで吸収し、躍動感あふれる演技で、皆をリードしています。これまでの先輩たちの姿をよく見てきたこと、また、これまで自分が演じてきた役の経験を生かして、まさに自然に体が動いている感がありました。
後見(こうけん)役でサポートする、一部の中・低学年は、通して流れを見ながら、しっかりと台本にメモを入れています。
「子供歌舞伎」初舞台の1年生から、最後の舞台となる6年生まで、全校で力をあわせて、28年版『義経千本桜 吉野山道行の場』を創り上げていきます。
昨日、運動場一面を銀世界にしていた雪も、すっかり溶けてしまいました。
今朝、登校した“峯っ子”たちの不思議な行動・・・
普段は、運動場を傷めないように側道を歩く子どもたちが、自分の足下を見ながら、ずんずん運動場の真ん中まで進んでいくのはなぜか!?
そう、日陰を中心に、カチンカチンの「スケート場」になった運動場で楽しもうというのです。
滑るスリルやその距離を競って楽しむ子、氷割りに夢中になる子・・・なかなかランドセルは置いてもらえません。
昨日に続き、楽しい朝の遊びが終わったところで、今朝の業前活動は「表現」の時間です。
来月の「訪米事業終了式・懇親会」で披露するリコーダー演奏の練習に、みんなで心をあわせて取り組みました。
ふもとのコンビニには、祭典奉納歌舞伎のポスターが貼られ、講堂には、たくさんの「道具」が運び込まれています。
大雪の20日、今日の夕刻から「子供歌舞伎」の稽古が始まります。お世話いただく、地元「谷高座(やたかざ)」の座長さんのお話、芝居委員長さんのお話を聞いて、「いよいよだ!」と熱い思いを高める“峯っ子”たちです。
高学年は、せりふの多い難しい役をいただきました。6年生にとっては、最後の「子供歌舞伎」に燃えるときです。早速、台本の読み合わせに入り、難しい漢字の読みにはふりがなをふっていました。
七原区長さんから「三日御定法(みっかごじょうほう)を覚えてるよね。土曜日には台本なしでできるかな?」と激励をいただくとともに、吉例のお菓子をいただいて、3週間にわたる稽古の幕が開きました。
清嶺小学校の友だちと一緒に、仲よくバスに乗って、集合学習スキー教室に出かけました。
晴天でちょっぴり寒い、絶好のスキー日和となり、まさしく『いまだ』という思いで平谷高原に降り立ちました。
スノーマシンでよく整えられたゲレンデにて、厳しくも温かいご指導をいただける専属インストラクター、そして、各学区のインストラクターの皆さんに導かれ、午前の部の終了段階でもみんな「うまくなったよ!」と『すまいる』いっぱいでした!
初めてスキーをする1年生を含め、それぞれが目標とする技能向上をめざして、『切りひらけ』という思いで挑戦・克服する大満足の一日となりました。
整えられた環境、昼食での「甘口カレー」の配慮など、温かく迎えていただいたスキー場の皆さんへの「感謝=ありがとう」の気持ちとともに、両校の仲間の楽しい交流で大いに盛り上がり、心温まる一日でした。スキーの「技の学習」だけでなく、人とふれあう「心の学習」もできた、ほんとうに素敵なスキー教室になりました。
健康・安全に留意して、本行事をご支援いただいた皆さん方、ほんとうにお世話になりました。ありがとうございました。
3学期の避難訓練には「課題」があります。地震後の火災を想定し、さらに、休み時間中に発生する場面で実施しました。
運動場へ避難した後には、さらに、新たな「課題」への挑戦です。傷病者の救助を想定した2つの訓練「人形を用いたAED操作と心配蘇生法」と「救急車要請の電話シミュレーション」を行いました。
新城市消防本部の設楽分署から中村さんを講師にお招きし、一連の動きを評価していただくとともに、「自分で身を守る」「人と力をあわせて人を救う」意識を高め、くり返し訓練していくことの大切さを教えていただきました。
参加した児童からは、「だれか、お願いします!」ではなく、「あなた、○○をお願いします!」と、しっかり指名をして力をあわせることが印象に残ったという声が聞かれました。
これからも、落ち着いて、自分で考え、まわりと力をあわせて「課題」を一つ一つ克服し、安全な生活を創り出したいと願う契機となりました。
暖冬とはいえ、朝の校庭付近が、ついに0度となった1月!
いよいよ第3学期がスタートしました。
南区の集合場所に行ってみると「えっ?一人足りない!?」
新年欠席第1号と思いきや、忘れ物第1号で戻ったとのこと。
その子もすぐに合流し、全校が元気な顔をそろえました!
始業式は「冬休みの思い出と3学期の目標」のスピーチで幕開けし、それぞれの心温まるお話と元気な決意表明で、すまいるあふれる会となりました。また、2月の子供歌舞伎への意気込みも強く感じられるひとときでした。
校長からは、冬休みキーワード「感謝」「語り合い」「感動」が、みんなの暮らしの中に確かにあったことを話し、3学期が学年のまとめであると同時に、次への準備段階であることを確認し合いました。
また、教育目標に向けたキャッチフレーズ「だ・い・す・き」の中でも、「切りひらけ!」への思いを大切にし、一人一人が1つでも苦手なことやたいへんなことを克服し、みんなで成長し合える学期にしていこうと呼びかけました。
保健指導ではインフルエンザ等の感染症への対策も提案され、みんなで力をあわせて、元気に冬を乗り越える決意をしました。
3学期も“峯っ子”をどうぞよろしくお願いします!!