2020年3月アーカイブ

   新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、臨時休業の中、卒業式を行いました。６年生を送る会もなく、卒業式の準備や予行もなく、卒業生には、寂しい思いをさせてしまいましたが、日本全国が思いを一つにし、コロナウィルスに立ち向かっていることは、きっと理解してくれていると思います。災害等に心をひとつにし、強い心で立ち向かう日本の強さは、すごいと思っています。

   卒業式では、家庭訪問時の練習マニュアルと当日朝の打ち合わせ練習で本番を迎えました。卒業証書授与は、立派な姿でした。練習のあるなしではなく、この１年間の取り組みがそこに表れていたように思います。３人は共に成長し、優しく穏やかで、何事にも一生懸命に取り組む学校にしてくれました。これから、まだまだ成長をしていかなければなりませんが、この田峯の地で、そして田峯小学校で学んだことを生かして中学校でも頑張ってくれることと思います。例年にない式のため、教職員もプチサプライズを用意して、３人の門出を祝福しました。今年のなりの温かさの詰まった卒業式になったように思います。

また、たくさんの方から心温まる祝電をいただきました。後藤裕道様、浜野徹様からは、卒業生一人ひとりにお祝いの品をいただきました。本当にありがとうございました。

   ハートフル委員会の主催による百人一首大会を行いました。３月から臨時休業になるため、少し予定を変え、団体戦のみで実施しました。この日のためにそれぞれに腕を磨き備えてきました。毎年盛り上がるのですが、今年もまた一枚一枚に一喜一憂し、応援の声も大きく、楽しく過ごしました。チーム力は、拮抗していて、結果発表では、３チーム同率となり、３チーム優勝となりました。表彰式では、各チームのリーダーが代表で出てくるわけですが、６年生全員がそろい踏みしました。学校がバタバタと３学期の臨時休業前最後の日を迎えているわけですが、６年生と楽しむことができたのはよかったと思いました。６年生には、送る会を行うことができず、申し訳ないですが、少しは楽しい思い出になってくれれば幸いです。ハートフル委員会は、少ない時間の中でよく準備してくれ、うまく運営してくれました。とても楽しい会になりました。

   低学年は、それぞれに国語で学んだ内容を上手に説明する発表を行いました。１年生は、「じゃんけん」について、教科書に載っているじゃんけんのルールを説明したり、自分で強いもの、弱いものを決め、動作化も自分で考えたじゃんけんを説明したりしました。２年生は、「おもちゃ教室」の中で作成したおもちゃについて説明しました。説明なので、やり方やルール、楽しみ方など、順序を整理し、わかりやすく説明することが大事になりますが、ノートに整理した内容を大きな声ではきはきと発表しました。とてもわかりやすく、しかもとても楽しそうに説明してくれました。その姿がとてもよかったです。