2015年8月アーカイブ
学校は楽しいところでなくてはなりませんが、確かな学力を身につけるためには、歯を食いしばってでも「夏休みの課題」をやりきる経験が大切になります。そして、それは同時に、自分で時間の使い方をよく考え、ものごとを計画的に進める力も高めていくはずです!
同様に、運動技能や体力をつけるためには、苦しくてもがんばり抜く経験が大切であり、それは、心を鍛えることにもつながります!
そのことから、本校の水泳記録会は、25mのタイムトライアルだけでなく、長く、厳しい「40分間泳」を、中・高学年の種目として設定しています。
子どもたちは、タイムトライアルで速さを競うことにも増して、「自分の40分間をどう組み立てるか」をよく考え、自分との戦いに挑戦して、大きな成果をあげることができました。全員が無事に「完泳」した時には、職員も背中がぞくぞくするような大きな感動に包まれました。
今年も、何人も「1km超え」が出ましたが、距離よりも、それぞれの力の限界に挑戦しながら泳ぎ切った姿こそが「記録」であり、ほんとうに立派でした。
仲間にとともに、高め合い、切りひらけ、“峯っ子”!!
当地区の盆行事、盆踊りは、例年8月17日と決まっています。
日中はずっと雨が降っていましたが、お念仏が始まる6時半、行列が境内に入る7時ごろには、一時雨もやんで、そろいの浴衣・かぶり笠の小・中学生が元気な姿を見せました。
勇壮な「跳ね込み」の太鼓の音が響き、盆行事もクライマックスを迎えます。そして、盆踊り・・・という時に、強い雨となり、小学生はほとんど踊る機会がありませんでした。(残念!)
しかし、地域の盆行事をしっかりと見つめ、思いを高めることのできたすばらしい夜でした。「跳ね込み」に携わるおじいさん、お父さんたちだけでなく、自分の身の回りの多くの皆さん方の、地域を大切に思う気持ちが伝わってきました。
保護者の皆さん、地域の皆さん、本当にありがとうございました!
今年も、地域づくり委員長・熊谷利雄さんを中心に、田峯区の「盆踊り先生」にお集まりいただき、1時間半の、手踊り講習会を行いました。
まずは、利雄さんから田峯の盆踊りの謂れをお話しいただき、昨年同様に、数え唄、ヤンサ、チョイナチョイナの3曲を習いました。今年は、歌舞伎の先生・七原さんのご配慮で、笛と太鼓も入れていただき、俊子お姉さんの歌声にあわせてみんなで輪になって踊ります。
講師の先生方も、「みんないいぞ!」とさらに熱が入ってきて「もう1曲」ということで、4曲目・コリャサも習うことができました。
本校には、町内・津具地区ゆかりの職員が多く、「津具の盆踊り」で鍛えた猛者たちの、元気な姿も見ることができました。
会の最後には、児童会長から「17日の盆踊りには元気に踊ります」と、力強いお礼の言葉がありました。田峯区伝統のお盆行事に華を添える、子どもたちの活躍が楽しみですね!