2016年5月アーカイブ
当地の「自然の先生」加藤さんのお世話になって、本年も全校でブナの植林体験ができました。1年生のいるご家庭では、お父さんにも参加していただきました。
本校ではもう十数年来、継続してご指導をいただいています。高校生になっている先輩の、小1の時に植えた苗木が、大きく立派に育っていることに、一同感激してしまいました。
今日、私たちが植えた苗木も、加藤さんたちの手によって、土の管理をはじめ生長に必要なさまざまなサポートをいただきます。シカに枝を食い荒らされないようネットを巻いてくださることも、子どもたちはあらためて認識していました。
加藤さんには、「千年の森」の夢の話もしていただきました。ご自身お一人の夢ではなく、家族や地域の仲間、そして私たち田峯の子どもたちも加えていただいています。
みんな笑顔で、自分の苗木に思いを込め、山を後にしました。
地域の方のご厚意で、たくさんの五平餅をいただけることになり、「五平もち給食」が計画されました。子どもたちも大喜びです。
ランチルーム、中学年のテーブルで声を聞いてみました。
「田峯の五平もちはおいしいなぁ!」「そうだねぇ!」
「昨日も食べたけど、今日も1本ぺろりといけちゃうなぁ!」
(このテーブルでは「五平もちと牛乳が意外と合う」発見も)
低学年も、かぶりついたり、はしで切り取ったりしながら、おいしくいただいていました。口のまわりは「茶色いヒゲ」だらけになりましたが、「完食」する子もいました。
地域のごちそうで、おなかも心もいっぱいになりました!
地域のみなさん、ほんとうにありがとうございました。
お隣の清嶺小学校と、年間を通して一緒に学ぶ場「集合学習」の、本年度初回実践がありました。本校に、両校の中・高学年が、また、低学年は清嶺小学校に集まって、学習をスタートさせました。お弁当も一緒に食べる、楽しみな一日です。
音楽では、合唱・合奏曲を創り上げるだけでなく、グループに分かれて活動し、発表し合い、聴き合う学習も楽しみになります。写真は、グループでめざす合奏曲に向けて、楽しく、真剣に話し合う、高学年の活動の様子です。
体育では、中・高学年ともに、それぞれの課題をもった「ベースボール型ゲーム」に取り組み、運動場いっぱいに、歓声を上げて走り回っていました。
この一年間、秋の合同運動会、冬の人権学習会やスキー教室を含め、両校が一緒になってがんばる機会はたくさんあります。
それらを充実させる意味でも、新しい学年構成でふれ合って、ほんとうによいスタートを切ることができました。
わくわくがいっぱいの「集合学習」になりそうです。
“峯っ子”の登校時刻、当番は早速、それぞれの学級園の水やりをします。
「先生っ!ヒマワリの小さな芽が出ましたぁ!!」
うれしそうに見つめる3年生女子・・・微笑ましい光景です。
それからしばらくして ・・・
「おーっわーっ!?」
教室の中から男子のさけび声が ・・・
「また、水槽の水でもこぼしたのかなぁ」と皆が駆け寄ると、なんと、外の芽よりも大きな、室内栽培のヒマワリの芽が出現しています!
「理由を考えよう!」自然好きの中学年がはり切っています!
さらに ・・・ 地域の方にお世話になって環境保全活動に取り組んでいる水槽には、ホトケドジョウが元気に泳いでいます。
「細いのがウナギンチョで、太いのがフグッチョだよっ!!」わかりやすいネーミングも楽しい、中学年教室でした。
12日、雨のため一日延期となった親子茶摘みができました。
地域の皆さんには、茶畑の提供だけでなく、事前の草刈、つる取り作業など、環境整備にもご尽力いただきました。
また、当日も、6家庭の皆さんにご協力いただき、機器の提供も得て、楽しく茶摘み体験ができました。
その後、見学させていただいた茶工場では、製茶までの仕組みを詳しく教えていただいたばかりか、「小学校の分はすぐにはできないからこれを飲んでね」と、飲み比べのできる「煎茶」と「深蒸し茶」の葉をくださいました。
学校に戻ってからは、高学年が「家庭科で習ったよ」と、お茶を淹れる手伝いをしてくれて、低・中学年とともに新茶をおいしくいただくことができました。
ゆったりとお茶を味わう中で、
「にがくて、熱くておいしかった!」と言う高学年もあれば、「甘みを感じておいしかったなあ~」と言う中学年、そして、「田峯のお茶はおしいいねぇ~」としみじみ話す低学年もいて
会話も楽しくはずみました。
地域の皆さん方、ご支援、ご協力をいただき、ほんとうにありがとうございました。
金曜日の朝の活動は「読書タイム」ですが、今日は、いつもと少し違ってそわそわしている“峯っ子”です。
今朝は「読み聞かせ」の「復活の日」なのです!
かつて、児童会でも取り組んでいた活動が、昨年度末の保護者会の提案で、PTA活動として再スタートしました。
記念すべき第1回は、提案者Oさんの『どろぼうがっこう』です。
内容を知っている子どもが大半のお話ですが、Oさんの読み方や動作の工夫でぐいぐい惹きつけられてしまう数分間でした。
出勤前のSさんや、保育園児を送る途中のKさんも駆けつけ、楽しい時間を過ごしました。
もう1冊の『ほしじいたけ と ほしばあたけ』は知っている子どもがほとんどいないお話で、スリル満点、変身やアクションに、大人も感動を覚えてしまう作品でした。
月1回の活動ですが、次回の準備も意欲的に進んでいるようでほんとうに楽しみです。ぜひ、毎月第1金曜日の朝8時15分に学校にお越しください。きっとすてきな発見がありますよ!(次回は、PTA会長をはじめ、男性陣が登場します。)
“峯っ子”の、ゴールデンウィーク前半の思い出を聞いてみると、多くの子が「田植え」を挙げていました。(本業よりも、後のバーベキューが楽しかったという感想も多く・・・)
さて、ゴールデンウィーク終盤の登校日の朝、学区を歩いてみると、そこかしこに「茶畑しごと」の準備を進める姿が・・・
そう、いよいよ田峯の名産品・お茶摘みの時期がやってきたのです。
「今朝はちょっと寒いのん…」「いよいよお茶の季節だで!」
声をかけてくださる方々も、みんな笑顔で、田峯ならではの時の到来を教えてくれました。
さあ、来週は、本校も「親子茶摘み」です!
お世話くださるPTA事業部長さんからも電話が入りました。
実施は11日(水)の3・4限です。“峯っ子”も楽しみにしています!