2012年12月アーカイブ

通学路について

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その1>

横断歩道ができました。

12月上旬、学校上の三叉路に、横断歩道設置していただきました。

本来、横断歩道を設置する条件には該当しないもののようですが、郡内

の小学校区で唯一横断歩道がなかったこともあり、交通安全指導の一助

とすることも考慮して、設置が認められたとのことです。横断歩道は、

主に宅地通学団が利用しますが、学校としても交通安全指導に有効に活

用していきたいと思います。

その2>

東区の道路の拡幅工事が進められています。

設楽中へ通うスクールバスが運行されていますが、幅員が広がること

は通学だけでなく生活者としても安心感が増します。

また、南区や竹桑田の通学路に関する要望については、早急にはいかないが今後検討していくとのことです。このように、地区・学校からの要望に応えていただいた町当局や関係諸機関に心から感謝したいと思います。

なかよし(人権)集会を開きました

 

人権週間中の取組

○人権擁護員によるメッセージ伝達(4日:全校)

○人権ビデオの視聴と学級討論(期間中:各学年)

○人権習字、標語作品づく り(期間中:各学年)

○なかよし集会・校長講話(10日:全校)

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12月4日からの1週間は「人権週間」でした。

本校でも、子どもたちが人権の大切さを学ぶよい機会にしようと、いくつかの取組をしてきました。

そして、人権週間の最終日となる10日(月)には、児童会が中心となって学習の総まとめとなる「なかよし集会」を実施しました。

子どもたちには、期間中に人権ビデオ作品を観て学級で話し合ったり、人権作品コンクールに出す習字や標語の作品づくりをしながら考えたりしたことを友達に発表しました。そして、「自分や周りの人が分け隔てなく大切にされるために自分はどうすればいいのか?」という思いを深めました。家庭・地域でも、この機に改めて「人権の大切さ」を考えていただけるとありがたいです。

○なかよし集会のようす

1 人権週間を振り返って 各学年で話し合ったことの発表

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1,2年生では、「いいとこみ~つけた」を視聴し、登場人物のそれぞれのよさを確かめ合ったうえで、学級3人のよいところを発表しました。

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3,4年生では、「勇気のお守り」を視聴し、「いやなことはいやといえる勇気を持って伝える」ことの大切について学級で話し合い、生活に生かしていきたいことをポスターにまとめて発表しました。

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5,6年生も「勇気のお守り」を視聴し、「いじめ」が起きる原因を「する人」「される人」「見ている人」の3つの立場から考え、いじめを見過ごさないで行動できる人になりたいという誓いを力強く発表しました。

2 人権習字作品づくりにこめた願い ・・・ 個人の発表

○ぼくは とも と書きました。

ともということばをきくと、ともだちがたくさんできるようなきが

します。 (1年 せんぼゆかい)

○ぼくは、 人間平等 と書きました。

白人と黒人の人種差別の問題があります。白人が黒人に「人間では

ない」と言ったりして黒人をきずつけたり、レストランに入れなかっ

たりしています。それを人間平等という字でなくしたいと思います。

世界中の人が人種差別をしない、人間平等にすごせる世界を作りた

いと思います。 (4年 熊谷都雲)

○わたしは、 心の支え と書きました。

心の支えとは、家族や友達、先生がそばにいてくれるから、がんば

ろうという気持ちも出るし、安心感もあり、心が落ち着いていられる

ので、心の支えは必要だと思います。

だから、自分が誰かの心の支えになってあげたいし、みなさんもだ

れかの心の支えになってあげたり、心を支えてくれる人を見つけてほ

しいと思います。 (5年 竹下裕唯)

 

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3 「なかよし宣言」 ・・・ 子どもたちの誓い

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集会の最後は、子どもたちによる決意宣言でした。

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一人一人が考えた「人権標語」を発表した後、児童会長の掛け声に合

わせて、みんなで唱和した宣言は、キッパリの一言でした。

4 校長講話

clip_image042 子どもたちの手による「なかよし集会」を見届けた校長先生から、最後に以下のようなお話を聞きました。

「人権週間でみんなに考えてほしいこと、学んでほしいことは、みんなの『ことば』となって全部出ていました。…赤ちゃんは、ことばを発することができないぶん、表情や泣き声で自分の気持ちを伝えますから、周りの人はそれを感じ取って、赤ちゃんに接しますね。でも、みんなはもう自分の思いを『ことば』にのせて伝える力を身につけてきています。『ことばを使って伝える』ことと『ことばを手掛かりに聞き取る』ことで、お互いを理解し、思いやりの心も深まっていきます。みなさんが今日、『ことば』にしたことをもっともっと自分のために、人のために伝えられるようになってほしいと思います。」

*人権週間中には、人権擁護員のみなさんも学校を訪問して下さり、子どもたちに人権の尊さを学ぶ意義をお話しいただきました。ありがとうございました。

お知らせ今後の「人権に関する学習」を以下のように予定しています。

○清嶺小学校との合同による人権映画鑑賞と意見交流会(2月末)

○童話作家金田喜兵衛先生による人権講演会(3月2日)

○佐藤昌三先生に学ぶ田峯小国際交流活動(田峯滞在期間中)

子ども歳時記 12月

人権週間 12月4日~10日

  自分や周りの人が同じように大切にされるようになるには、どんなことに気をつけながらくらしていくことが必要でしょうか。子どもたちなりに考えを深め、思いを伝え合う1週間を過ごしました。

今日、二時間目に、人けんのことを話してくれる人が来ました。わたしは、ときどき悪い事を言ってしまうことがあったりします。たぶん、わたしが言って、みんながいやだったかもと思いました。チクチク言葉を言わないように気をつけたいです。

(三年 竹下 日菜)

 

初積雪!子どもたちが大はしゃぎ  12月10日

12月の上旬としては珍しい大寒波が襲来し、日本中がふるえあがりました。田峯でも10センチ弱の雪が積もり、真っ白な校庭は子ども達の恰好の遊び場となりました。登校時にゴーグルを準備してくる子(だ~れだ?)までいて、みんな遊ぶ気満々。子どもたちの勢いに気圧され、1時間目は全校での雪遊びとなりました。雪合戦、雪だるま作り・・・、満足げな子どもたちと、職員室のストーブにかじりつくお疲れモードの先生たちが好対照となったひと時でした。

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マラソン大会・授業参観&学校保健委員会   12月13日

保護者会に先駆けて行ったマラソン大会。早々と駆け付けてくださった保護者の方やコースのそこかしこで応援してくださる家族や地域の方々の声に背を押され、みんな一生懸命走り切ることができました。また、5年小川多貴さんが学年女子の新記録を達成しました。低・高学年の部の入賞者は以下のとおりです。

1位 (低)熊谷穂澄 (高)神田康佑

2位 (低)泉保結海 (高)熊谷都雲

3位 (低)熊谷ひまり (高)小川多貴

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今日、保護者会とマラソン大会がありました。今までの成果が出

せるといいなあと思いました。

マラソン大会では、ストレッチでつかれて、低学年のゴールを見

てからスタートしました。

「じごく」の坂をのぼり、三分の二の体力を使いました。その後

は、「悪ま」の下り坂です。足がついて行かず、体をもどして下っ

て行きました。下り坂を終えると、なだらかな「きょうふ」の坂で

す。そこではスピードを上げました。最後、運動場では、グチャグ

チャではまってしまいました。

結局、二位でした。新記録は多貴ちゃんです。ぼくは、新記録ま

であと九秒でした。来年はこう新したいです。(四年 熊谷都雲)

午後から行った第2回学校保健委員会では、子どもたちが互いの「心」を理解し合う上で必要となる「よい聞き手になるためのコツ」を、ゲームやスクールカウンセラーの中尾瞳先生の話を聞きながら学 習しました。

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地域奉仕作業(首塚掃除) 12月18日

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毎年恒例の「首塚掃除」を全校で行いました。今年は水も用意し、案内板の汚れ落としも行いました。落ち葉掃きをし、案内板をきれいにしました。

五・六時間目に、首づかそうじで、おじぞうさまのところをはきま

した。

さいしょは、ドングリだらけだったけれど、はいていったら土が見

えてきました。

はいているときに、ぼくが、「風がふいてきみわるい。」と言った

ら、広大くんが、「よろこんでいるんじゃない。」と言ったので、ぼ

くも、きっとそうだなあと思いました。たいへんだったけれど、すっ

きりしたので、とてもいい気分になりました。

(2年 くまがいほずみ)

今日、首づかそうじをしました。毎年やっているそうじです。

地域の人や観光の人などが気持ちよく通れるようにしました。

落ち葉がたくさんつもっていて、雨がふってつるつるになっていま

した。とてもきけんでした。

どんどんはくと、とてもきれいになってスッキリとしました。これ

で安心して通れるなあと思いました。 (4年 小川 都規)

紹介した日記にあるように、子どもたちがこうした活動の意味をしっかりととらえてくれていることが何よりもうれしいです。

 

「もしも他の動物に生まれ変わるなら・・・」

もしも生まれ変われるとしたら…

clip_image002 今のような生活がいいので、人間がいいけれど、

もし人間以外だとしたら、動物園のパンダがいいで

す。なぜなら、動物園に置いてあるパンダ用のおも

ちゃで遊びたいからです。それに、一日中、ダラ~

っとしていたいからです。また、笹がどんな味かも食べて知りたいから

です。

動物園のパンダはひまかもしれないけど、一日中、グ~タラするのは

間だととてもできないのでいいなと思います。なので、私は、もしも

まれ変わるなら、動物園のパンダに生まれ変わりたいです。

(6年 近藤綾美)

 

もしも自分が生まれ変わるなら…

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ぼくは宇宙人になりたいです。なぜなら、宇宙か

ら地球を見てみたいからです。それなら、宇宙飛行

士になればいいと思いますが、宇宙飛行士になるに

はいろいろとしないといけないけど、宇宙人だと

UFOに乗って、すぐに地球を見に来られるからで

す。それと、地球人に化けて、地球人をおどろかしたいし、地球人に化

けて地球に住みたいからです。 (6年 神田康佑)

ぼくが、もしほかの動物になるなら…

clip_image002[9] やっぱり人間がいいけど、なるとしたらチーター

になりたいです。わけは、チーターは足が速いので、

康ちゃんと徒競争をして勝ちたいことと、チーターは

生肉を食べるので、生肉の味を確かめてみたいです。

それに、チーターのすんでいる所は、たぶんとても広

いと思うので、いろいろな所をたんけんしてみたいです。

(6年 原田広大

 

 ◎毎週月曜日の全校朝礼では、児童会が出した「お題」で、全校児童が代わる代わるスピーチを行っています。今回のテーマは、「もしも他の動物に生まれ変わるなら…」です。18日には、まずは6年生3人がお手本となるスピーチを披露しましたが、3人の本音も垣間見られ、楽しいひとときでした。5年生以下の子どもたちのスピーチも楽しみです。

峯っ子だより 12月号

がいこつさん                               事務主事 大北 亮

clip_image003[4]「読書」といえば秋なのですが、いつの間にか雪まで積もる冬となりました。今回は「読書の“冬”」ということで、絵本を一冊紹介させていただきます。

皆さんは、「がいこつさん」という絵本をご存知でしょうか?五味太郎という絵本作家の絵本なのですが、私は子供の頃、この絵本が大好きでした。

物語は、主人公のがいこつさんの1日を描いた短い話なのですが、温かみのある味わい深い絵柄と読みやすい文体で、子供の頃の私はこの話にやけに夢中になっていました。

・・・ ある日の夜、がいこつさんは夜中どうにも眠ることができず「どうしてだろう?」と原因を探り、散歩に出かけ自問自答を繰り返します。

彼は眠れない理由に、「お腹がすいているのかも」「髪の毛を切るのを忘れたかな」「ひょっとしたら人を待っていたのかもしれない」と街の中を歩き、生活を営む人々を眺めながら自問自答するのですが、その度に天の声が聞こえてきます。

「がいこつさんはがいこつなんだから何も食べなくても平気じゃない。」

「がいこつさん、貴方、髪の毛無いでしょ。」

「待っていた人もいたかもしれないけど、もう遠い昔の話でしょ。」

というような天の声に、「うーんそれもそうだな」とうなずきます。

1日かけても答えが見つからず、鏡で自分の姿をclip_image009フラッと見て、がいこつさんはついに眠れなかった原因を発見します。・・・

というのが、この「がいこつさん」の大まかなストーリーです。

子供の頃は、ただなんとなく好きだったこの絵本ですが、大人になってから読んでみると、また違った見方になります。

がいこつさんは、骸骨なのでお腹がすくことがなく、病気にもならない。頭に毛が生えていないので散髪にも行く必要がない。一見すると面倒な事をしなくて済む便利ながいこつさんですが、普通に生活を送る人たちを眺めながら、自分には関係がないなという風に素通りしていく彼の姿に、面白さと共にどこか妙な切なさが感じられます。

 

≪会員のページ≫

マラソン参加                熊谷 浩一

    先日、田峯小学校でもマラソン大会があり、子供達が一生懸命田峯を走ったそうです。子供達御苦労さまでした。

実は、自分も11月18日に豊田マラソン大会に参加してきました。まさか、自分がマラソン大会に参加するなんて、夢にも思いませんでした。事の発端は、9月上旬に同級生からの「豊田マラソン参加しない?」という提案でした。その時は、何も考えず軽く『いいよ』と答えたのがこのマラソン大会参加の始まりでした。この時本当に軽く返事したことを大会当日までは後悔していました。

clip_image011参加が決まり、9月中旬から毎週水曜日、午後9時から練習が始まりました。最初は子供達と同じように小学校の周りを走ることになり、まず1周からという事で走り徐々に周回数を増やすということでしたが、多分1km位だと思うけど、ホントに体力の無さを感じました。練習2日目からは、田峯は坂が多いということで清崎に変更しました。清崎では、昔中学校で走った清崎周りという1周3kmのコースを走る事にしました。確かに田峯よりは走りやすく、初日よりは楽に走れた様な気がしましたが、元から長距離を走るのは苦手なのに、運動不足・タバコなどで同級生2人のペースについて行けず、息がすぐ上がってしまいます。情けない。気持ちはあるのだが体がついて行けない。本当に毎週の練習が嫌でした。同級生2人は、1周から2周、3週と1日で走る距離を上げながら、毎週の練習とは行きませんでしたが、10km完走を目指して練習を行っていきました。自分はというと、大会まで最高で2周しか走れず、同級生2人は、完走は無理だと思っていたに違いありません。自分も実際そう思っていました。

clip_image013ついに大会当日。内心3kmぐらいでリタイアを宣告しようと思いながら大会を迎えました。真剣にそう考えていました。いよいよ10kmマラソンのスタート。どのぐらいの人が参加していたかよく分かりませんが、年代別にスタートしていきました。

最初の内は、3人で仲良く走っていましたが、徐々に2人に引き離され気づけば2人の背中は、遥か遠くに。分かってはいたが1人はさみしい。しかし、当日は天気もよく意外と走っていると気持ちよく感じました。驚いたのは50代・60代以上の方々の速さで、後からスタート年代なのに簡単に抜かれ、気づけば最終年代の方たちと走っていました。

スタートして自分の中では、6kmぐらい走った感じでしたが未だに4km通過の看板。愕然となりました。この時頭によぎった“リタイア”の文字。係員に申告すればリタイア完了。真剣に悩みました。リタイアするのか、しないのか。そんな時、不思議と周りの人たちの応援が耳に入りました。“がんばれ”の声。自分にではないかもしれませんが、不思議と力が湧いてきます。こんな事あまり経験したことがありません。本当に不思議。

なんだかんだで少し歩きはしましたが、ゴールの豊田スタジアムに帰り完走。順位は666位、タイム67分でした。30代では最後から数えた方が早い順位。しかし、ベリではなかったと思います。とにかく完走できた事に自分でも驚いています。同級生2人は60分を切りとっくにゴール。合流してからビールではなくアクエリアスで乾杯。最高にうまい。この時参加してよかったと初めて思いました。

大人になって初めて参加したマラソン大会でしclip_image015たが、少し若返った様な感じで、仕事では味わえない達成感があり、意外と面白かったですよ。本当につらいけど・・・。

来年は、60分を切れるよう練習したいと思います。娘たちに負けないように。今でも、水曜日にはサークルKに午後9時集合で走ってますよ。自分はたまにですが。

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12月の予定

1日 愛知駅伝(6年神田康佑くん参加)

*年末交通安全県民運動 ~10日まで

4日 人権擁護員メッセージ伝達

*人権週間 ~10日まで

6日 マラソン試走②

10日 人権集会(校長講話など)

13日 校内マラソン大会

2学期末保護者会、学校保健委員会等

20日 通学団会 避難訓練

21日 2学期終業式(半日日程)

22日 冬期休業開始 ~1月6日

23日 ●天皇誕生日

28日 仕事納め

31日 大晦日

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この事業は、子ども達が伝統文化に直に触れ、そのよさを学ぶと共に、後継者難に喘ぐ地域社会の担い手を育むことをねらいとして、愛知県が推進している取組です。本年度、田峯小学校が選ばれたのをきっかけに、田峯田楽保存会長の今泉宗男さんと検討を重ね、全3回の出張講座を実施することができました。

全3回の学習の様子を紹介します。

<第1回(111日)>

“田楽”って,何だろう?」

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今泉会長さんを講師に迎え、田楽祭の中から「夜田楽(田あそび)」を中心に、お話を聞いたり、実際に演じてみる役を決めたりしました。

「準備の時、なんで葉っぱを口にくわえるのですか?」「馬役をする人はどうやって決めるのですか?」

「何で田楽を女の人はやらないのですか?」…。

子どもたちの質問にていねいに答えてくれる宗男さんは、終始笑顔で、田楽に興味を示す子どもたちの姿勢に、とても満足げなようすでした。

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今日、五・六時間目に、でんとう文化出ちょうこうざがありました。教えてくれたのは、今泉むね男さんです

田楽があるのは知っていましたが、まさか子どもの時に田楽をやるとは思いませんでした。

ぼくは、馬の役をやることになりました。 知らないことがいっぱいわかったので、むね男さんに感しゃしたいです。

(四年 熊谷都雲)

 

<第2回(11月22日)>  

「演じてみよう、“夜田楽”」

今泉会長さんに加え、田楽保存会員の竹下良三さん、山村仁一さん、加藤春吉さん、高橋三郎さんを新たに講師としてお迎えし、夜田楽の役割演技の練習を行いました。

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1場 扇の舞

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琴麻(舞)、多貴(太鼓) 都規、実乃里(手拍子)

綾美(鼓)*本番は広大

はずかしがらずに、どうど うと舞いたいです。(5年 琴麻)

手拍子は意外にむずかしいけど、扇の舞のための歌のような感じなのでていねいにやりたい。(4年 都規)

 

 2堰(い)さらい

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ほんとうに水路のそうじをやっているように、もうちょっと大きい動きでやりたい。(3年 穂澄)

3場 田打ち

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田楽の唄がうたえなかったので、しっかりとリズムと歌詞を覚えて上手にうたいたい。(6年 綾美)

 

4場 代かき

 

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都雲(馬)、日菜(鼻どり)こころ(しんどり)

◆馬らしく演じたい。はずかしがらずに、ちゃんと顔を上にあげてやりたいです。(4年 都雲)

やっている意味を分かってもらいたい。(3年こころ)

5場 大足

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◆はずかしがらずに、どうどうとした演技をすることに気をつけたい。(6年 広大)

6場 田植え

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康佑(さいはらい)

裕唯(子守)、結海(汁持ち)、ひまり(飯持ち)

その他全員(田植え唄)

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かっこよく、まちがわないようにやりたい。おけをもっとたかくもつ。 (1年 結海)

左足からあるくようにがんばる。 (1年 ひまり)

まだ全然覚えてないけど、気持ちを込めて演じたい。

(5年 裕唯)

<第3回(11月29日)>

「“夜田楽”の発表会をしよう」

clip_image028 体験講座の総まとめとなったこの日、保護者の皆さんやおじいさん、おばあさんにおいでいただき、田楽の発表会を開きました。

【第1部 子ども田楽披露】

本物の衣装を身に付けて行うだけに、

子どもたちは楽しみと共に気も引き締まったことでしょう。前回の練習を踏まえ、それぞれの役柄を一生懸命演じることができました。

「扇の舞」

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「大足」

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「田打ち」

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「田植え」

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発表を見守っていただいた地区の皆さん

県教委の方のお話

この事業に協力していただき心から感謝します。子どもたちの姿から田峯が伝統文化の宝庫であることが窺えました。「伝える・演じる・見守る」の三者が揃っているからこそ田峯田楽が長く続いているのだということを強く感じました。

【第2部 体験成果の発表】

田楽体験をしながら、各学級でも田楽について学習を深めました。この日は、それぞれの学級で調べたことを、写真や絵、説明図などを交えながら紹介し、子どもたちなりの言葉で、田峯田楽を守り続けていくことの大切さを発表することができました。

1・2年生 「ベラベラ餅」考

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3・4年 「夜田楽と農具の変遷」考

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5・6年 「田楽と米作り」考

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夜田楽の本番がありました。おじいちゃんとおばあちゃんと、しんせきのおばさんが来てくれました。

「いさらい」のときしっぱいはしませんでしたが、はっぴょうのときに少しまちがえてしまいました。

かえったら、おばあちゃんが、

「声が大きくて、とてもよかったよ。」

と言ってくれました。

大人になったら、「いさらい」じゃない役もやりたいです。

(2年くまがいほずみ)

 

 

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【田楽講師のみなさんと一緒に記念撮影】

☆今泉宗男さん、山村仁一さん、加藤春吉さん、高橋三郎さん、そして竹下良三さん(この日は欠席)

田楽を教えていただき本当にありがとうございました。

 

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    第2回出張講座の後、東海テレビのインタビューを受ける康佑くん、綾美さんと今泉会長。他にも何人かインタビューをされました。さて、どんな番組になるか、ご期待あれ!

子ども歳時記 11月

食べて、語って、運動し

和気あいあいの区民運動会 11月3日

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   小春日和となった「文化の日」。白鳥神社の祭礼後、田峯中の老若男女人が一堂に会し、賑やかに行われた区民運動会。田峯区のみなさんの絆の深さを感じるひと時でした。

よく食べ、おしゃべりし、体をそれなりに動かしながら過ごしたひと時をまとめてみました。

☆「何をおいても、まず腹ごしらえから!」 とばかりに大賑わいのバーベキューコーナー。焼肉、とん汁、おにぎり…準備にあたったみなさん、ごくろうさまでした。(上)

☆開会式に続いて行われた「ラジオ体操」。片手に何やら飲み物をもっている人もチラホラしつつも、準備運動を入念?にすませて運動会が始まりました。

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◇老いも若きも参加して楽しんだ種目の数々。いたるところに笑顔があふれていました。

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              (上)玉入れ

(下)じゃんけんゲーム

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(下)大玉ころがし

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(右)グランドゴルフ

 

 

 

 

 

 

 

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  今年の区民運動会を一段と盛り上げたのが、田峯クラブの皆さん方がPTAと協力して行った「フリーマーケット」でした。

区内の家庭からたくさんの「休眠物品」を提供していただき、販売するという初の試みだったようですが、マーケットは写真のごとくの盛況ぶりでした。

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また、同時に行われた訪米歌舞伎等の写真パネル即売会。懐かしいパネルに見入りながら、草の根交流を始めた20年近く前の思い出話に花を咲かせる「田峯小保護者OB」の皆さんの様子を見るにつけ、アメリカ訪問事業の重さを感じずにはいられませんでした。

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しかし、感傷に浸っているだけではないのが、田峯人の気骨。あれやこれやの売り口上?もあって、パネルはすべて引き取られていきました。

☆「売り切れ御免」のおまけつきで無事終了することができた今回のフリーマーケットの全売上金に、みらい工房さんからのお志も含めた6万1200円を、次回アメリカ訪問の資金として寄付していただきました。地域の皆様の学校に対する力強いご支援に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

町民音楽祭参加&造形展見学 11月10日

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昨年に引き続き、リコーダーとピアニカ、ピアノを使った全校合奏を発表しました。発表した曲目は、「オーシャンゼリーゼ」「花祭り」など全6曲です。観客から手拍子をもらいながら演奏できたことに、子どもたち一同ご満悦のようすでした。

 

今日、町民音楽祭がありました。…リハーサルの時、「前を向く」「リズムに乗る」「音に集中する」というめあてを守りました。リハーサルは「もう終わったの?」と思うくらい短くて、不安になりました。

とうとう私たちの出番が来て、とてもドキドキしました。「赤とんぼ」、「ふるさと」、「夏の思い出」は目当てを守ってでき、「おおシャンゼリーゼ」や「人生のメリーゴーランド」もなんとかできました。一番心配だったのは、「花祭り」のピアノと最後の礼でした。「花祭り」のピアノをひいているとき、半泣きでした。きんちょうのあまり、なみだが少し出てしまいました。ほっぺも熱かったです。でも、音楽祭が終わった後に、くいはありませんでした。 (五年 竹下 裕唯)

 

 造形展見学

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今日、町民音楽祭の始まる前に、しょうがいのある人たちの作品展を見に行きました。セーターや版画、絵などいろいろありました。私は、(しょうがいがなくても作ったりかいたりできないなあ。すごいなあ。)と思いながら、作品を見ていました。

(5年 小川多貴 *抜粋)

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集合学習~ご参観ありがとうございました~ 11月15日

この日、第5回集合学習が行われ、保護者の皆さんに参観していただきました。音楽と体育の学習としては本年度最後となります。それぞれの会場で、気心の知れ合った田峯・清嶺の子どもたちが、力を合わせて学習の成果を発表しました

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紅葉狩り給食 11月27日

ちょっと時季が遅くなってしまいましたが、恒例clip_image016の紅葉狩り給食に舌鼓をうちました。

今年のお弁当箱の中身は、「①鶏のから揚げ、②サケの切り身、③きんぴら、④ゆでキャベツ、⑤ゆかりをのせたご飯、⑥デザート(柿・みかん)です。給食調理員の芳子さんが丹精込めて作り、詰めてくれたお弁当を、みんなでおいしくいただきました。

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1・2年と3・4年は

               “陽だまり会食”

5・6年は

              “もみじ枯れ会食”

と、あいなりました。

 

 

 

 

わたしの“おじいちゃん”“おばあちゃん” ♯2

その1

今日、おじいちゃんのたん生日でした。

11月のはじめのたん生会なので、おさしみなどがおかれてごうかで

た。やっぱり、さいごはケーキでした。

もらって食べたとき、ひまが、

「この生クリーム、大人の味。シフォンもすごく大人の味でさいこうだね。」

と言うと、みんな、

「うん。うん。」

と言ってました。

大人の味、おいしかったっです。、

 

その2

今日、おばあちゃんに

「なん日?」と、聞いたら、

「26日、月曜日。おにへいはんかちょう(鬼平犯科帳)をやる日。」

と言ったので、しぶいなあと思いました。

(四年 小川都規)

東日本大震災復興への 子どもたちの活動

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児童会での取り組みが、「学校図書館速報(11月15日号) 写真上」

や、「中部読売新聞(11月20日)写真 下」で紹介されました。

被災地の子どもたちの励ましにつながることを願ってやみません。

 

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峯っ子だより 11月号

「こころの ほっ(・・)と コーナー」ができました

養護教諭 伊藤 則子

clip_image002 11月中旬、職員室前廊下の壁に、「こころの ほっと コーナー」ができました。

このコーナーには、一言書いてある日めくりと鏡が掲示してあり、ホワイトボードと4色のペンも用意されています。そして、日めくりの言葉を読んで心に浮かんだことや鏡の中の自分の顔を見て思ったこと、友達の書いたことを見て思ったことなど、自由に書けるようにしました。

これは今年度の学校保健委員会のテーマ「心の健康づくり」の取り組みのひとつです。学校生活の中で自分の心の状態を振り返ったり、嫌なことを心の中にためておくのではなく、書くことで吐き出したり、友達の考えていることを知ったりと…書き込みを通して、共感し合ったり、時にはアドバイスをし合ったりして、子どもたち同士が互いをもっと身近に感じ合えるようにしたいと考えています。

また、それとともに考えたい問題があります。今、ネット社会の発展と共に、「自分本位で他をかえりみない“主張”」が横行し、時には人を落としこめるような事態が深刻化しています。匿名・仮名のうえにグループ化し、いじめの温床ともなるなど人権問題化しつつあります。便利なツールを正しく活かすためには、使い手が責任と他者への思いやりを持つことが欠かせません。子どもたちには、ネット社会のエチケット(=ネチケット)などコミュニケーションの望ましいあり方を今から学んでいってほしいと思っています。

まだ始まったばかりなので、落書きコーナーになっていますが、まずは恥ずかしがらずに、自分の思っていることを書くことができればと思っています。ちなみに、今回の日めくりの言葉は、「自分から こんにちは 自分から ごめんなさい まず自分から心をひらこ まず自分から 口をひらこ」です。

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文庫が苦手で漫画好き♪

小川 宏樹

最近、読み応えのある作品を見つけました。といっても、本屋さんで平積みされていたものですが・・・。

clip_image003『信長のシェフ』(芳文社、原作:西村ミツル、漫画:梶川卓郎)週刊漫画TIMES(タイムズ)不定期連載というマニアックな作品。現在のところ5巻まで単行本が発売されています。

どんな漫画なのか簡単に説明をすると、「レストランで働いていた男(ケン)が戦国時代にタイムスリップし、織田信長に雇われて活躍する」というSF戦国グルメ漫画です。

タイムスリップした先は、永禄11年(1568年)の京都。三好の残党に追われ傷ついた主人公が、地元の鍛冶屋に拾われたところから物語が始まります。信長の伊勢国侵攻、越前・朝倉攻め、金ケ崎の退き口、小谷城攻め、姉川の合戦と合戦物語がしっかりと続きます。主人公の『ケン』は記憶は無くしているものの、料理に関する知識はとても深く、戦国時代には手に入らなかったであろう食材を、地のモノで代用し、まだ開発されていなかった調理法で料理を作っていき、武士たちを唸らせます。

『食事は腹を満たすもの』という戦国時代、新しいものが好きな信長は、ケンの造る新しい料理に価値を見い出し、戦略にも活用し、周りに恐れられている暴君信長自身もケンに心を許していきます・・・が、心を許しきらないあたりが武士(もののふ)らしくてかっこいいです!

いろんな戦国時代漫画を読んできましたが、歴史背景を外さないストーリーの作り込みと、「もし戦国時代に現代料理を出したら、きっとこういう感動を与えるだろう」と共感できる表現が心地よく、とても痛快です。

戦国時代の史実を、ある程度理解したうえで、この『信長のシェフ』を読み込む方が面白いと思うのですが、うちの長女は宿題もやらずに5巻を一気読みし、「面白かった~(=^▽^=)♪」と満足げに言いました。ちなみに長女は『鬼平犯科帳』も読みます。(漫画だけど)

“歌舞伎の芸の肥やし”になると良いですね(笑)

2020年10月

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