2018年6月アーカイブ
今年最初の水泳学習を行いました。梅雨時なので、雨が降り寒い日にあたることもあるのですが、この日は天気もよく、水温・室温ともよい感じで、水泳日和となりました。
低・中・高学年に分かれて、それぞれに学習しました。低学年は、まず、水に慣れること、中学年は、水に親しみ、バタ足など、推進力を高めること、高学年は、クロールの基本の動き方の確認をして、それぞれの技能に合わせてさらに泳力アップすることに取り組みました。水か得意・苦手は、それぞれにありますが、昨年よりも水に慣れ、水泳学習を楽しんでいました。高学年では、すでに昨年の自分の距離を越えて泳ぐ子もいました。運動は、昨年経験したことが、次の年には体力アップと共に、体内学習したかのように技能向上の様子として表れることがよくあります。高学年の動きにたくましさを感じました。昨年の学習が生きています。それぞれが昨年の自分を乗り越えていけばよいと思います。今年もたくさん経験するとよいと思います。必ず動きは変わっていきます。
低学年の生活科では、田峯のお茶を使ったお菓子作りに取り組んでいます。地域の人に取材を進めながら、どんなものにするのかを考えてきました。この日は、これまで取材させていただいた竹下さんに来ていただき、お菓子作りを教えていただきました。班に分かれて2種類のお茶入りパンケーキを作りました。玉子をわり、粉をまぜ、お茶の葉をいれて、ホットプレートに生地を流しました。焼けてきたらひっくり返しました。外にでないかと心配してみていましたが、見事にプレートの中におさまりました。できあがったパンケーキ2種類は、先生方にも配ってくれて、どちらが好みかアンケートをとりました。どちらもそれぞれに味わいがあり、とてもおいしかったです。何より、楽しそうに作っている姿がとてもよかったです。竹下さん、ご協力いただきありがとうございました。
アメリカ・イリノイ州・アーリントンハイツから4名のお客様がおみえになりました。現在、設楽町でアメリカの中学生が18名ほど、ホームステイに訪れており、お客様は引率の先生方です。田峯小は、「青い目の人形」を通じて訪米したときに、お世話になったところです。設楽町の各学校を順に訪問され、本日本校に見えました。
講堂で歓迎セレモニーを行い、現在練習している「埴生の宿」を聞いていただきました。その後、青い目の人形をはさんで、記念撮影をしました。撮影が終わると、子どもたちが、それぞれに「Nice to meet you」「My name is ~」と自己紹介をしながら、握手をしていただいていました。日頃の外国語活動で学んだことを生かして、積極的に接していたように思います。大事なことだと思います。
2回目の集合学習を行いました。1回目の学習を踏まえて、各学校で分習したことを生かして、さらに学習を深めました。低学年の音楽では、「しろくまの ジェンカ」を行いました。ペアを決め、前にお母さん熊、後ろに小熊の担当をきめ、音楽のリズムに合わせて、ジェンカを踊りました。とても楽しそうでした。
体育では、運動場の状態が十分ではなかったので、講堂でボール投げ運動を中心に、ロボくん倒しをしたり、ドッジボールをしたりしました。ドッジボールでは、5対5でサークルにしてエリアを決めて行いました。ボールの出所が多く、逃げ回る楽しさを味わえました。ボールが行き来するたびに歓声があがりました。また、上手にキャッチする場面もありました。
学校訪問ということで、16名のお客様が学校に見えて、学校の様子、子どもたちの様子を見てくださいました。今回の授業は、高学年と中学年を中心に見ていただきました。教室のまわりは、お客様でいっぱいになりますが、子どもたちは緊張しすぎることもなく、いつもと同じように授業を進めていました。少ない人数ですが、自分たちで学習を進める様子や活発に意見交換する様子をたくさんほめていただきました。物怖じせず、積極的に取り組んでいる姿がとてもよかったです。日々の学習の積み重ねが生きているように思いました。少ないからこそ、たくさんの活動とたくさんの学習の場を活用し、間違いを恥ずかしがるのではなく間違いを大切にして、さらに学習を深めていくとよいと思います。一人ひとりが自分の力を伸ばしていけるように取り組んでいきたいと思います。
天気が心配されましたが、とてもよい天気となり、体力テストが順調に実施できました。最初に全校で50m走を行いました。グラウンドを斜めに走ると丁度50mになります。道路に飛び出さないように気をつけながら行いました。どの子も真剣に挑む姿がよかったです。高学年は、走っている姿を見ると、昨年よりも体力がついてきたように感じました。それぞれに自分のベストを更新したようです。様々な種目で自分の体力向上の様子を知るよい機会となりました。
その次は、ソフトボール投げと立ち幅跳びに分かれて行い、それぞれの種目が終了すると、交代し行いました。ボール投げは、普段なかなか行わない動きなので、投げる動作が難しいようです。
ボール投げが終わると中学年以上は、講堂で室内種目を行いました。
中学年では、複式の算数で、3年生が引き算の筆算、4年生が垂直・平行と四角形の学習をしました。3年生は、隣の間違った解答に対して、正しい引き算の筆算の様子を説明しました。4年生は、その間に地図の中から平行と垂直を探し、後で確認しました。平行の様子を説明しました。
2年生がこの間から学習していた「お手紙」を劇にしたというので、見に行きました。台詞は、本を読みながらのところもありましたが、はきはきとしっかりした声で読むことができました。簡単な動きを入れながら表現しましたが、かえるさんとがまくんのやりとり、カタツムリさんの配達など、様子がよく伝わってきました。楽しく見ることができました。
高学年の国語は、「世界でいちばんやかましい音」の単元に取り組んでいます。場面ごとに読み取りを進めていますが、ポイント部分では語句にこだわり、多くの意見を交換し、読みを深める関わり合いはとてもよいです。写真では、その熱の入った意見交換が伝わらないのが残念です。
中学年が、清嶺小学校の中学年と合同で社会見学に行きました。最初は、新城消防署設楽分署でした。建物の中をひと通り見学しました。仮眠室、調理室などのお話では、勤務の大変さが伝わってきました。その後で、火事の煙体験をしました。煙は無害なものでしたが、視界はほとんどありませんでした。煙の匂いは、甘いような匂いでしたが、呼吸はしにくかったです。口をハンカチなどでおおい、低い位置でかがんで歩くと、何とか煙の薄いところで動きが取れましたが、煙が充満したら、完全にアウトだと思いました。その前に確実に避難することが重要だと思いました。その他、消防車、救急車の装備をその場で見せていただきながら、説明を受けたり、現場で使用する防火服とボンベを着用させていただいたりしました。消防車の中にすわり、サイレンのスイッチがたくさんあることを教えていただきました。質問の中でサイレンのことを聞いていましたが、状況場面によっていろいろと使い分けていることを知りました。緊急の場合には、サイレンを鳴らして走っていても、対向車などかなり怖いそうです。
次は設楽警察署に行きました。たくさんの方が迎えてくださいました。最初に警察の仕事の概要などの説明を聞きました。警察官の数、装備、警察犬のことなど、お話を聞いた後、警察手帳も見せていただきました。地区の駐在さんも参加してくださって、地区での仕事の様子も教えていただきました。その後で、各階の課の部屋を見せていただき、取調室にも入らせていただきました。署内の見学を終えた後、盾などの装備やパトカーの装備なども見ることができました。盾の中でも、銃器対応の盾はあまりの重さにびっくりしました。銃弾が貫通しないようにできているということでした。パトカーでは、愛知県警本部から無線で、田峯小・清嶺小の子どもたちに向けたメッセージをわざわざ送っていただきました。
最後に設楽町役場に行きました。その前に、隣接している児童館でお弁当を食べました。きれいな場所で、ゆっくりと休憩することができました。昼食後、役場に行き、最初に町長室で町長さんからお話をしていただきました。町民の方たちを第一に考えてみえる様子が、お話から伝わってきました。町長さんが子どもたちに語る様子はとても楽しそうな感じに見えました。お話の中で「子どもは宝」ということをお聞きしましたが、その様子がよく分かりました。中学年には少し長いお話になりましたが、みんな一生懸命に聞いていました。質問もさせていただき、最後にみんなで記念写真を取ることもできました。町長さんのお話の後は、それぞれの子がいろいろな課に質問がありましたので、案内の方に引率され、窓口ごとに説明を聞いたり、質問をしたりしました。
どの見学場所でも優しく丁寧に対応していただきました。子どもたちにとって社会科のよい学習になるとともに、町の方々が設楽町の子どもたちを大切にしてくださっている様子が伝わってきました。実際に中の細かい様子がよく分かりました。子どもたちの中には、将来の仕事として興味をもった子もいるかもしれません。また、活動の運営として、進行役をしたり、きちんとあいさつをしたり、お礼をしたりする場面もあり、社会へ出て学習する緊張感も体験できたと思います。よい見学ができました。お忙しい中、時間を割いて対応していただきまして、本当にありがとうございました。
今年も加藤博俊さんにいろいろと教えていただきながら、ブナの植樹を行いました。バスで1時間ほどの移動時間がかかりますが、行きのバスの中で、加藤さんがいろいろなお話を楽しくお話してくださいましたので、時間がすぎるのが早かったです。現地に到着しますと、加藤さんのすてきなロッジがありました。そこでトイレ休憩をした後で、山に向かいました。昨年度植えた場所より少し上に上がったところでした。6年生は今年で6本目となります。以前に植えた木を探すのもまた、楽しみの一つです。
今年は手助けしてくださる方も4名みえ、作業もどんどんと進んでいきました。加藤さんの自然を大切にする気持ちや環境を守ろうとする気持ち、そのための行動の様子を知り、自分の植樹した木の役割も考えながら、地元の自然の大切さについて考えてくれるとうれしいです。毎年、丁寧に見てくださる加藤さんには、とても感謝しています。ありがとうございました。
また、この日は、加藤さんを取材するためにテレビ局の方も同行しており、子どもたちにも話を聞かれる場面がありました。子どもたちは、緊張しつつも思い思いに自分の考えを話していました。
午前中授業を行い、午後から保護者の方にも助けていただき、校舎の窓拭き、草刈り、花壇整備、茶畑の整備など、全校で環境美化活動を行いました。茶畑の整備は、茶業組合の方にも助けていただき、来年度のお茶摘をしやすいように、整えていただきました。草刈り、窓拭きは、保護者の方が中心となり、きれいに整えてくださいました。子どもたちは、気持ちのよい環境の中で、感謝の気持ちをもって、学習に取り組んでくれると思います。貴重なお休みの日にありがとうございました。
晴天に恵まれ、田口小学校を会場として北設楽郡小中学校指導会が行われました。本校からは、ソフトテニスの部に2組のペアが参加しました。開会式では、選手宣誓の役目がありました。キャプテンの6年生が堂々と行いました。本会役員という役目がら、その選手宣誓を受ける立場として、間近で見ることができました。キラキラと目を輝かせ、一言一句をあわてることなく、丁寧に力強く宣誓しました。その落ち着きぶりには。感心しました。立派な姿でした。
予選リーグでは、4チームのリーグに参加し、違う学校の子たちと3試合を行いました。残念ながら決勝トーナメントには、進むことができませんでしたが、それぞれの試合の中で、これまで練習してきたものを「キラリ」と示すプレーが随所に見られました。ボールをつなぐためのレシーブであったり、ボレーに出る出足の反応であったり、ペアで力を合わせてラリーをする姿であったり、一生懸命にボールを追いかける姿であったり、味方を励まし、元気を出す声であったりと、物怖じせず、がんばる姿がとてもよかったです。一つ一つのプレーの中に成長の跡を感じることができました。子どもたちにも、勝敗ではなく、努力して成長した自分の姿を実感してほしいと思います。これまでの練習を意欲的に取り組み、努力を積み重ね、自分を変え自分を高めたことがとても大事だと思います。また、これまで支えてくださった保護者の方々、地域の方々には感謝したいと思います。ありがとうございました。