今朝の高学年教室は、残念ながら一人、風邪による欠席がありましたが、複式算数の授業に真剣に取り組んでいます。
ふと見ると、黒板の右側に、縦の「メーター」のような板書があります。
歌舞伎のせりふを「覚える」から始まって、「なり切る」、さらに「様式美」まで、芸術の高みへと続く「目盛り」がいくつか刻んであり、それぞれが自分の名前のマグネットを貼りながら「自己分析」をしているようです。
難しい役どころに挑戦する高学年児童に対し、担任は、せりふの相手役を買って出るだけでなく、そのモチベーションを高めるためのさまざまな働きかけをしています。
休み時間にも、各教室から、廊下、そして職員室にまでせりふが響く、1月末の風物詩がここにあります。