奉納子ども歌舞伎を行いました。「弁天娘女男白波 稲瀬川勢揃いの場」「義経千本桜 吉野山道行きの場」を子どもだけで行い、大人が演じる「菅原伝授手習鑑 寺子屋の場」にも何人かの子どもが出演しました。さすが田峯の子どもたちです。当日は、堂々とセリフや所作を練習のように出し切りました。これまでの頑張りが表れていたように思います。たくさんの声援とたくさんのおひねりをいただき、充実した舞台となりました。地域の方、保護者の方、谷高座の方と二人のお師匠様など、これまで応援していただいた方たち、当日たくさんの声援を送ってくださった方たちには、とても感謝しています。ありがとうございました。子どもたちにも感謝の気持ちを大切にしてほしいと思います。
1月の半ば過ぎから、毎日けいこを積み、本日を迎えました。伝統芸能への取り組みは、どこまでも、追い求めるものがあり、ここでよいというところが明確ではありません。そのため、できるようになればなるほど、さらに求められるものが高くなります。ここまでの取り組みはとても大変でしたが、よく頑張りました。努力を積み上げることが、自分を変え高めることにつながります。学びというのは、その繰り返しのように思います。
白波五人男
義経千本桜
寺子屋