保護者会で、毎朝練習してきたマラソンを見ていただきました。少し高めの気温でしたが、ほとんどの子が自己ベスト、シーズン自己ベストを出しました。真剣な顔つきで、自己ベストをめざしている姿はとてもよかったです。よい走りができていました。こうした取り組みで一番大事なことは、どれだけ練習に取り組み備えてきたかということだと思います。この日たまたま記録が出なくても、これまで苦しい練習をしてきたことは、いろいろな場面で生かされると思います。そして、努力を積み重ねて生み出した自己ベストは、とってもすごいことだと思います。自分を超えていこうとする取り組みは、自分を成長させる方法を学ぶよい機会だと言えます。学校は、自分の成長のさせ方をいろいろと学ぶところだと思います。どのような取り組みが、どんな場面で役立つかはわかりませんが、自分の成長には、必ず生きているはずです。学びを重ねていくことが大切だと思います。
また、マラソンでは、自己記録を伸ばすために、苦しい場面であきらめずに踏ん張ることが大切です。苦しい場面では、必ず天使と悪魔がささやきます。そのときにもがき苦しみ踏ん張ろうとする力は、きっと心のたくましさを蓄えると思います。不安定なこんな時代には、たくましい心は生きていくための大きな支えになります。そのたくましい心は、さらに穏やかな心を育み、優しい心を育てる力にもなると思います。大変な5週間でしたが、よく頑張りました。
最後に、このマラソンへの取り組みに、後藤裕道様から温かいメッセージとチョコレート菓子をいただきました。いつもありがとうございます。終わりの会で、児童会長が代表でいただきました。