10月9日(金) 清嶺地区集合学習・ふるさと学習

   7月に行う予定でした臨海学習の代替措置で日帰りの海釣り等を企画していましたが、さらなる状況の悪化により、ふるさと学習ということで、清嶺地区内で活動しました。

   最初に「木と革のaoyama」さんの素敵な工房で、箸づくりをしました。小学生にも取り組める作業で、オリジナルの箸ができました。その後の質問コーナーの中で、青山さんから、最初は都会に就職し、その後地元に戻って今の仕事につき、どのような思いで取り組まれているかという貴重お話を聞くことができました。地域を大切に思い、仕事に真摯に取り組む姿は、人としての生き方を学ぶよい機会となりました。

   その後、川沿いにある八雲苑さんに行き、鮎の串打ちと五平餅づくりの体験をしました。鮎つかみは、簗でつかみ取り体験の予定でしたが、あいにくの雨で、たらいの中でつかみ取りをさせていただき、その鮎に自分で串を打ち、塩を振り、あとで塩焼きにして食べました。五平餅も木枠に合わせてご飯を押し込み作りました。出来あがった料理は、午前中に作ったオリジナル箸で食べるという粋な昼食となりました。郷土料理を、自分が作った箸で食べるというふるさと体験は、子どもたちを笑顔にしてくれました。ここでも串打ちや五平餅づくりを教えてくださった方にいろいろな質問をして、地域のことについて学びを深めました。臨海学習はできませんでしたが、故郷を振り返るよい機会となりました。

    昼食の最中、雨の中ヤナに鮎が落ちないか見ていましたが、鮎の活動が活発な日中は、ほとんど落ちないそうです。この日の早朝は数百という数の鮎が落ちてきたということでした。しかし、そのとき、子どもから「うなぎだあ」という声がしました。とても立派なウナギがヤナに落ちてきて、とても盛り上がりました。従業員の方が、軍手をはめても滑り落ちるウナギを何とか袋に入れました。

   また、ヤナをよく見ると鉄パイプで組まれています。昔は、竹で組まれていましたが、大雨が来ると、流されてしまうことや毎年竹を切り出す労力が大変ということで、今では鉄筋や鉄パイプを使って、毎年頑丈に組んであるそうです。

   昼食後、学校に戻り、交流学習を行い、清嶺小の子たちと楽しく過ごしました。

   ふるさと学習のために、ご協力いただきました地域の方々には、とても感謝しています。ありがとうございました。

clip_image004clip_image002

clip_image012clip_image014

clip_image008clip_image020

clip_image010clip_image040

clip_image006clip_image018

clip_image016clip_image026

clip_image022clip_image024

clip_image032clip_image036

clip_image038 clip_image028

clip_image034clip_image030

2020年10月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

月別 アーカイブ