今年も台風の影響でずいぶん不安定な天気予報でした。3連休の初日を逃すと、また来週という可能性もある中で、天気予報はめまぐるしく変わり、当日の朝、やっと見通しが立ちました。早朝の段階では、一部種目を短縮することも考えましたが、なんとか予定通りに進められるという判断になりました。若干曇り空でのスタートでしたが、暑くもなく運動するにはとてもよい天候でした。子どもたちは、一週間前の予行から、ポイントを絞った練習に一生懸命に取り組み、演技だけでなく、入退場や移動の動き、てきぱきとした集団を見せる動きがとてもよくなっていて感動しました。徒競走では、ゴールラインの向こうまで走り切る姿、みんなの心を一つに合わせ、線の美しい組体操、紅白リレーのバトンパスの見違える動き、力のこもった大熱戦の綱引き、最後の大勝負、高学年が力強くリードした源平合戦など、子どもたちの熱い頑張りと一回りも二回りも成長した姿が一つ一つの動きに表れていました。他の子と比べてしまうとそのよさは見えなくなってしまいますが、その子の成長で見れば、大きな変化がわかります。各学年の種目でも、それはよくわかりました。行事に向かう中で、一生懸命に努力し、自分自身を少しでも高めていく姿は、とても素晴らしいと思います。
また、清嶺地区の合同運動会を見ますと、普段から保護者の方、地域の方が子どもたちを支え、温かく見守ってくださっていることがよく伝わってきました。親子競遊や保護者の方、地域の方の種目など、本当に多くの方が参加して、運動会を盛り上げてくださいました。ありがとうございました。温かい運動会だなあと思います。
この運動会にも北設応援団の後藤裕道様より、子どもたちにたくさんの心遣いをいただきました。いつも子どもたちを温かく見守っていただき、ありがとうございます。