中学年は都市体験学習に向け、数日前からインターネットを使って、行く場所の確認をしたり、高島屋のおおきなお店で購入する文房具の確認をしたりして、事前学習を重ねました。
都市体験学習の当日となりました。清嶺小学校の子どもたちと一緒にバスでリニモ愛地球博記念公園駅まで一緒に行きました。そこからは、各学校の計画に合わせて活動しました。
子どもたちは、まず、切符を買うところ、切符を買って自動改札を抜けるところまでが、最初の学習です。どきどきしながら、行き先を確認し、金額を確認し、お金の入れるところ、ボタンを押すところ、自動改札の入れるところを確認して、無事通過しました。そして、名古屋駅に着くと、金時計を探し、高島屋に入って、文房具を買いました。高島屋の文房具売り場では、たくさんのものが置いてあり、目移りするほど、様々な種類、様々な金額のものがありました。短い時間ではありましたが、予定したものをなんとか買うことができました。
高島屋で買い物がすむと近くのミッドランドスクエアに移動し、42階行きの高速エレベーターに乗り、そこからエスカレーターで何階か上がりました。エレベーターの速さには、とても驚いたようです。スカイプロムナードに着くと、そこから名古屋の街を見渡すことができました。ヘリポートつきのビル、ナゴヤドーム、名古屋城などを、「あそこ」「こっち」「あった」と探しながら、ガラス張りになっている四方を巡り、名古屋の街の様子を感じることができました。
最後に大名古屋ビルデジングの休憩できる場所で昼食を取り、帰路に着きました。今回、事前学習に基づいて、切符を買い、駅の改札をとおり、駅から目的地を探すまで、自分たちで行動しました。日程表や地図、示されている看板や方向表示などを頼りに、何とか進んでいきました。頭の中を思考が駆け巡り、ヒントになるものを探そうとまわり注意深く観察し、全神経を集中して、たくさんの体験をしました。帰りのバスは、とても静かで、ほとんど話し声が聞こえませんでした。みんなの疲れが伝わってきました。よい準備ができ、よい学習、よい体験ができたように思います。