第一幕「寿浄瑠璃三番叟」が始まる前に、来年度入学する児童が面箱持ちを披露しました。とてもかわいらしい踊りを見せてくれました。現在1年~3年までは、すべて女の子なので、久しぶりの男の子となります。そして、インタビューでは、「名前」、「好きな食べ物」、「小学校でがんばりたいこと」、「将来やりたいこと」に、はきはきと答えてくれました。特に頑張りたいことでは「算数」と答え、学習で頑張りたいという意欲は素晴らしいと思いました。踊りも頑張り、来年度の入学がとても楽しみです。
第一幕「寿浄瑠璃三番叟」
面箱持ちが終わると三番叟が始まりました。息の合った踊りを披露してくれました。また、コミカルさもあるこの踊りは、とても楽しく見られました。
第三幕「勧進帳」
当日は楽屋にいましたので、実際に見ることができず、残念でした。稽古上げのときの三味合せで初めて通して見ましたが、そのときの、台詞の量、複雑な所作、弁慶側と関守たちとのやりとりなど、あまりの出来の素晴らしさにとてもしびれました。ぜひ見たかった作品でしたが、稽古からでも、地域の歌舞伎に対する思いが十分に伝わってきました。