12日夕刻、第五幕・子供歌舞伎の幕が開きました。
役者として8名が、また「後見」役として1名が登場する、全校そろった舞台です。
やはり、高学年が「夢に見るほど」精魂傾けた「三兄弟」の掛け合いは見事で、地域「谷高座」の先生方の思いを受け、ほんとうに立派に演じ切ることができました。
高学年の真剣さが、全学年に伝わり、これまでのどの稽古の時よりもすてきな舞台を創り上げることができました。
憧れの役「松王丸」「梅王丸」「桜丸」を誇りをもって演じた面々、それぞれに普段とは違う迫力と声を求められる「時平」「杉王丸」「金棒引き」、励まし合って声が出るようになってきた「仕丁」と「後見」の低学年と、みんなが一つ乗り越えた大きな学びのある舞台でした。
地域の皆さんや観客の方々とともに「締め」を行ったフィナーレの感動は、それぞれ忘れないと思います。
帰りの会では、皆さんに「感動」を与えられた9名の頑張りを称えるとともに、これまで支えていただいた多くの皆さんへの「感謝」の気持ちの大切さを、9名みんなが胸に刻みました。
私たち職員も、誇らしい面々の顔を心に刻み、今後とも地域と共に歩んでいきたいと思う、すてきな夜になりました。
ご家庭、地域はもとより、これまで“峯っ子”をお支えいただきましたほんとう多くの皆さん方に、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。