祭礼前日の10日は、子供歌舞伎『車曳』の三味合せで、地域の方も大勢、会場となる本校講堂に集まってきます。
舞台上での「衣装替え」のある役者を中心に、本番の衣装を着けて臨みます。お師匠さんへの挨拶もいつもより少し緊張気味で、三味合せがスタートしました。
謡い、三味線、鳴り物の先生方と子どもたちが、正に息を合わせての真剣勝負です!
中学生の先輩も学校帰りに駆けつけてくれて、みんなの温かい目で、最後の仕上げを見届けます。そこには、自分たちも経験してきた、田峯の先達の息づかいを感じる世界が、脈々と引き継がれています。
名外大生も、いつも以上に真剣な子どもたちに向き合い、しっかりと記録映像を撮っていました。