本校では、複式算数の授業づくりの研究を重ね、子どもたちの学び合いによって、力を高めていくことに取り組んでいます。
今回は、豊田市の小規模校から継続的にお招きしている指導講師の先生に、本年度「授業改善」に努めてきた成果を見ていただきました。目の前の「この子」の変容にねがいをかけて!
二学年をあわせても3名という極小規模の複式学級において、それぞれのミニホワイトボードを駆使して思考を記録・整理・表現するとともに、教師も「4人目の児童」となって学び合いに加わるなど、子ども主体となるよう工夫した授業展開です。異なる単元を学習している学年を、あえて交流させる場面も位置づけています。また、教室壁面には、学びの足あとが掲示され、両学年共有の「財産」のようになっています。
「本校スタイルの確立」とまでは言い切れませんが、子どもの追究意欲、かかわり度は、年度当初よりも高まり、さらに、今後、力をつけていくことが期待できます。
今後とも「この子」のための授業づくりに、全校一丸となって取り組んでいきたいと思います!!