多くの職員が出張し、不在であったある日、学区のお年寄りの方がお花を届けてくださいました。
受け取った事務職員がメモをした「○○地区の■■さん」に該当する方が思い当たらず、考えあぐねる中、○○地区在住で、「何でも知っている」美容室のおばあさん(82歳)に電話をしてみました。
おばあさんは、第一の検索ワードの「○○地区」に、「■■という人はいない」と断言されました。そして「どんな花か」というお尋ねに「シクラメン」(第二の検索ワード)と答えると即座に「▽▽さんだ!」と解明していただけました!!
さらに「先月の敬老会で、校長先生としゃべって親しくなった▽▽さんが、学校に何か持っていくと言っていた」という補足情報まで――
敬老会では、「ほんとうの宝物は・・・知恵をたくわえ、社会を温かく見守るお年寄り」とお話ししたばかりですが、まさに確かな知恵と、温かい視点にお助けいただけました。
たった二つの「検索ワード」で、こんなにも広く深い「情報」をいただけるとは、「スマホでなんでもわかる」と驕りがちな私たちへの戒めとして、感激しきりの思いを込めて、職員室の話題とさせていただきました。
いつも学校を見つめてくださる地域の皆さん方、ほんとうにありがとうございます。