本校の「2代目~ビオトープ協力隊」である3・4年生が、この1学期の学習成果を発表するとともに、全校にビオトープを「体験」してもらう観察会を企画しました。
このビオトープは、地区の方のご厚意で、休耕部分の田んぼをお借りして進めている、本校の新しい特色ある活動です。
複式授業用の学習ツール「ミニホワイトボード」をフル活用して、今学期の「協力隊」の歩みを発表した後、3・4年生の一人一人がリーダーとなる3班編制で、調査活動の「体験」がスタートしました。
どの班も、当ビオトープの環境の「指標」となるホトケドジョウはすぐに見つけ出し、各種カニ、カエル、トンボを横目に、「絶滅危惧」が言われる種の発見に努めています。
「カヤネズミの巣だ!」「アカハライモリ発見!!」
中盤のにぎわいの中には、ホワイトボードに示された写真と比べ「同じだ!」と喜びの声をあげる低学年の姿もありました。
終盤には、自然の先生・加藤さんから提供された「秘密兵器」も飛び出し、まわりの樹木に棲息する生物も採集できました。かわいいシャクトリムシを手にした低学年は、じっくりと動きを観察していました。
全校で、たっぷりと自然とふれ合う活動ができました。
ご指導をいただいてまいりました加藤さん、この1学期間のお導き、ほんとうにありがとうございました。また、今後とも、よろしくお願いします。
子どもたちの「夏休みの研究」にも、どうぞご期待ください。