2月20日(土)、田峯区の生活改善センターに、区内外から70余名の皆さんにお集まりいただきました。四半世紀にわたる訪米事業の大きな区切りとなる会です。
本校PTAが主催し、全9回それぞれの「使節団」に参加した児童のOBをはじめ、そのご家族、田峯区の関係者の方々など多数の皆さんのご参会を得て、事業終了式・懇親会を挙行しました。ありがたいことに、試験前の中学生もたくさん参加してくれました。
熊谷PTA会長の式辞に続き、学校側から20分余にまとめた訪米事業記録のプレゼン発表を行って、本事業の価値を再確認しながら、様々な活動を懐かしく振り返ることができました。
平成元年度の第1回「使節団」の杉本さん(当時6年生)から団員OB代表のあいさつをいただくとともに、事業立ち上げ時のご苦労を多くの仲間とともに乗り越えてみえた元PTA会長の七原区長さんからお言葉をいただきました。お二人ともに、当時の立場に思いをはせながら、本事業への思いを熱く語っていただけました。特に、七原さんからは、当時の原田校長先生の「会長さん、とうとう来ましたね・・・」という涙交じりの思いもご紹介いただき、会場全体が、四半世紀の時の重さ、関係者の並々ならぬ思いの強さを感じることができました。
続いて、地元で、本事業推進の資金となった「牛堆肥」作りに資材提供くださった事業所の方々に感謝状と記念品を贈呈し、長年のご支援への感謝を申し上げました。
児童によるアトラクション「リコーダー発表」を、会場からの大きな拍手で盛り上げていただいたところで、懇親会へ移行しました。そして、本事業推進に多大なご支援をいただいた熊谷財産区管理委員長さんからご挨拶をいただいて、田峯区を挙げて取り組んできた一大事業の総決算をしていただきました。
ともに本事業に携わってきた地区の方々はもちろんのこと、久しぶりに出会うOB団員も、それぞれの思い出話に花を咲かせて、交流を楽しんでみえる様子でした。
今回、お招きすることはできなかった、旧職員、長年ご支援いただいた各種業者の方々、在米の関係者の皆さん方には、可能な限り出向き、また、書面等でごあいさつ申し上げ、これまでの感謝の気持ちを伝えてまいりたいと思います。
関係の皆様方には、これまでのご支援、ご厚情に心より感謝申し上げます。