11月の区民運動会で、児童会が、学区のみなさんとともに「グレースちゃんの米寿をお祝いする会」を行ったのに関連して、今回は、校内での集会「グレースちゃんをよく知る会」を進めてくれました。
みんなのいちばんのお楽しみは、全校で分担して絵を描いた、『グレースちゃん物語』の紙芝居発表です。
それは、グレースちゃんの誕生から来校、そして戦争の時代の苦労と、25年にわたる「青い目の人形 アメリカ訪問使節団」のことが、低学年にもほんとうによく伝わるできばえでした。
校長からは、グレースちゃんの歩みに添えて、大きく関わった3人の人々の話を「ミニ紙芝居」を使って行いました。
人形を贈ることを発案されたギューリック博士、戦争中に人形を隠し通してくれた鈴木校長先生、そして、戦後の発見にかかわられた竹下マサヘさん・・・
グレースちゃんを大切にし続けてくれた田峯のみなさんを含めて、やさしいみなさんのおかげで、今、グレースちゃんが米寿を迎えられたのです!!
集会後には、校長室で、当時の校長先生の写真を見つめる子どもたちの姿が印象的でした。