今回の、自由研究発表会には、地域の「自然の先生」加藤博俊さんをお迎えしました。
加藤さんには、樹木、鳥、虫など、毎年いろいろな場面で、自然の素晴らしさを教えていただいており、本年度は特に、中学年の湿地帯の環境整備活動、ビオトープづくりのご指導をいただいています。
“峯っ子”の研究発表について、まずは、自然や身の回りのことに関心をもって「切り込んで」いく姿勢を評価していただきました。その上で、生涯にわたって、自分の生まれ育った地の自然を守る活動の意義と、回りに働きかける趣味をもち続けることの大切さを教えていただきました。
「人生の設計図」を3つのステージ(学業修了までの期間・社会人としての期間・その後の期間)に分けて、ご自身がその中で大切にしてきた思いを、教室の小窓を使った「紙芝居形式」でお話していただきました。
恩師との出会い、優れた先人への憧れ、少年時代や青年時代に実際に挑戦してみた成果と、60代から取り組みたい「夢」など魅力的なお話がいっぱいです。中でも、お金を貯めて手に入れた山林を、これからの時代を担う“峯っ子”たちにも「開放」し、大勢の人たちの協力を得て守り続けていきたいという壮大なビジョンには、本当に心を打たれました。
「自分にできることから!」“峯っ子”の思いもぐんぐんふくらんでいく、そんなお話をうかがうことができました。
加藤さん、本当にありがとうございました!