郡ソフトテニス指導会 ~心身を鍛えてきました!~

梅雨どきで天候が心配される中、郡内各校の選手たちの熱い思いが、天に通じたのだと思います。雨に降られることもなく、郡体育指導会ソフトテニス大会を開催することができました。

本年度の本校は、男子は4年生も入らないとチームが組めない状況、そして女子は「ディフェンディングチャンピオン」としての誇りと同時に焦りも感じる中、4月にチームを立ち上げ、日々練習に励んできました。

新キャプテンとなった6年女子Hさんのリーダーシップのもと仲間全員で声をかけ合って、素晴らしいチームができたと思います。試合に出られるのは男女各1ペアですが、一緒に練習する中学年も、同じ気持ちで心と技を高め合ってきました。

試合本番、男子チームは、切れのあるサーブでエースを決める5年生後衛、そして、確実なレシーブと「前日にマスターできたばかりの技」まで決めてしまう4年生前衛がそれぞれに頑張り、予選リーグでは激戦の末ライバル校を破る快挙で、決勝トーナメントに進むことができました。

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また、女子チームは、息の合った6年生後衛・前衛コンビが、1球1球ていねいに打ち込む好プレーでラリーを続け、着実にポイントを得て、勝ち星を重ねていきましたが、惜しくもあと一歩のところで、決勝トーナメント進出はなりませんでした。

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午後は、本校チームの仲間、そして、集合学習で共に高め合ってきた清嶺小の仲間の応援を受けて、男子決勝トーナメント1回戦に臨みました。対戦したのは、優勝した田口小6年生ペアで、本校ペアにとっては、1セットも取れない厳しい敗戦となりました。

5年生後衛選手も「力の差を感じた・・・。でも悔しい!」と涙のにじむ経験をしましたが、「来年に向け、力をつける!」ことを誓う、頼もしい姿を見ることができました。

本年度の本校チームは、自他共に認める、ほんとうによく声の出るチームでした。あいさつ、返事はもちろん、動きの中で発する声の力強さ、込めた思いは、どこにも負けないという誇りをもって頑張っていました。何より、本校の伝統である、普段の後片付けまで気を抜かない、進んで動く姿勢、そして、最後まで動いてくれた仲間に対する「ありがとう!」の声は、聞いていてほんとうに気持ちのよいもので、「この仲間と一緒に練習できてうれしい」と思える“峯っ子”の宝物の一つです!

閉会式後、コートの後片付けも進んで行い、“峯っ子”は笑顔で会場を後にしました。帰校後は、ボール拾いなど毎日の練習を支えてくれた低学年や、お世話になった職員へのあいさつまでしっかりと行い、ようやくお茶を飲み一息ついていました。

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指導会への取り組み全体を通して、目標をもって頑張るよさと「乗り越えられない」と感じる壁に突き当たっても挑戦を続ける大切さを、味わうことができたと思います。また、支えてもらったすべての人・こと・ものに対する感謝の気持ちをもつことができたと思います。運動の技だけでなく、心も鍛えられた体育指導会になったことを、職員一同も嬉しく思っています。

帰宅時には、日々頑張りを続けてきた「自慢の声」で、元気に「ただいま」が言えたでしょうか?家では、疲れて果てて少し甘えたい気持ちの声だったでしょうか?4月の練習開始日から試合本番の日まで、優しく、時には強く激励をいただきましたご家庭のお支えに、心より感謝申し上げます。

また、次の目標に向けて、みんなで力をあわせ、笑顔で頑張っていく“峯っ子”が楽しみですね!

「いまだ!すまいる!切りひらけ!」

 

2020年10月

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