8月3日、毎年恒例になっている「水源地域交流事業」により、田峯区に、蒲郡市の小学生とその保護者50数名の訪問団を迎えました。
訪問団の小学生は、蒲郡市内の全小学校から「田峯の自然にふれてみたい、行ってみたい」と希望した子どもたちで、10数倍の抽選により選ばれたということです。本校児童も全員参加し、お迎えをしました。
まずは、「栗嶋川親水広場」での川遊び、魚つかみからのスタートです。前日放流された魚で、自分たちでつかんだ分はバスの保冷庫に入れて持ち帰れます。雨の中、子どもたちは大はしゃぎで挑戦していました。ただ、雨で水温が低く、せっかくの機会であったのに「遊泳エリア」に入る子が少なかったのは残念でした。
昼食から午後にかけての活動は、場所を移動し、田峯観音駐車場にある農村改善センターで実施しました。午前中から、本校の保護者および田峯区役員のメンバーが、食材の下ごしらえ、バーベキューの支度を進めており、蒲郡市のみなさんには、田峯の味覚を存分に味わっていただきました。
外庭での、青竹を用いた本格的な流しそうめんは、雨の中の実施となりましたが、観音様の名水をいただいて進めることができました。本校高学年は、麺玉を流す役割を買って出るなど「おもてなし」に動き回っていました。
午後には、地域の「森の先生」加藤さんによる自然講話、木工教室が続くわけですが、それに先だって、設楽中学校の生徒(多くは田峯小出身者)による「クマタカレンジャー」公演があり、蒲郡の子どもたちにも大いにうけていました。「いっしょに記念撮影を」という保護者カメラマンの要請にも快く応えており、公演は大成功でした。
本校は、「だ・い・す・き」=「だみね小 いいね! すごいね!気になるね!」をキャッチフレーズにしていますが、この日は、区内のみんなで力を合わせ、蒲郡市のみなさんに、田峯そのものを「だ・い・す・き」になっていただけるよう呼びかけ、今後も気にかけて来訪していただけるよう、心を込めたおもてなしができたと思います。
本校の子どもたちにも、交流を通して、新たな友達ができました。最後は、区内の参加者全員で2台のバスに大きく手を振ってお別れをしました。
保護者、地区の関係者のみなさん方のおかげで、たいへん有意義な会となりました。ほんとうにありがとうございました。