…卒業記念「田峯小若草物語」…
小川多貴さん、山本実乃里さん、竹下裕唯さん、泉保琴麻さん。平成20年4月、田峯小学校に4人の女の子が入学しました。1,2年学級7人という、田峯小学校としては久しぶりの大所帯となり、一段と活気づいたことでしょう。それから6年、4人の女の子は、それぞれに持ち味を発揮しつつも、姉妹のように助け合い、すくすくと成長していきました。学校や家庭で起こる楽しい出来事や悩み、そして行事や歌舞伎などの幾多の試練を経て、4姉妹達はいつしか「リトル・ウィメン」へと成長していきました。
では、田峯版「若草物語」をご覧ください。
入学式では緊張気味だった4人。式を無事に終えた後の記念写真では、上級生といっしょに、「ハイ、ピース」。学校生活の始まりに胸が躍ります
女の子ならではの楽しみ方といえるのでしょうか。4人の誕生日には、それぞれにおめかしをして、みんなから“キラキラ”ポーズで祝福を受けました。
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3年生 社会見学
清嶺小の仲間と一緒に設楽町内の様子を見学したり体験したりしました。「飛び出せ、教室」とばかりに学習の場も広がりました。
4年生 アメリカ訪問
ウイリスタワーの大絶景、ウィンザー小との交流の大成功、シカゴ大使館での大歓迎、クラナートセンターでの歌舞伎公演、ディズニーランドでの楽しいひととき…ホームステイも体験し、アメリカを肌で感じながら草の根交流の大役を立派に果たすことができました。
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5年生 臨海学習 佐久島での2泊3日の宿泊体験。力の限り泳いだり、のんびりと島内散策をしたりと“夏”を楽しみました。
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6年生 修学旅行
自分たちで計画し、散策した京都・奈良での3日間。小学校生活の総まとめに相応しい楽しい体験となりました。
そして 、今 田峯小学校の伝統を紡ぎあげ 卒業 |
多貴さん、実乃里さん、裕唯さん、琴麻さん、中学校へ行っても頑張ってください!
卒業生から一言 |
6年間の小学校生活でできたわたしの友達は、23人です。わたしは、この田峯小学校で、友達はとても大切だということを学びました。 わたしの6年間の思い出は、友達と過ごした時間です。授業中、わからない問題が出たときは、いっしょに考えてくれました。毎週月曜日と木曜日と金曜日の20分放課にある仲よしタイムでは、こおり鬼やドッジビー、学校かくれんぼなどをして、みんなで楽しくあそびました。掃除の時間は、みんなで協力し合い、学校をきれいにしました。 いっしょにやったこと、考えたこと、楽しんだこと…全部がわたしの大切な思い出です。当たり前にいっしょにいた友達ですが、離れると思うと、とてもさびしさを感じます。 在校生のみなさん。今までの楽しかった大切な思い出は、一生忘れません。 周りにいてくれる友だちを大切にして、楽しい小学校生活を送ってください。 (小川多貴) |
在校生のみなさん、いつもいっしょにいてとても楽しかったです。人数は少なかったけど、その分、一人一人といっしょにしゃべったり、遊んだりすることができました。遊ぶとき、かけよってきてくれる子もいてうれしかったです。 低学年の子は、いつも楽しそうに過ごしていて、わたしも笑顔になりました。中学年の子は、楽しんでいる一面もあり、しっかりした一面をもっています。5年生の子とは、いっしょの教室でいっしょに勉強をしてきました。放課の時間になると、いつもじゃれ遊んでいましたね。とても楽しかったです。 また、みんなとこうしていっしょに遊んだり、おしゃべりしたりしたいです。みんなのおかげで、とても楽しい日々を送ることができました。もうすぐ中学生になるけど、いっしょに過ごした日々を忘れないでください。6年間、本当にありがとうございました。 (山本実乃里) |
6年間をふり返ってみると、たくさんの出来事がありました。運動会、マラソン大会、音楽祭など、みんなで協力して行事を成功させてきました。 わたしは自分から意見を言うのがはずかしかったり、大きな声であいさつしたりすることができませんでした。でも、それを助けてくれたのは在校生のみなさんでした。みんなが笑顔で話しかけてくれてとてもうれしかったです。 1・2年生は先生の指示をちゃんと聞いて動けましたね。とっても明るく元気で、みんなを笑顔にしてくれました。 3・4年生は、下級生に指示を出すこともできました。おもしろくて毎日が楽しかったです。 5年生は、みんなに指示を出し、自分たちでも行動することができました。六年生がいなくても進んでやっていてすばらしかったです。 みんながたくさんの手助けをして、私たちを支えてくれました。これからも田峯小学校を支えてください。今まで本当にありがとうございました。 (竹下裕唯) |
わたしは、1年生の時、マラソン大会で走るのが苦手で、最下位でした。ですから、わたしは悔しくて、次の日から走る練習をし始めました。 2年生のときは、成果が出たのか4位まで上がりました。そのとき、わたしはお父さんと一緒に走ってきて良かったなあと思いました。 その後、1位だった友だちを目標にがんばりましたがなかなか勝てませんでした。おまけに、四年生からは、今まで1kmだったコースが1・5kmと前よりも長いきょりを走ることなり、順位も下がってとても悔しい思いをしてきました。 そして、6年生。これで最後のマラソン大会だと思うとドキドキしました。最初にダッシュするといいと言われて走ると、とても調子よく走れました。ですが、またしても勝つことはできませんでした。 でも、今は、6年間あきらめずにコツコツやってきたことが大事だったと思っています。在校生のみなさんも、結果より、目標に向け努力していってください。 (泉保琴麻) |