峯っ子だより  2月号

身 体 測 定 !!

養護教諭 伊藤則子

「先生、誰から先?」保健室の戸が開いて、1・2年生の4人が元気よく飛び込んできました。

今日は月に一度の身体測定の日です。「準備のできた人から順だよ」と言うと、服を急いで脱いでわれ先にと身長計の前に並びます。

私が身長計の目盛りを見て健康手帳にclip_image002書いていると、「先生、身長伸びた」「どのくらい伸びた」とどの子も尋ねてきます。「先月と同じだよ」「1センチ伸びたね」と返事をすると、残念そうに「この前と同じだ」という声、うれしそうに「やったあ」という声が返ってきます。3年生以上の子どもたちも同じです。どの子も自分が大きくなっていることを期待して保健室にやってきます。残念そうにつぶやく子には、「個人差があるから、今伸びなくても、中学校に行ってから伸びる子もいるんだよ。」と話します。

次に体重を測ります。体重計に乗ると4年生以上の女の子はデジタル表示の部分を両手で隠します。体重が増えていないと、「あーあ、良かった。先月と同じだった」とつぶやきます。中には「私、体重が増えたから増えないように気をつけているの」と言う子もいます。中高生の女子のような行動や発言に、思わずクスッと笑ってしまいます。お年頃なんだなあ…「今は成長する時期だから、身長だけでなく体重も増えるのが当たり前」「運動をすれば体がしまるから、太るなんてことを考えなくてもいいの」と話します。

小柄な私は成長していく子どもたちにだんだん背の高さで追いつかれ、そのうち抜かされることも…いつの間にか上から見下ろされるようになっていることがよくあります。うれしいような、ちょっと寂しいような…

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幸 せ な 脳

泉保 幸恵

「笑う門には福来る」と、よく申しますが・・・

○重要語の意味

笑う=うれしい時や、楽しい時に、声を出したり、顔の表情を和らげたりすること。

門=家のこと。家族のこと。一つの家の中に夫婦や親子、兄弟などが一緒に生活をして住んでいる集まり。

福=幸福。生きているときにめぐり合わせる良い出来事。幸福。くるしみとか、煩わしく思い悩むことなく満ち足りている状態。

○意味

笑いの絶えない明るい家庭には、やがて幸福がやってくるということ。

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笑っているうちに、福が何となくやってくるのか?

それとも、福が来ているのだから笑うのか?

どちらにしても、現実では毎日毎日笑っていられることはありえないのではないでしょうか。

脳科学的にいうと、「笑う」ということでドーパミンという物質が生まれ幸せと感じることができるのだとか

つまり脳の幸せ物質ドーパミンは「笑う気分ではないよ」と思える時でも、少し無理してでも笑顔を作るいわゆる“作り笑い”から入っても効果はあるそうです。
笑うと顔の筋肉が収縮し、その情報が届くと脳は「今、笑っている」とだまされ、気持ちがだんだん楽しくなってきたり、脳内回路がプラス方向に廻り出したり、心身ともに良い方向に進そうです。

なにごとも、気持ち次第!!

皆さんも、暗い気持ちになったり気分が落ち込んだりした時でもドーパミンの働きを思い出し作り笑いをしてみるのもよいかもしれませんね。

笑う門には福来る!!楽しく笑っていられれば

身体も心も健康になるのです。

2020年10月

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