子ども歳時記  12月

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~特集 人権週間・田峯小の取組~

12月4日からの1週間は「人権週間」でした。今年も本校では、「自分や周りの人が分け隔てなく大切にされるように」という願いをもとに、子どもたちが中心となって、人権の大切さを学ぶための活動をしてきました。その一端をご紹介します。

 

○ 清嶺小の友達と一緒に人権映画の鑑賞交流会を開きました

【12月4日】

映画会のチラシに言葉を添えて、清嶺小の友達を招きました。一緒に鑑賞した映画のタイトルは「花のズッコケ児童会長」。お調子者の主人公が、いじめられていた友だちを救うために立ちあがり、児童会選挙をとおしていじめっ子と対決するというものですが、公正な選挙のあり方や男女の人格の尊重など人権を考える上で大切な視点も盛り込まれた作品でした。

映画を観終わった後、田峯・清嶺の子どもたちが映画の感想を交えながらグループ討論を行いました。もちろん司会進行も子どもたちの手によります。先生たちに手助けを受ける場面もありましたが、自分たちの問題を自分たちの目線でとらえて意見を交換し合うことをめざしました。

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「学校生活をもっと楽しくしていくには、どんなことをするといいかな?」
(司会をする6年生)

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こうした話し合いができるのも、集合学習で一緒に学びあっているからこそだね。友達を大切にして下さい。
(人権擁護委員さんの
お話より)

 

 

○ なかよし(人権)集会を行いました  【12月10日】

①低・中・高学年よる人権週間中に行われた人権学習の発表

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☆道徳の授業を再現し、

友達に優しくすることの

大切さについて発表しま

した。(1・2年生)

 

 

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☆国語の授業で「人権新

聞」をつくり、全校に配

りました。

(3・4年生)

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☆学活で考えた「人を思

いやり手を差し伸べるこ

とのできる子」の姿を提

案しました。

(5・6年生)

 

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わたしたちは、人権週間で助け合いについて考えました。。人を助けることで、自分の心も大きくなります。困っている相手の気持ちを考え、手助けすることが大切だと考えました。

 

② 一人一人が思いを込めて書いた人権に関する習字作品の発表

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ただ団結するのではなく、友情で団結をすることができれば、強い団結が生まれると思います。だからぼくは「友情団結」という作品をつくりました。

③ 児童会による「なかよし宣言」の採択
人の気持ちを考え、
なかよくみんなで
輪をつくることを誓います!

 

④ 校長先生のまとめの話

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人はだれでも自分独りで生きてはいません。自分を大事にしたいという気持ちは、他の人を大事にするということと同じです

 

今日、5時間目がなかよししゅう会でした。はじめは、1・2年生のはっぴょうでした。そのはっぴょうというのは、道とくのじゅぎょうや国語のじゅぎょうでべんきょうしたことをみんなの前で話すことです。

わたしたちがはっぴょうするときに、足がぶるぶるふるえました。でも、まちがえずに言えてよかったです。2年 夏目晏李)

 

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     子どもたちが考えた人権標語作品

◇わる口やめたら みんなともだち あそぼうよ

                                                                            (1年 小野田圭輔)

◇けんかしても すぐなかなおり いっしょだよ

(2年 泉保 結海)

◇いっちゃだめ じぶんが言われて いやなこと

(2年 夏目 晏李)

◇みつけたよ いいとこめがねで「ありがとう」

(2年 熊谷ひまり)

◇ぼう力は みんながいやがることなんだ

(3年 熊谷 穂澄)

◇やめてよ 君にはわからない この気持ち

(4年 竹下 日菜)

◇ゆう気を出して 自分の気持ちを 言ってみよう

(4年 熊谷こころ)

◇いじめ見た 助けようよ その気持ち

(5年 熊谷 都雲)

◇いじめたら 心の中に あながあく (5年 小川 都規)

◇笑い声 その中に一つ 泣く声が (6年 小川 多貴)

◇いじめてる 見て見ぬふりは 傷つくだけ

(6年 山本実乃里)

◇一人でも いじめをしたら もうおわり(6年 竹下 裕唯)

◇いじめは 見ている人も いじめてる (6年 泉保 琴麻)

 

昨年度から田峯小では人権教育の推進に取り組んでいます。今回は

清嶺小学校の友だちといっしょに人権映画を鑑賞して話合いをしたり

各学年で学習したことをお互いに発表し合ったりして、思いやりの心

をもって生活することの大切さについて考えてきました。いじめや暴

力による痛ましい事件が後を絶たないなか、人権を守ることが子ども

自身の問題として意識できるようにしていきたいと考えています。ど

うか、ご家庭・地域の皆さんにもご協力をいただけますようお願いし

ます。

マラソン大会・授業参観&学校保健委員会

12月12日

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自分の記録更新をめざして一斉にスタートする子どもたち(左;1~3年 右:4~6年)

その1 マラソン大会

保護者会に先立って行った校内マラソン大会。11月の下旬から始まった「耐寒マラソン練習(下校時)」や2回の試走で、子どもたちの意気込みが強く感じられ、先生たちのかけ声も中学校の部活さながらにヒートアップしました。児童会を中心に高学年がしっかりとムード作りをしてくれたおかげです。

さて本番には、PTA会長の泉保さんが応援を兼ねて子ども達の伴走をし、健脚ぶりを披露してくれました。コースのそこかしこで「がんばれ~」と保護者・祖父母の方々の声援を受け、どの子も全力を出し切って完走することができました。

低学年(1000M)・高学年(1500M)の入賞者は以下のとおりです。

1位 (低)熊谷穂澄 (高)熊谷都雲

2位 (低)泉保結海 (高)小川多貴 *6年女子新記録

3位 (低)熊谷ひまり (高)山本実乃里

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今日、マラソン大会がありました。11月26日

から練習を始めて、ついに大会の日が来ました。

天気はくもりでよかったのですが、今までで一番

寒い日になってしまいました。とてもきんちょう

しながらのスタートとなりました。少し出遅れま

したが、前を走る実乃ちゃんを聖子先生が立っている場所の手前の坂

で抜きました。先頭を行く都雲君と差がありました。なので、坂を今

までで一番がんばりましたが、結局抜くことはできませんでした。そ

のとき苦しすぎて泣けてしまいました。でも、6分33秒という新

録を出すことができ、とてもうれしかったです。6年 小川多貴

その2 授業参観

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3,4年理科「豆電球に明かりをつけよう」

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5年算数「見積もりを使って」 6年算数「およその形と大きさ

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1,2年国語「じゃんけんやさんをひらこう」

 

その3 第2回学校保健委員会

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今回は、「すっきりNO!という“こつ”」をテーマにコミュニケーションの上手なとり方について学びました。委員会の子たちが、性格が違う3人のキャラクターに扮して寸劇を行い、自分の意思を伝える場面を演じて見せ、その後、子ども同士で意思の伝え方の“こつ”を練習しました。これは、アサーティブトレーニングという手法の一つです。人と話をする際に、自分がどう感じているのか、何を望んでいるのかを知り、がまんするのではなく、相手を尊重しながら率直に思いを伝えることができるようにするための方法の一つです。

お互いの感情や意見の違いが、マイナスになるのではなくむしろプラスに変えることができるようにしたいと考え、保護者の皆さんにも参観していただきました。子どもたちの生活に役立てて行きたいものです。

2020年10月

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