峯っ子だより 4月号

木の芽がのびるのは やわらかいから

校 長 渡邉俊也

平成25年度、新入児童1名と2年生に転入児童1名を迎え、全校児童13名、職員9名でスタートしました。今年の春は、暖かくなったり霜が降りるほど寒くなったり、また、「春にこんな雨はおかしい。」と驚いてしまうほどの強い風と雨の日もありました。

しかし、やはり日本の春は素敵ですね。桜の花が咲き、穏やかな風が吹き、暖かな陽ざしが教室を明るくしてくれる日が多くあります。日本の春の一番素敵な「時」を味わいながら、子ども達は新しい学年で、はりきって生活しています。すべてが躍動する「春」という“季節”を、新しい気持ちで過ごすことができる素晴らしさを、大切に思える子ども達であってほしいと思います。

いい天気の日の放課は、運動場を一直線にimage 走る4人の子どもの足音が聞こえてきます。彼等は、ウサギ小屋の横の遊具と駐車場の横にあるブランコが大好きです。走りながら何かを叫びながら、そして、遊具で遊ぶ時も大きな声で話したり叫んだりしています。しばらくすると、相談がまとまったのか運動場をこれまた大きな声をあげながら走り回っています。(彼らなりにルールがあるようなのですが、見ているものには・・・・です)校長室から見ていると本当に楽しそうです。暖かな日差しにつつまれた運動場で、エネルギッシュな子ども達の遊ぶ姿は、私を元気にしてくれます。

その彼らとは、低学年の4人の子どもたちです。新顔2人を加えた4人なのですが、ずっと前から友達のように遊んでいます。子ども達の心のやわらかさには、本当に驚かされます。これもまた、見習わなくてはと思ってしまします。

あいだみつおさんの言葉に、こんなものもあります。

木の芽がのびるのは やわらかいから

去年もこの言葉を載せましたが、今年の1・2年生の子どもたちを見ていてつくづく思います。子どもの心と体は、まさにこの言葉の通りです。

1・2年生の学級目標は、「ぼうけん」だそうです。毎日のその時その時を元気に冒険していく4人の心を表しています。その4人に負けないのが、3・4年生の3人です。学級目標は、「太陽」。少ない人数ですが、他の学級の子どもたちに負けない力があると思います。その子たちが太陽となって、田峯小全体を明るく照らしてくれるでしょう。楽しみです。そして、5・6年生の学級目標は、「6人7脚」。7人のぐんぐん伸びる力が合わさって田峯小学校を元気いっぱいにしてくれることを期待します。

私たちは、子ども達の伸びようとする力を大切にすると共に、自分自身も、「やわらかさ」を持てるように心掛けたいと思います。

田峯小学校は、地域の方々に見守られながら毎日を過ごしています。そのやさしさは、他の地域にはない「温かさ」があります。今年1年田峯小学校を見守りいただくとともにご支援ご指導をお願いいたします。

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1、2年学級

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★毎朝、職員室の窓越しにあいさつを交わすのが日課になっています。「おはようございます!」の明るい声と、ついでにかくれんぼをまでするちゃめっ気に元気をもらっています。(担任;後藤聖子)

3、4年学級

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★3人とも働くことが大好きで本当に感心します。身近なことからテレビ番組まで話題に事欠かないおしゃべりについつい乗せられています。(担任;稲垣博已)

5、6年学級

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★高学年として学校を背負って立とうとする言動が随所に見られ、担任といてもおちおちしていられません。頼られる高学年をめざして一緒に頑張っていきたいと思います。(担任:村松健太)

2020年10月

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