PTA活動にご協力を
父母教師会会長 竹下 裕也
日頃、PTA活動に対しまして、みなさまのご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、今年度PTA会長をさせていただくことになりました。このような大任を仰せつかったのは初めてのことですので、あらためてその責任の重さを感じております。学校と家庭をつなぐ架け橋として、どこまでできるかという不安はございますが精一杯努める所存ですので、よろしくお願いいたします。
昨今の子供達を取り巻く環境はといえば、さまざまな情報が本当に簡単に手に入る便利さにあふれている反面、有害な情報もすぐに入手できるという複雑な状況になってきております。
小学生の子供を持つ親としましては、心身ともにすこやかに育ってほしいというのが、共通の願いだと思います。
そうした思いのもと、保護者のみなさま、地域のみなさまのお知恵を拝借し、ご協力を仰ぎながら一歩ずつ活動してまいりたいと考えております。
ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
ところで、今年度も学校や地域の行事が数多くありますが、とりわけ本年度は、田峯小学校を会場にして清嶺地区合同運動会が開催されます。ぜひ多くの地域の皆様に参加して頂ければと思います。
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子どもの自立
原田 節子
当たり前のことですが、子どもの自立は子育ての大きな目標です。自分で考え判断し、行動することが自立の一つと捉えています。恥ずかしながら親の育て方が悪くなかなか自立できない我が家の三男・広大もいよいよ6年生となり、いろいろな場で自立に向けて訓練せざるを得ない状況に置かれています。
4月のある日のこと。仕事から帰って来た私をつかまえてこう言いました。
「お母さん、僕がテニスのキャプテンになっちゃった。誰がやるか決める前に村松先生が、今年のキャプテンはおまけ付きですって言って。それがね、指導会の選手宣誓をやるんだって。先生、決まってから言うんだよ。最悪!!」
どうやら“おまけ”につられ、本人が望んでキャプテンになったわけではなかったようです。今までどこかの学校の6年生がやってるのを見ていただけで、自分には関係ないと思っていた選手宣誓をやらなければならなくなり・・・私を待ちかまえていたわけです。動揺している様子であれこれ口にしていましたが、これはいい機会だと思った私は、
「決まったんだからやるしかないと思うけど、どうしたらいいか自分でよく考えてみたら?」
と伝えました。その後は何も言わなかったので、何とか解決したのだろうと思っていましたが、十日ほど経った頃のことです。
広大「キャプテンはほんと大変。練習のあとボールを探してくださいって言ってもやってくれん子がたくさんいるし・・・」
私 「そう、大変だねェ。広大はどうしたらみんなが探してくれると思
う?」
広大「わからん。もう、大きな声で怒鳴るしかない!」
私 「ふーん。じゃあ、お母さんも怒鳴ったら広大は言うこと聞く
の?」
広大「絶対聞かん!!」(即答です)
私 「じゃあどうしたらいいかもう一度自分でよく考えて、いいと思う
をしているね。がんばって!」
立場が変わると見方・感じ方が変わる。軽い気持ちでキャプテンになったとはいえ、本当にいい勉強をさせてもらっています。その後、何も言ってこなくなったのでどう解決したかは定かではありませんが、つついて聞いてみたところ、少し大きな声で言うようにしたら聞いてくれるようになったとのこと。今のところ何とかなっているようです。広大なりに悩み、考え、解決しようとした(大げさかな)ことにちょっぴり成長を感じています。少しは自立してきたのでしょうか・・・?
日々の忙しい生活に流され、自分で考えさせるという子どもの自立のチャンスを逃してしまっている自分を反省しています。6年生という最高学年、自立のチャンスがいっぱいです。チャンスを生かせるよう、親として子どもを支援していきたいと思います。